下草を刈られた明るいコナラ林の縁に、擬木の丸テーブルと椅子が置かれています。私の気に入りの場所で、ときどき、ここに座って(気配を消して)ボーっと林を眺めています。
これまで気づかなかったのですが、このテーブルの下、雨水のかかりにくい所に、蟻地獄がいくつもありました。試しに一番大きな蟻地獄の底を掬ってみると、ウスバカゲロウの仲間の幼虫がでてきました。幼虫で越冬しているようです。
ウスバカゲロウの仲間(ウスバカゲロウ科の昆虫)は日本に17種類、そのすべての幼虫が蟻地獄を作るわけではないようです。機会があれば、成虫で種名を確かめたいと思います。
《擬木テーブルの下の蟻地獄 2019/04/23》
《擬木テーブルの下の蟻地獄 2019/04/23》
《掘り出したウスバカゲロウの仲間の幼虫(背側) 2019/04/23》
《掘り出したウスバカゲロウの仲間の幼虫(腹側) 2019/04/23》