サンシュユの根元付近に、翅をたたんだ白っぽい蛾がとまっていました。ふつう蛾は翅を広げてとまるので、羽化したばかりの蛾ではないかと思います。
(何年か前、何例かイラガの羽化状況を見ていたとき、繭から抜け出た成虫がしばらくは蝶のように
翅をたたんでとまり、その後翅を開いてとまるようになったことがあったことからの連想です)。
少し刺激すると少しの間、翅を広げました。暗褐色地に緑色の斑紋があり、前翅の中央に特徴的な白帯模様があるので、シロスジアオヨトウではないかと思います。幼虫は、イヌタデ、ギシギシなどの葉を食べるようです。
《翅をたたんでとまっているシロスジアオヨトウ 2018/08/27》
《翅をたたんでとまっているシロスジアオヨトウ 2018/08/27》
《刺激して翅を広げさせたシロスジアオヨトウ 2018/08/27》