やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ウスバカゲロウの仲間(幼虫)(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2019-04-30 06:16:30 | 昆虫類

下草を刈られた明るいコナラ林の縁に、擬木の丸テーブルと椅子が置かれています。私の気に入りの場所で、ときどき、ここに座って(気配を消して)ボーっと林を眺めています。

これまで気づかなかったのですが、このテーブルの下、雨水のかかりにくい所に、蟻地獄がいくつもありました。試しに一番大きな蟻地獄の底を掬ってみると、ウスバカゲロウの仲間の幼虫がでてきました。幼虫で越冬しているようです。

ウスバカゲロウの仲間(ウスバカゲロウ科の昆虫)は日本に17種類、そのすべての幼虫が蟻地獄を作るわけではないようです。機会があれば、成虫で種名を確かめたいと思います。 


《擬木テーブルの下の蟻地獄 2019/04/23》 


《擬木テーブルの下の蟻地獄 2019/04/23》 


《掘り出したウスバカゲロウの仲間の幼虫(背側) 2019/04/23》 


《掘り出したウスバカゲロウの仲間の幼虫(腹側) 2019/04/23》 

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ヒメホソアシナガバチ(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2019-04-29 12:03:24 | 昆虫類

暖かい春の陽があたるコナラの幹の割れ目に、1頭のホソアシナガバチの仲間がとまっているのに気づきました。帰宅後、写真で確認すると、頭楯に黒い縦斑があるので、ヒメホソアシナガバチだと思います。

しばらくしてから再度割れ目を覗くと、10頭ほどのヒメホソアシナガバチが日光浴をしていました。この割れ目で越冬していたヒメホソアシナガバチの女王バチたちが、活動を始める準備をしているようです。


《ヒメホソアシナガバチ♀が越冬していた(?)コナラの幹の割れ目 2019/04/23》 


《ヒメホソアシナガバチ♀が越冬していた(?)コナラの幹の割れ目 2019/04/23》 


《ヒメホソアシナガバチ♀(頭楯に黒い縦斑があります) 2019/04/23》 


《越冬していた(?)コナラの幹の割れ目からでてきたヒメホソアシナガバチ♀ 2019/04/23》

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カブラヤガ(幼虫)(富山市)

2019-04-28 04:03:18 | 昆虫類

虫は好きですが、丹精して育てている家庭菜園の野菜が食べ荒らされるのは嫌です。

やっと食べごろになってきたラディッシュが一晩でやられてしまいました。頭にきたので(老人は切れやすいのです…)、周りの土を掘り起こすと、丸々と太った芋虫が潜んでいました。先日成虫を見かけたカブラヤガの幼虫(根切虫)ではないかと思います。当然のように、情け容赦なく幼虫は踏みつぶさせてもらいました。

https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/2612dcf9bf79e53201f8587b69053376


《食害されたラディッシュ 2019/04/26》 


《食害されたラディッシュと潜んでいたカブラヤガの幼虫(根切虫) 2019/04/26》 


《ラディッシュを食害していたカブラヤガの幼虫(根切虫) 2019/04/26》 


《食害されたラディッシュ 2019/04/26》 


《食害されたラディッシュと潜んでいたカブラヤガの幼虫(根切虫) 2019/04/26》

※ 昨日(2019/04/27)、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。 

   1 『奇妙で面白い!生き物たちの不思議な世界』(新宅広二監)
   2 『ナチュラルヒストリー』(岩槻邦男著)
   3 『もう一度解いてみる入試数学』(鈴木伸介著)
   4 『孤独のすすめ』(五木寛之著)
   5 『とらわれない』(五木寛之著)
   6 『百寺巡礼(京都Ⅰ)』(五木寛之著)
   7 『向田邦子全集新版②』(向田邦子著)

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ムネアカフトジョウカイ?(富山市)

2019-04-27 06:38:45 | 昆虫類

家の壁に、1㎝くらい、黒っぽくて前胸背板が赤いカミキリムシのような虫がとまっていました。写した写真をもとに手近にある図鑑などを見ましたが、よくわかりません。アカムネハナカミキリ?、ムネアカクロハナカミキリ?、ホタルカミキリ?、どれも雰囲気が違います。カミキリムシではないような気もします。

富山県昆虫同好会のNさんにメールで尋ねたところ、「写真の虫はカミキリムシではなくジョウカイボンです。見た目図鑑によって少し印象が違うのですが、前胸部の幅の広い特徴から、断定はできませんがムネアカフトジョウカイだと思います。」との返事をいただきました。

いまだにカミキリムシとジョウカイボンとの区別ができないので、恥ずかしくなります。でも、おかげで(?)この世は私にとっての新種にあふれているので、頻繁に新種に出会える愉しみもあります。

同定能力が上がらない理由はわかっています。①標本を作らないこと、②天賦の才がないこと、③図鑑などで何度もきちんと調べないこと(40年以上前の高校時代、昆虫や植物に詳しい友にその極意を尋ねると「いつも図鑑を眺めていて、寝るときは枕にしている」という返事でした)などです。言い訳になりますが…。


《壁にとまっていたムネアカフトジョウカイ? 2019/04/23》


《壁にとまっていたムネアカフトジョウカイ? 2019/04/23》

※ 世間は今日から「10連休」と騒がしいのですが、こちらは毎年「365連休」、死ぬまで「毎日が日曜日」の身。ふだんの平日、静かに楽しんでいる公園や我がフィールドに土日でもないのに人があふれ、ゆっくり自然と向き合えないではないかと身勝手な小反発。ヒトは自分本位の動物です…。 

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ニホンザル(糞)(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2019-04-26 03:19:32 | 哺乳類

猿倉山頂下駐車場に近い車道の側溝の傍に、かなり大きな獣類の糞が落ちていました。数日前、この付近で1頭の離れザルを見かけているのでニホンザルの糞ではないかと思います。

『哺乳類のフィールドサイン観察ガイド』によると、ニホンザルの糞は、基本的にはいくつかの節に分かれた「モスラの幼虫」形です。季節や食べ物によって色や形にバリエーションがあり、冬季は冬芽や樹皮を多く食べていて糞は茶色っぽく三角のおむすびを並べた形、春夏に新芽や若葉を食べると緑色で軟らかく節目がわかりにくいソーセージ状です。

今回見かけた糞は、樹皮などの繊維が多い茶色っぽい円筒形が連なったものでした。


《車道側溝の傍で見かけたニホンザルの糞 2019/04/23》 


《車道側溝の傍で見かけたニホンザルの糞 2019/04/23》


《1頭だけで行動していた離れザル 2019/04/20》 

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センチコガネ(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2019-04-25 04:23:09 | 昆虫類

暖かくなったとはいえ、まだ活動する昆虫が少ない雑木林の明るい林床を、センチコガネが歩いていました。

よく似たオオセンチコガネとは、頭楯の形(センチコガネ:半円形で突出しない、オオセンチコガネ:突出する)で見分けられるようです(『ポケット図鑑日本の昆虫1400②』参照)。

センチコガネはよく見かけますが、オオセンチコガネに出会ったことはありません。


雑木林の明るい林床を歩くセンチコガネ 2019/04/23》


雑木林の明るい林床を歩くセンチコガネ 2019/04/23》 


雑木林の明るい林床を歩くセンチコガネ(半円形で突出しない頭楯) 2019/04/23》 

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テングチョウ(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2019-04-24 03:41:36 | 昆虫類

汗ばむくらいの春の陽を浴びて枯れた芝生の上で翅を広げていたテングチョウが、そばにある新芽を広げ始めたばかりのエノキの枝にとまりました。

テングチョウは、成虫で越冬し、春、エノキの新芽に産卵します。


《エノキの枝にとまるテングチョウ 2019/04/23》


《エノキの枝にとまるテングチョウ 2019/04/23》

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スギタニルリシジミ?(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2019-04-22 18:32:56 | 昆虫類

スギタニルリシジミとルリシジミとが、いつまでたってもなかなか区別できません。キイチゴ類の花にきていたシジミチョウは、翅の裏が薄い灰色で、雰囲気からするとスギタニルリシジミではないかなと思います。

このあたりではルリシジミはふつうに見かけますが、ミズキの若葉に産卵していたスギタニルリシジミも見かけています。


キイチゴ類の花の蜜を吸うスギタニルリシジミ? 2019/04/20》


キイチゴ類の花の蜜を吸うスギタニルリシジミ? 2019/04/20》 

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カブラヤガ(富山市)

2019-04-21 04:43:50 | 昆虫類

夕方、出かけようとして通用口のドアに薄茶色のガ(蛾)がとまっているのに気づきました。朝から何度も出入りしているところなので、ちょっと前にとまったのではないかと思います。そのままの状態で写真に撮ってから、持っていた鍵で下に落としてまた撮りました(素手で蛾に触るのは苦手なのです…)。コンクリートの上に落ちたまま動きそうもないので、帰ってからもう少し詳しく見てみようと、そのままにして出かけました。しかし、1時間ほどして帰ったとき、その蛾はそのあたりにもういませんでした。

手近にある小さな図鑑では見当がつかなかったので、いつものようにウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』を開きました。心当たりのいくつかの仲間の写真をと見比べて、それらしき蛾、カブラヤガにたどりつきました。

カブラヤガは、ヤガ科モンヤガ亜科のガで、幼虫の別名はネキリムシ(根切り虫)。幼虫はさまざまな植物を食草とし、農作物を食べるため、重要害虫とされています。1齢幼虫は若葉を食べますが、中齢幼虫以降は昼間は土中に潜り、夜になると植物の根元を齧るため、農作物には深刻な被害をあたえます。(ウェブサイト『むしナビ/カブラヤガ』2019/04/20参照)

我が家の家庭菜園でもとんでもない悪さをしているカブラヤガとわかったので、今度からは見かけたら(写真を撮ってから)その場で処分することにします。


《通用口のドアにとまっていたカブラヤガ 2019/04/21》


《通用口のドアにとまっていたカブラヤガ 2019/04/21》


《カブラヤガ 2019/04/21》 

※ 昨日(2019/04/21)、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。 

   1 『京都ミュージアム探訪』(京都新聞出版センター編)
   2 『にっぽん究極の絶景を巡る旅2018』
   3 『くつろぎのナチュラルガーデン』(主婦の友社編)
   4 『一年中美しい手間いらずの小さな庭づくり』(天野麻理絵著)
 

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ヤマアカガエル?(幼生)(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-20 06:05:19 | 両生類

谷筋に設けられた小さな池で、カエルの幼生(おたまじゃくし)が群れていました。10年ほど前、この池で2月に産卵にやってきたヤマアカガエルを見かけているので、この幼生もたぶんヤマアカガエルの幼生ではないかと思います。また、よく似たニホンアカガエルの幼生の腹部背面に1対の黒い点状斑紋があるのに対して、ヤマアカガエルの幼生にはそのような斑紋が ないようです(写真の幼生には黒い斑紋がないように見えます)。


《スイレンの葉に群れるヤマアカガエル?の幼生 2019/04/16》 


《スイレンの葉に群れるヤマアカガエル?の幼生 2019/04/16》 


《スイレンの葉に群れるヤマアカガエル?の幼生 2019/04/16》 

※ 2010年の写真です。 


《池のそばで♀に抱きつくヤマアカガエル♂ 2010/02/26》 


《池に産まれたヤマアカガエルの卵塊 2010/02/26》  

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トカゲ(幼体)(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-19 07:46:49 | 爬虫類

林道のそばに根返り古い切株があったので、オサムシでも越冬していないかと、杖替わりに使っている一脚の先で土を崩していると、オサムシは出てこないで青光りする小さなトカゲが出てきました。素早く動き出したので、土の中で越冬していたのかどうかはわかりません。

日本のトカゲは、従来単一の種として扱われてきましたが、分子系統解析などの手法により、本州西部(近畿)から大隅諸島にかけての西日本に分布するニホントカゲ、東日本やロシア極東に分布する姉妹種ヒガシニホントカゲ、伊豆半島から伊豆諸島にかけて分布する近縁のオカダトカゲの3種に分けられるようになったようです。ただし、これら3種は相互に外見では見分けがつかないようです。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ニホントカゲ』2019/04/19参照)

そうすると、富山県のトカゲはヒガシニホントカゲということになりますが、どうでしょうか。「種(species)」とはいったい何なんでしょうか?ニホントカゲとヒガシニホントカゲが出会うと、どうなるのでしょうか?

幼体は、尾が青く、体色が黒や暗褐色で、5本の明色の縦縞が入ります(同上参照)。


《トカゲの幼体が潜んでいた土 2019/04/16》 


《土の中に潜んでいたトカゲの幼体 2019/04/16》 


土の中に潜んでいたトカゲの幼体(尾が青い) 2019/04/16》 

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シロトゲエダシャク?(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-18 08:07:13 | 昆虫類

生きものウオッチャーにとって、歩道や車道に沿って設けられた柵は見逃せない(ついつい目が向く)ポイントです。頼成の森の花しょうぶ園の上部、車道に沿って設けられた擬木柵を横目で見ながら歩いていると、薄茶色の小さな蛾がとまっていました。

蛾は苦手な昆虫なので、今まではできるだけ避けてきました。似たような種類も多くて、「ガ(蛾)」で終わりでした。最近、名前を調べてみようという気に少しなってきています。今回の蛾も、目立った特徴がない色模様の小さいガで、苦戦しそうです。

見当がつかないので、とりあえずいつものようにウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』を開きます。合計80科、6021種 、画像は成虫4112種、幼虫672種のガ(蛾)が掲載されています。シャクガあたりではないかと思いますが、シャクガ科だけでも905種、成虫の画像は699枚もあります。そこで、亜科一覧で9の亜科からまずエダシャク亜科を選びました。この亜科でも339種、成虫296画像もあります。何事も勉強と暇にまかせて順番に一枚づつ写した写真と比べていきます。そしてなんとかたどりついたのが、シロトゲエダシャクです。♂の前翅長は20~23.5㎝、♀の体長は11~16㎝(前翅長2~3㎝で飛べません)、成虫の出現月は2下旬~3月中旬、山地では4月中旬から5月上旬でした。しかし絵合わせで同定に自信はないので、?付きです。

ウェブサイト『日本産フユシャク類WEB図鑑/シロトゲエダシャク』(2019/04/18)には、シロトゲエダシャクについて次のように説明されていました。「北海道から九州に至る本土域に普通。成虫は平地では2月から3月上旬に、山地では4月から5月にかけて出現する。配偶行動は比較的遅く、23時頃から2時頃にかけて見られる。食草も多数報告があり、平地にも山地にも産し、クヌギやコナラなどのある雑木林で見る事ができる。雄の翅は一様に白く、内横線、中横線、外横線は外縁と内縁で濃くなり、中央では薄い。雌は腹部下半分が白く、やや緑がかった黄褐色の、縮小した翅を持つ。同定は困難ではない。」

フユシャクなら、♀も探すのだったと後から思いましたが、後の祭りでした。


《擬木柵にとまっていたシロトゲエダシャク? 2019/04/16》


《擬木柵にとまっていたシロトゲエダシャク? 2019/04/16》

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クロサンショウウオ(卵嚢)(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-17 06:22:58 | 両生類

ブログネタがなくなり、天気もよかったので、久しぶりに頼成の森を訪れました。

この時期確実にクロサンショウウオの卵嚢が間近に見られるだろうと向かった小池は、環境が変わったのか、卵嚢は見られませんでした。

次に向かった本命のトンボ池は、水量こそ少なかったものの、クロサンショウウオの卵嚢がいくつも産み付けられていました。

クロサンショウウオは池沼などの止水に、卵嚢を1対産みます。クロサンショウウオの卵嚢は、透明な層と白い層に包まれ、アケビの果実のような形で20~80個の卵を収めています。白色不透明で、全体が透明なほかの多くのサンショウウオ類のものと外見が異なります。先端は柄のようになり、この部分を水草や枝等に付着させます(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/クロサンショウウオ』(2019/04/17)参照)。

図書館から借りてきて現在読んでいる『石川県能登宝達山のサンショウウオ物語』(秋田喜廣著)によると、「繁殖期の早い時期に現れた大きなメスほど岸寄りの水深が浅く、水面からも浅い位置に産卵…このような場所は…水面の温度上昇は顕著である…遅れて産卵されたものより孵化は早い。遅く現れたメスは、早く現れたメスとは反対に、水深が深く水面からも深い位置に産卵…春も盛りの頃に孵化…その頃は…溜まり水の水位は急速に低下…浅い場所に産卵すれば、水位の低下から卵嚢は干上がってしまう…」そうです。


《クロサンショウウオの卵嚢が見られるトンボ池 2019/04/16》 


《クロサンショウウオの卵嚢 2019/04/16》 


《クロサンショウウオの卵嚢 2019/04/16》


《クロサンショウウオの卵嚢 2019/04/16》


《クロサンショウウオの卵嚢 2019/04/16》  

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ヒシバッタの仲間(富山市太田南町)

2019-04-15 08:11:44 | 昆虫類

2019/04/12のブログで紹介した刀尾神社の参道の隣には、高野山真言宗の刀尾寺の塀があります。こういう塀にはよく虫などがとまっているので、何かいないかとついつい目が向いてしまいます。

この日の塀には、ヒシバッタの仲間とガガンボの仲間がとまっていました。 

ヒシバッタの仲間(ヒシバッタ科)は小型のバッタで、前翅は小さく、前胸が後へ伸びて腹部の背面を覆っています。よく似た種が多いので、種名はわかりません。

ヒシバッタの仲間は、幼虫あるいは成虫で越冬するようです。


《寺の塀にとまっていたいたヒシバッタの仲間 2019/04/12》

※ 北日本新聞のコラム『天地人』に紹介されていた画家堀文子の言葉だという「群れない、…、頼らない」。うろ覚えでハッキリしませんが、心に沁みました。そこで、いつものとおり、富山市立図書館の蔵書検索で著者名堀文子をの本を探し、いくつかの本を少しづつ借りてきては読んで(見て)います。先日借りた『ひとりで生きるー堀文子の言葉ー』の中にこの言葉がありました。「群れない、慣れない、頼らない。これが私のモットーです。」
  信条としては私にピッタリの言葉ですが、優柔不断な私にはなかなか実行できそうもありません。とりあえずは、実行しても大きな実害の出ないところから…。そうこうしているうちに、人生に終止符がうたれそうです。 

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カモシカ(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2019-04-14 04:25:18 | 哺乳類

穏やかな晴れという予報だったので、一週間ほど前に訪れた猿倉山を再度訪れました。いくつか期待する虫がいたのですが、今回は空振りでした。

駐車場に車をとめ、目的地(といっても歩いて数分)に向かっていると、何かの気配を感じます。数十メートル離れたところにカモシカがいて、じっとこちらを見ていたのです。少しづつ近づいて行ったのですが、2~30メートルのところでいきなり身を翻して山腹を駆け上っていってしまいました。

帰宅して写真を見てみると、カモシカの口に何かが着いています。ピンク色で、どうやらカタクリの蕾をここで食べていたようです。別の場所ですが、カモシカに食べられたようなカタクリやヒメアオキがありました。


《数十メートル離れてこちらを注視しているカモシカ 2019/04/13》 


《数十メートル離れてこちらを注視しているカモシカ(足元にはカタクリが群生) 2019/04/13》 


《カタクリの蕾らしきものを咥えているカモシカ 2019/04/13》 


《カモシカ?がカタクリの花と葉を食べた痕 2019/04/13》 


《カモシカ?がヒメアオキの葉を食べた痕(だいぶ以前のもの) 2019/04/13》   

※ 昨日(2019/04/13)、図書館で借りた本です(妻の本も含まれています)。 

   1 『ツバメのくらし写真百科』(大田真也著)
   2 『にっぽんスズメしぐさ』(中野さとる・写真)
   3 『ベニシアの庭づくり』(ベニシア・スタンリー・スミス著)
   4 『ひとりで生きるー堀文子の言葉ー』(堀文子著)
   5 『日日是好日』(森下典子著)
   6 『こいしいたべもの』(森下典子著)
   7 『なぞときー捕物時代小説傑作選ー』(細谷正充著)
   8 『ツバキ文具店』(小川糸著) 

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