やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

シロテンハナムグリ(富山市小杉)

2021-11-30 18:24:18 | 昆虫類

地鉄・上滝線と立体交差する県道のアンダーパスのコンクリート擁壁に、シロテンハナムグリとまっていました。

シロテンハナムグリは、大型のハナムグリの仲間です。よく似たシラホシハナムグリとは、頭の形(明瞭に凹む)、会合部中央付近の白色点の形(二つか、白色点群になる)で見分けられます(『日本の昆虫1400②』参照)。


《アンダーパスのコンクリート擁壁にとまっていたシロテンハナムグリ 2021/10/26》


《シロテンハナムグリ(頭が明瞭に凹み、会合部中央付近の白色点が点群になっている) 2021/10/26》

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オオネグロウスベニナミシャク?(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2021-11-29 19:30:23 | 昆虫類

猿倉山森林公園のキャンプ場に行く前に、近くの寺家公園に立ち寄りました。

トイレの壁の上の方に濃い茶色のシャクガの仲間がとまっていました。天井近くなので望遠で撮りましたが、あまり鮮明ではありません。

ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑V2』のシャクガ科の成虫縮小画像一覧を何度か見ましたが、わかりません。しかたがないので、同サイトの「新・蛾像掲示板」で尋ねたところ、yamasinaさんから「オオネグロウスベニナミシャクかネグロウスベニナミシャクだと思います。」とのご返事。

同サイトによると、オオネグロウスベニナミシャクとネグロウスベニナミシャクの確実な区別は、前翅裏面の外横線の前縁部付近の状態が、オオネグロウスベニナミシャクは黒斑なのに対し、ネグロウスベニナミシャクは帯状だそうです。裏面が見えないので、区別できませんが、成虫出現月がオオネグロが10~11月なのに対しネグロは9~10月だったので、とりあえず(ほんとうはよくないのですが)オオネグロウスベニナミシャクにしておきました。


《トイレの壁にとまっていたオオネグロウスベニナミシャク 2021/11/19》


《トイレの壁にとまっていたオオネグロウスベニナミシャク 2021/11/19》

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アオクサカメムシ(富山市)

2021-11-28 21:41:20 | 昆虫類

冬を迎える準備のため庭のピーマンを抜いて処分しているとき、葉の裏に緑色のカメムシがとまっていました。

ミナミアオカメムシと似ていますが、
① 触角の第3、4、5節に黒色部があること
② 前胸背側角の先端は少し尖ること
から、アオクサカメムシではないかと思います。

(腹部背面を確認していれば、アオクサカメムシは基部2~4節が黒~黒褐色であるのに対して、ミナミアオカメムシでは一様に緑色なので、はっきりと区別できたのですが…。)


《ピーマンの葉の裏にとまっていたアオクサカメムシ 2021/11/28》


《ピーマンの葉の裏にとまっていたアオクサカメムシ 2021/11/28》

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ホタルトビケラ(富山市)

2021-11-27 15:38:24 | 昆虫類

寒気が下りてきて、ときどき霰が降る寒い日、我が家の壁に黒っぽいものがとまっていました。近寄ってみると、ホタルトビケラです。

ホタルトビケラは、エグリトビケラ科の一種。黒い体に前胸部は橙赤色、ホタルのような色合いからホタルトビケラの名がつけられています。幼虫は水生で、砂や小石をミノムシのように体に纏って藻類などを食べ、初夏に上陸して蛹化・羽化、そのまま休眠し、11~12月に新成虫が出現します。(ウェブサイト『虫ナビ/ホタルトビケラ』2021/11/27参照)


《家の壁にとまっていたホタルトビケラ 2021/11/27》


《家の壁にとまっていたホタルトビケラ 2021/11/27》

※ 市立図書館から11月27日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
   1 『くらべてわかる甲虫1062種』(阿部浩志ほか・文写真)
   2 『数学とはどんな学問か?』(津田一郎・著)
   3 『やきものの教科書』(陶工房編集部・編)
   4 『貧困旅行記』(つげ義春・著)

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シオカラトンボ♂(富山市新名)

2021-11-26 18:07:10 | 昆虫類

農道法面の枯草にシオカラトンボの♂がとまっていました。翅がかなり傷んでいます。この日(2021/10/19)以来、このあたりでシオカラトンボは見ていませんが、『富山県のトンボ』によると、シオカラトンボの終見日は、11月14日(射水市[新湊]海竜町)です。

その年の自分の初見日は記録しやすいのですが、終見日はそのときが終見かどうかそのときはわからず、毎日欠かさず記録した結果としてわかることになるので、なかなか面倒です。


《農道法面の枯草にとまっていたシオカラトンボ♂ 2021/10/19》


《農道法面の枯草にとまっていたシオカラトンボ♂ 2021/10/19》

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キジバト(富山市)

2021-11-25 12:31:02 | 鳥類

木枯らしが吹き始めた庭で、冷たい風を避けるように、羽を膨らませた1羽のキジバトが長い間じっと休んでいました。

私の子どものころ、「デーデー ポッポー」と鳴くキジバトは街中では見られず、墓参りに出かけた東山の山麓で趣のあるその鳴き声を聞いた覚えがあります。

我が家の庭にやってくる鳥
   巣作りした鳥  ハクセキレイ
   庭にきた鳥   スズメ、ヒヨドリ、キジバト、セグロセキレイ、モズ
   庭から見える鳥 ハシボソガラス、ツバメ、カワラヒワ、カッコウ

5年ほど前に引っ越すまで住んでいた家では、今より多くの鳥が庭にやってきていました。
   巣作りした鳥  キジバト、シジュウカラ
   庭にきた鳥   スズメ、ヒヨドリ、カケス、セグロセキレイ、ハクセキレイ、モズ、キジ、ヤマガラ、ムクドリ、シロハラ、ウグイス、ジョウビタキ、シメ


《庭で羽を膨らませて休むキジバト 2021/11/11》


《庭で羽を膨らませて休むキジバト 2021/11/11》

※ 『JAFMATE2021/12』巻頭の「幸せって何だろう」は、「ひとりでいい」と題した、お笑いタレント・漫談師・俳優・ベーシスト・YouTuber・…のヒロシさんのエッセイ。
  「"幸せ“と聞いて最初に浮かぶのはやっぱり"自由“って言葉ですね。…僕はなるべく余計な他人とは関わらない。…ただ『ひとりで生きていく』という想いは持っています。…ただ僕が言いたいのは『みんなでいないといけない』という考え方が好きではないんです。…」
  私は、ヒロシさんの生き方に親しみを感じます。

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ヒロヘリアオイラガ(終齢幼虫)(彷徨)(富山市小杉~流杉)

2021-11-24 05:59:10 | 昆虫類

午前中に2時間ほどかけて、北陸自動車道沿いに常願寺川までポタリング。途中、地鉄・上滝線と立体交差する県道のアンダーパス擁壁防護フェンスの上を、ヒロヘリアオイラガの終齢幼虫が動き回っていました(遠景を取り入れようと写した最初の写真は、ピント外れでした)。

ヒロヘリアオイラガの幼虫は、2齢ごろまで集団で生活。若い幼虫は黄色くて棘が黒色、成長すると緑色になり、棘も(黄色っぽい)緑色で一部がオレンジ色になります。
幼虫にある棘(毒針毛)に触れると強い痛みを感じ、アレルギー反応による皮膚炎を起こします
ヒロヘリアオイラガは、日本では本州中部以南に分布する外来種です。
(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ヒロヘリアオイラガ』2021/11/23参照)


《防護フェンスのパイプの上を動き回るヒロヘリアオイラガの終齢幼虫 2021/11/13》


《防護フェンスのパイプの上を動き回るヒロヘリアオイラガの終齢幼虫 2021/11/13》


《防護フェンスのパイプの上を動き回るヒロヘリアオイラガの終齢幼虫 2021/11/13》

※ いつも犬と散歩する水田の中の農道の周りには、稲刈りが済んだ田に、二番穂が出ている風景が広がっています。落穂でもないし、このような二番穂を何と呼ぶのかと思って、「稲刈り取り後の二番穂」をネット検索。「YAHOO!知恵袋」には、その回答が出ていました。「稲刈りの後、残された株から生えてくる『ひこばえ』を『ひつぢ(ひつじ、穭)』、それが一面に出たさまをさして『ひつぢだ(穭田)』、ひつぢの穂を『ひつぢほ(穭穂)』といっていました。短歌や俳句の世界ではいまでも使われてますね。」
  知りませんでした。一つ勉強になりました。なかなか憶えられないので、妻と犬の散歩のとき、「あれは何」と互いに質問し合っています。果たして、何回答えればこの言葉を憶えられるでしょうか?
     『ひつぢ田の案山子もあちらこちらむき』  蕪村
    『ひつぢ田や青みにうつる薄氷』  一茶


《広がるひつぢだ穭田) 2021/11/13》


ひつぢほ穭穂) 2021/11/13》

  訂正 2021/11/25 『ひつぢだ(穭田)』について、「知りませんでした」と書きましたが、実は2020/11/21のこのブログで、あたかも以前から知っていたようなことを紹介していました。たまたま見返した昨年の秋のブログで『ひつぢだ(穭田)』を紹介していたことに気づき、愕然。このことをすっかり忘れていました。お詫びいたします。
  若いときから、同じ本を二度買ったことが何度かあり、健忘症のきらいはありました。ブログ記事の目録をまとめておけばよいのですが、2011年5月から始めたこのブログ、2,187件あり、目録づくりは何度か挫折しています。
  ほかにも自分が気づかない誤りは多々あると思います。ご指摘いただければさいわいです。

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カラスヨトウ(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2021-11-23 10:32:12 | 昆虫類

猿倉山森林公園のキャンプ場に行く前に、近くの寺家公園に立ち寄りました。寺家公園は、モミジの名所です。

一晩中灯りがついていたのではないかと、トイレで用を足すついでにあたりを見回すと、カバエダシャクなど3~4種類の蛾が残っていました。

窓にとまっていたのは、カラスヨトウ。前翅は、その名のとおり紫光沢のある黒ですが、後翅は赤銅色。後翅の赤銅色をいちど見てみたいと思います。


《トイレの窓にとまっていたカラスヨトウ 2021/11/19》


《トイレの窓にとまっていたカラスヨトウ 2021/11/19》

※ 終活のため、とりあえずと写真の整理を進めています(それでも、もう足掛け2年になります)。ところが、整理のはずが、ネガフィルム、アルバムに貼られたプリント、未整理のプリント、スライドフィルム、デジタルデータなど、それもあちこちに散らばっていて、もう収拾がつきません。整理すると物が増えます‼(全部捨てるなら別ですが…)
  少し休もうと横になったベッドのそばをひょいっと見ると、そこにあるダンボール箱(スーパーから宅急便用にもらってきたもの)には、「○○製菓」とあります。あの懐かしいコマーシャル、『あたりまえだのクラッカー』の○○製菓。失礼ながら、あの会社は今でも健在なのか!と感慨しきり。
    1962年から1968年まで、TBS系列で放送されたコメディ番組『てなもんや三度笠』
    (藤田まこと主演、他に白木みのる、財津一郎など)で、「俺がこんなに強いのも、
    あたりまえだのクラッカー!」(藤田まこと)や、「非ッ常にキビシ〜ッ!!」、「許
    して…チョーダイ!!」(財津一郎)などの流行語が生み出されました。
  その下にあるネガアルバムは、勤め始めたころのもの。ハーフサイズのネガや、最初のボーナスで買った「ニコンF2」で写した1970年代初めころのネガなど。懐かしいが、必要なものだけプリントして捨てます。
  居間に戻ると、ついていたテレビから流れていたコマーシャルが、財津一郎さんの「もっと、も~っと、タケモット🎵」。あの中古ピアノの買い取りの○○ピアノのコマーシャルでした。
  余談の余談になりますが、財津一郎(82)さんは、チューリップのボーカルでシンガーソングライターの財津和夫(68)さんとは遠い親戚だそうです。
  以上、ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)』を参考にしました。


《前田製菓のダンボール箱と、1970年代初めころのネガアルバム》


《財津一郎が出ている○○ピアノのテレビコマーシャル》

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クロスジフユエダシャク♂(富山市婦中ふるさと自然公園/富山市[婦中町]新町)

2021-11-22 18:15:36 | 昆虫類

この日を境に気温が低下し、天候も雨の日が続くだろうと予報されていた日曜日の午前中、昼行性のフユシャクを見に、郊外の雑木林に出かけました。

予想したとおり、枯葉が舞い落ちる道路のあちこちで、ヒラヒラ飛ぶ小さく薄茶色の蛾。とまるのを待って写すと、やはりクロスジフユエダシャクです。

フユシャクは、「冬期に出現するシャクガ科の蛾の総称で、主な特徴として♀の翅が退化…して縮小するか完全に欠ける…日本産フユシャク類全35種…。」
クロスジフユエダシャクは、「北海道から本州、四国、九州まで全国的に産する普通種。関東の平地では11月下旬から発生し、年内に終わる。山地では10月下旬くらいから出現する。雄は12月上旬で姿を消すが、雌は1月上旬まで残っている事がある。昼行性で午前から飛び始めるが、晴れてないと飛ばない典型的な昼行性とは違い、曇っていても飛ぶ。交尾は夕方から日没後で行われる。クリ、コナラ、ミズナラ、クヌギ、アベマキ、カシワタ、カオカエデ等の食草の報告がある。」(ウェブサイト『日本産フユシャクWEB図鑑』2021/11/22より)

この日は時間がありませんでしたが、今度機会があれば、じっくり時間をかけて、♀や交尾しているところを見つけたいと思います。


《降り積もった落ち葉の中にとまったクロスジフユエダシャク♂ 2021/11/21》


《降り積もった落ち葉の中にとまったクロスジフユエダシャク♂ 2021/11/21》


《降り積もった落ち葉の中にとまったクロスジフユエダシャク♂ 2021/11/21》


《小枝にとまったクロスジフユエダシャク♂ 2021/11/21》


《落ち葉が舞いクロスジフユエダシャクが飛び交うコナラの雑木林 2021/11/21》

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ミドリハガタヨトウ?(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2021-11-21 20:37:39 | 昆虫類

公園のトイレの入り口の壁に、ゴルゴ線のような黒い縦の筋がやけに目立つ、灰色のヤガの仲間のような蛾がとまっていました。(「李下に冠を正さず」、カメラを持ってトイレに入らないようにと、妻からはたびたび注意されますが…)

私は印象派(一目見た感じで、○○だろうと思ってしまう)なので、蛾に詳しい人がふつうするように、専門用語で細分化された翅の各部位をきちんと比較することは苦手です。(したがって、私がつけた名前はてきとうで信頼度が高くありません。)

灰色でゴルゴ線のような黒い筋がやけに目立つヤガのような蛾を、『蛾の生態標本図鑑』などで見ていくと、エゾシモフリスズメ、クビワシャチホコ、キノカワガ、ハイイロハガタヨトウ、ミドリハガタヨトウ、ネグロヨトウ、ホソバネグロヨトウ、シマケンモンなどたくさんいて迷ってしまいます。それでも、大きさや翅の色、模様、発生時期、場所、幼虫の食餌植物などを比較して絞っていき、ミドリハガタヨトウではないかとの私なりの結論に達しました。翅に緑色がかったところのないことが少し気になりますが…。


《トイレの入り口の壁にとまっていたミドリハガタヨトウ? 2021/11/13》


《トイレの入り口の壁にとまっていたミドリハガタヨトウ? 2021/11/13》

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ミヤマフキバッタの仲間(交尾)(南砺市[利賀村]利賀)

2021-11-20 17:52:22 | 昆虫類

久しぶりに訪れた利賀の食堂で昼食を食べた後、建物の周りを歩いてみました。

陽当たりのよい暖かい場所に、ミヤマフキバッタの仲間が数匹集まっており、交尾しているものもいました。

フキバッタの仲間は、翅が退化し飛べないために個体の移動範囲が狭く、そのため地域毎の分化が進んでいったと考えられています。かっては、北海道に生息する種をフキバッタ(サッポロフキバッタ)、本州以南の種を一括してミヤマフキバッタと大きく分類されていましたが、近年研究が進み、ミヤマフキバッタに一括されていた中にも地域等により形態的差異があることが明らかになってきたことから、細かく分類されるようになりました。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/フキバッタ』2021/11/20参照)


《交尾していたミヤマフキバッタの仲間 2021/11/17》


《交尾していたミヤマフキバッタの仲間 2021/11/17》

※ 市立図書館から11月20日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
   1 『宇宙のはじまり(別冊Newton)』
   2 『有機肥料の話ー今さら聞けないー』(農文協・編)
   3 『大原千鶴のすぐごはんー冷蔵庫にあるものー』(大原千鶴・著)
   4 『かか』(宇佐美りん・著)
   5 『風神雷神(上)』(原田マハ・著)
   6 『人生の苦しさについて』(曽野綾子・著)
   7 『90歳、こんなに長生きするなんて』(曽野綾子・著)
   8 『九十歳わたしの暮らしかた』(曽野綾子・著)

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リンゴドクガ(幼虫)(死骸?)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2021-11-19 18:49:28 | 昆虫類

枯葉が舞う園路の縁に、鮮やかな黄色の毛虫がいました。腹端には赤い毛の束があるリンゴドクガの幼虫です。

アリに襲いかかられるなど様子が変で、死んでいたのかも知れません。


《園路の縁にいたリンゴドクガの幼虫(死骸?)》


《園路の縁にいたリンゴドクガの幼虫(死骸?)》

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ルリタテハ(終齢幼虫)(富山市)

2021-11-18 17:46:44 | 昆虫類

狭い庭ですが、晴れ間をみて少しずつ冬の準備をしています。

今年は長い間花を楽しませてくれたホトトギスも、1週間ほど前に地上部を刈り取って処分しました。ところが、先日、刈り残されて緑葉が少し残っていたホトトギスに、ルリタテハの終齢幼虫がいるのに気づきました。葉には食痕がついています。

ルリタテハは、関東~中部地方の低地では秋型が9~10月に羽化し、成虫で越冬します。庭で見かけたルリタテハの終齢幼虫は、これから蛹化して冬前に羽化できるのでしょうか。できる限り観察していきたいと思います。


《ホトトギスの葉についていたルリタテハの終齢幼虫 2021/11/17》


《ホトトギスの葉についていたルリタテハの終齢幼虫 2021/11/17》


《ホトトギスの葉についていたルリタテハの終齢幼虫 2021/11/17》

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ハラビロカマキリ(産卵)(富山市)

2021-11-17 17:18:38 | 昆虫類

朝、庭を歩いていると、エゴノキの梢に近いところでハラビロカマキリが産卵しているのに気付きました。秋になってから、生物農薬のつもりで庭に放していたハラビロカマキリだと思います。


《エゴノキの梢に近いところで産卵中のハラビロカマカマキリ 2021/11/17》


《エゴノキの梢に近いところで産卵中のハラビロカマカマキリ 2021/11/17》


《エゴノキの梢に近いところで産卵中のハラビロカマカマキリ 2021/11/17》

※ 『朝日で放たれたチョウ 2300㌔飛んだ』
  2021/11/16付けの北日本新聞朝刊に載せられた記事。記事によると、9月25日に富山県東部の朝日町で翅に印をつけて放たれたアサギマダラが、11月10日に約2,300㌔離れた台湾の離島で見つかったとのこと。国内からの最長移動距離は、和歌山県~香港間の約2,500㌔とみられています。


《北日本新聞朝刊 2021/11/16》

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ウスキトガリキリガ(猿倉山森林公園/富山市[大沢野町]舟倉)

2021-11-16 18:32:40 | 昆虫類

猿倉山中腹の林の中にあるキャンプ場の炊事棟で、床に茶褐色のキリガの仲間がとまっていました。似ている種類が多いので自信はありませんが、翅頂が外へ出張って尖っているので、ウスキトガリキリガではないかと思います。

ウスキトガリキリガは、秋に出現するキリガの一種。前翅の地色は茶褐色、内・外横線は淡黄色で直線的。横線間は淡色。近似種のキトガリキリガとは、内横線が直線的、前翅の外縁が強く波打つことなどで区別できるようです。(ウェブサイト『虫ナビ/ウスキトガリキリガ』2021/10/29参照)


《炊事棟の床にとまっていたウスキトガリキリガ 2021/10/29》


《炊事棟の床にとまっていたウスキトガリキリガ 2021/10/29》


《炊事棟の床にとまっていたウスキトガリキリガ 2021/10/29》

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