午前中に2時間ほどかけて、北陸自動車道沿いに常願寺川までポタリング。途中、地鉄・上滝線と立体交差する県道のアンダーパス擁壁防護フェンスの上を、ヒロヘリアオイラガの終齢幼虫が動き回っていました(遠景を取り入れようと写した最初の写真は、ピント外れでした)。
ヒロヘリアオイラガの幼虫は、2齢ごろまで集団で生活。若い幼虫は黄色くて棘が黒色、成長すると緑色になり、棘も(黄色っぽい)緑色で一部がオレンジ色になります。
幼虫にある棘(毒針毛)に触れると強い痛みを感じ、アレルギー反応による皮膚炎を起こします。
ヒロヘリアオイラガは、日本では本州中部以南に分布する外来種です。
(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ヒロヘリアオイラガ』2021/11/23参照)
《防護フェンスのパイプの上を動き回るヒロヘリアオイラガの終齢幼虫 2021/11/13》
《防護フェンスのパイプの上を動き回るヒロヘリアオイラガの終齢幼虫 2021/11/13》
《防護フェンスのパイプの上を動き回るヒロヘリアオイラガの終齢幼虫 2021/11/13》
※ いつも犬と散歩する水田の中の農道の周りには、稲刈りが済んだ田に、二番穂が出ている風景が広がっています。落穂でもないし、このような二番穂を何と呼ぶのかと思って、「稲刈り取り後の二番穂」をネット検索。「YAHOO!知恵袋」には、その回答が出ていました。「稲刈りの後、残された株から生えてくる『ひこばえ』を『ひつぢ(ひつじ、穭)』、それが一面に出たさまをさして『ひつぢだ(穭田)』、ひつぢの穂を『ひつぢほ(穭穂)』といっていました。短歌や俳句の世界ではいまでも使われてますね。」
知りませんでした。一つ勉強になりました。なかなか憶えられないので、妻と犬の散歩のとき、「あれは何」と互いに質問し合っています。果たして、何回答えればこの言葉を憶えられるでしょうか?
『ひつぢ田の案山子もあちらこちらむき』 蕪村
『ひつぢ田や青みにうつる薄氷』 一茶
《広がるひつぢだ(穭田) 2021/11/13》
《ひつぢほ(穭穂) 2021/11/13》
訂正 2021/11/25 『ひつぢだ(穭田)』について、「知りませんでした」と書きましたが、実は2020/11/21のこのブログで、あたかも以前から知っていたようなことを紹介していました。たまたま見返した昨年の秋のブログで『ひつぢだ(穭田)』を紹介していたことに気づき、愕然。このことをすっかり忘れていました。お詫びいたします。
若いときから、同じ本を二度買ったことが何度かあり、健忘症のきらいはありました。ブログ記事の目録をまとめておけばよいのですが、2011年5月から始めたこのブログ、2,187件あり、目録づくりは何度か挫折しています。
ほかにも自分が気づかない誤りは多々あると思います。ご指摘いただければさいわいです。