神通川の河川敷で、何かチョウがいないか見回しましたが、数匹のヒメウラナミジャノメが飛んでいるだけでした。ヒメウラナミジャノメは、草原や林の縁などでごくふつうに見られるチョウです。ピョンピョンと跳ねるような独特の飛び方で、ヒメジョオンなどの花をよく訪れますが、この日は花にとまってくれませんでした。
《ヒメウラナミジャノメ 2012/05/20》
神通川の河川敷で、何かチョウがいないか見回しましたが、数匹のヒメウラナミジャノメが飛んでいるだけでした。ヒメウラナミジャノメは、草原や林の縁などでごくふつうに見られるチョウです。ピョンピョンと跳ねるような独特の飛び方で、ヒメジョオンなどの花をよく訪れますが、この日は花にとまってくれませんでした。
《ヒメウラナミジャノメ 2012/05/20》
河川敷の消波ブロックの下側に、コカマキリの卵鞘が産み付けられていました。カマキリ類の産卵場所や卵鞘の形は、種類によってそれぞれ違っています。
コカマキリの卵鞘は、地表の石や倒木の裏側や樹幹の低い位置に見られ(『カマキリのすべて』)、紡錘を半分に切ったような形をしています。
《消波ブロックに産み付けられたコカマキリの卵鞘 2012/05/20》
《消波ブロックに産み付けられたコカマキリの卵鞘 2012/05/20》
家族旅行で乗鞍高原に行きました。ミズバショウがちょうど花盛りでした。
日帰り温泉も楽しみましたが、烏の行水の私は時間を持て余し、駐車場の前の林を散歩。芽吹き前の明るい林の中に転がっていたシラカバ?の倒木を壊すと、オサムシが3頭越冬していました。倒木は腐朽が進み、素手で壊せるほどで、絞れば水が滲み出る感じでした。
オサムシの同定はできないので、富山県昆虫同好会のNさんにお願いしました。ホソアカガネオサムシとのことでした。
ホソアカガネオサムシは、「琵琶湖博物館電子図鑑」によると、分布は本州中部以北で、ブナ帯や高標高地の樹林などに見られるオサムシだそうです。
《ホソアカガネオサムシ 2012/05/13》
《倒木の中で越冬中のホソアカガネオサムシ 2012/05/13》
《倒木の中で越冬中のホソアカガネオサムシ 2012/05/13》
河川敷に設置されている消波ブロックには、いろいろな生き物が見られるので、何がいるのか探して歩くのが楽しみです。自然の河原の岩礫と同じような環境なのでしょう。今回の散策では、巣作り中のフタモンアシナガバチ、ジャコウアゲハが羽化したあとの蛹、シマヘビ、カタツムリの仲間、クモの仲間などが見られました。
なかでもフタモンアシナガバチの巣は、消波ブロックのあちこちで見かけます。フタモンアシナガバチは、ふつうに見られる小型のアシナガバチで、腹部に黄色の斑紋が二つあります。
《フタモンアシナガバチ 2012/05/20》
《フタモンアシナガバチ 2012/05/20》
《フタモンアシナガバチ 2012/05/20》
昨日の朝、シジュウカラが巣立ちしました。雛の数は正確にはわかりませんが、少なくとも5~6羽はいたようです。上手に飛んでいくものから、巣箱の下に飛び降りるように落ちるものまで、それぞれの発育状況も違ったようですが、1時間以上かけて全員無事に巣立ちました。
賑やかだった巣箱が空き家となり、もう鳴き声が聞こえてこなくなりました。毎日巣立ちを楽しみに見ていたので、少し寂しくなりました。
《最後の雛の巣立ち 2012/05/24》
《シジュウカラの巣立ち雛 2012/05/24》
《シジュウカラの巣立ち雛 2012/05/24》
ヤマボウシにかけた巣箱で営巣しているシジュウカラは、日に日に大きくなり、巣箱からのりだして餌をねだるようになりました。大きさも親鳥ほどになり、巣立ちも間近なような気がします。
想像ですが、餌やりは、ヘルパーを含めて3羽で行っているようです。
昨日、スズメが1羽、巣箱に入り大騒ぎになりましたが、親鳥に追い出されました。巣立ちまでには、いろいろあるようです。
《餌をねだるシジュウカラのヒナ 2012/05/23》
《餌を運ぶシジュウカラ 2012/05/23》
《餌をやるシジュウカラ 2012/05/23》
久しぶりに神通川河川敷を歩きました。イタドリの葉に、オジロアシナガゾウムシがとまっていました。オジロアシナガゾウムシは、成虫・幼虫ともにクズの葉や茎を食べるようです。
《オジロアシナガゾウムシ 2012/05/20》
《オジロアシナガゾウムシ 2012/05/20》
早朝、庭のチャイブの花にヤマトシジミがとまっていました。さわっても動かないのでないので、眠っているのかなと思います(気温が低いので動けないのかも知れません)。『原色日本昆虫図鑑Ⅲチョウ編』によると、シジミチョウ科の睡眠姿勢は、「葉かげにかくれず、触覚をつき出している姿勢が、…普通のものであろう」とされています。
《睡眠中?のヤマトシジミ 2012/05/18》
庭のヤマボウシの幹にかけた巣箱で、シジュウカラが営巣しています。雛の食欲は旺盛で、親鳥は懸命に餌を運んでいます。
《餌を運ぶシジュウカラ 2012/05/17》
《巣箱に入るシジュウカラ 2012/05/17》
《雛の糞を運び出すシジュウカラ 2012/05/17》