動物の足跡を観察するには、アスファルトなどに薄く雪が積もった朝が最適です。町中で野生の哺乳動物の足跡を見かけることは稀ですが、飼いイヌや飼いネコの足跡はよく見かけます。
イヌの足跡は、前足、後足ともに4指で、はっきりとした爪跡が残ります。山野では、同じイヌ科のタヌキやキツネの足跡とよく似ているので注意が必要です。見分けるためには歩行のパターンも重要で、キツネの並足では後足が前足と重なり足跡は一直線に近くなります。
ネコもよく似た足跡を残しますが、ふつうは爪を引っ込めているので、爪跡は残りません。
《イヌの足跡 2012/02/29》
《イヌの歩行パターン 2012/02/29》