やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

シロスジアオヨトウ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-08-31 18:37:18 | 昆虫類

サンシュユの根元付近に、翅をたたんだ白っぽい蛾がとまっていました。ふつう蛾は翅を広げてとまるので、羽化したばかりの蛾ではないかと思います。

 (何年か前、何例かイラガの羽化状況を見ていたとき、繭から抜け出た成虫がしばらくは蝶のように
  翅をたたんでとまり、その後翅を開いてとまるようになったことがあったことからの連想です)。

少し刺激すると少しの間、翅を広げました。暗褐色地に緑色の斑紋があり、前翅の中央に特徴的な白帯模様があるので、シロスジアオヨトウではないかと思います。幼虫は、イヌタデ、ギシギシなどの葉を食べるようです。

《翅をたたんでとまっているシロスジアオヨトウ 2018/08/27》

 《翅をたたんでとまっているシロスジアオヨトウ 2018/08/27》

《刺激して翅を広げさせたシロスジアオヨトウ 2018/08/27》 

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セスジスズメ(幼虫)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-08-31 06:37:25 | 昆虫類

園路の傍にセスジスズメの終齢幼虫がいました。終齢幼虫は黒い茶色で、体側に黄色い眼状紋が2対、橙赤色の斑が5対あり、尾角の先は白くなります。幼虫はヤブガラシやノブドウなど葉を食べます。

同じ場所で、何日か前にセスジスズメの若齢幼虫を見かけています。地上に這ったヤブガラシの葉を一心不乱に食べていました。若齢幼虫は地色がほとんど一様な黒色で、眼状紋はすべて黄色です(『原色日本蛾類幼虫図鑑(上)』参照)。園路を横切っている若齢幼虫も数匹見かけました。食草を食べ尽くして新しい食草を探していたのでしょうか?

 《セスジスズメの終齢幼虫 2018/08/30》

《セスジスズメの終齢幼虫(黄色い眼状紋が2対、橙赤色の斑が5対) 2018/08/30》

《同じ場所で数日前に見かけたセスジスズメの若齢幼虫 2018/08/27》

 今日(2018/08/31)、今年初めてアオマツムシの鳴き声を聞きました(富山市石田)。

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シオカラトンボ(交尾)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-08-31 06:28:25 | 昆虫類

雨上がりの公園を犬と散歩していると、遠路脇に生えているアカメガシワの葉上で、シオカラトンボが交尾していました。

シオカラトンボについては、次のように書かれています。「…羽化し終えた新成虫は夜明けを待って飛び立って行く。未熟な個体は羽化水域を離れて各地に分散し、…成熟した♂は水辺の地面や石の上、杭の先などに静止して縄張りを占有する。交尾は近くの草や地面に止まって行われる。受精した♀は、単独で植物のある浅い水域を選んで連続打水産卵する。…」(『日本産トンボ幼虫・成虫検索図鑑』)

交尾を終えたこの♀は、近くにあるこの公園の池に産卵するのだと思います。

《アカメガシワの葉上で交尾中のシオカラトンボ 2018/08/30》

《アカメガシワの葉上で交尾中のシオカラトンボ 2018/08/30》

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ヤマトアシナガバチ(捕食)(富山市〔婦中町〕塚原)

2018-08-30 18:49:12 | 昆虫類

ミンミンゼミがいないかと久しぶりに立ち寄ったところ、用水に沿って植えられているソメイヨシノがアメリカシロヒトリとモンクロシャチホコの幼虫に丸裸にされていました。しばらくそのあたりをウロウロしていると、ヤマトアシナガバチがアメリカシロヒトリ(?)の幼虫を捕まえてよたよた飛んできて、足元に降り(落ち)ました。

ヤマトアシナガバチは、セグロアシナガバチより一回り小型のハチで、巣の育房のキャップが黄色をしていてます(ウェブサイト『ウィキペディアーヤマトアシナガバチー』参照。)

 《幼虫の餌(アメリカシロヒトリ幼虫)を切断して運ぶヤマトアシナガバチ 2018/08》 

《幼虫の餌(アメリカシロヒトリ幼虫)を切断して運ぶヤマトアシナガバチ 2018/08》 

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シオカラトンボ♀(富山市)

2018-08-30 16:45:44 | 昆虫類

小さな庭ですが、いろいろな生きものがやってきます。この地に越して3年目、見かけた生きものはできるだけカメラで写し記録に残しておきたいと思っています。

庭で見かけるトンボの仲間は数種類ですが、この日はシオカラトンボ♀を見かけました。ときどき飛んできます。

シオカラトンボは、幼虫が自然の池沼や流れの緩い小河川のほか、水田や公園の池など人工の水域にも住むため、市街地でもよく見られ、日本では最もよく親しまれているトンボの一つです(ウェブサイト『ウィキペディアーシオカラトンボー』参照)。

《庭に飛んできたシオカラトンボ♀ 2018/08/29》

《庭に飛んできたシオカラトンボ♀ 2018/08/29》

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ウラナミシジミ(富山市)

2018-08-29 18:59:42 | 昆虫類

8月の中旬ころから、庭の家庭菜園に植えたマメ(何というマメか忘れてしまいました)の花に、ウラナミシジミがやってくるようになりました。いつも活発に飛び回っていて、写真を撮らせてくれないのですが、このときは休息時間帯だったのか、近づいても逃げませんでした。

ウラナミシジミは、富山県では「通常は8月上旬~10月下旬に黒部川、神通川、庄川などの河川敷や、低山丘陵地の草地、畑などで多く見られ…県下では卵、幼虫、蛹、成虫のいずれの状態でも越冬できず、死滅」(『富山県の蝶(Ⅱ)』)します。

《庭のマメの葉裏にとまるウラナミシジミ 2018/08/29》

《庭にきたウラナミシジミ 2018/08/29》 

《庭にきたウラナミシジミ 2018/08/29》

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コバネイナゴ?(富山市)

2018-08-28 22:09:18 | 昆虫類

夕方、庭に水遣りをしていると、アガパンサスの葉叢から、イナゴが飛び出てきました。

全体の感じはコバネイナゴ(翅は短く、腹端を越えない場合が多い)のようですが、一番下の写真のように、翅は腹端を越えています。コバネイナゴには長翅型のものもいて、一見しただけでは類似のハネナガイナゴとの区別がむずかしく、正確に同定するには交尾器などの詳細な観察が必要なようです。

私の子供のころ(60年ほど昔)、水田では至るところにイナゴがいましたが、現在では犬との散歩に30分ほど整備された水田の周りを歩いてもほとんどイナゴの姿を見かけません。水田に生きもの全般の姿が少ないのは、やはり長年にわたり農薬を使用してきた影響でしょうか?

ちなみに、ハネナガイナゴは『レッドデータブックとやま2012』では「絶滅危惧Ⅰ類」(戦前の砺波市での記録のみ)とされていますが、最近になり県西部で生息が確認されています(『富山県産無翅昆虫類および直翅系昆虫類(富山県の昆虫シリーズ第2号』参照)。

《庭で見かけたコバネイナゴ? 2018/08/25》

《庭で見かけたコバネイナゴ? 2018/08/25》

《庭で見かけたコバネイナゴ?(黄矢印は翅端、赤矢印は腹端) 2018/08/25》 

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ウスバキトンボ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-08-28 06:45:13 | 昆虫類

早朝の公園で、ウスバキトンボが灌木にぶらさがるようにしてとまっていました。ウスバキトンボの成虫は水辺から遠く離れて飛び回り、日中はほとんどの個体が地上に降りず飛び回りますが、夜は草木に止まって休み、朝夕にも休んでいる場合が多いようです(ウェブサイト『ウィキペディアーウスバキトンボー』参照)。

お盆のころから、日中に、あちこちの道路や駐車場、広場などの上を群れて往復するように飛ぶウスバキトンボを見かけますが、残念ながら私の腕前ではうまく写すことができません。

ウスバキトンボを見かけると、子供のころ(関西の都会の下町)の遊びを思い出します。未舗装で自動車がほとんど通らない道路の上を往復するトンボの群れ目掛けて、30㎝ほどの糸の両端に5㎜ほどの小石を結びつけてそれらをキャラメルの包装紙でくるんだ仕掛けを投げ上げて、小石を餌と間違えて近づいたトンボの羽が糸にからまって落ちてくるのです。小さかったので、大きな子の見様見真似、成功率はよくなかったような気がします(この遊び、関西では「ブリ」と呼ばれたようですが、私はそのように呼んだ記憶はありません)。

ウスバキトンボの羽化について、10年前に、以前勤めていた所にあったコンクリートで作られた人工池(深さ20㎝ほど)で、1か月ほど毎朝勤務時間前に羽化殻を集め、水面からの高さや♂♀の割合などを調べたことがあります。2,000個ほどの羽化殻を調べましたが、結果をまとめるのをあきらめ、データが眠ったままです。やる気が出てくれば(やる気を出して)、何らかの形でデータを記録に残したいと思っています。 

《早朝、灌木につかまり休んでいるウスバキトンボ 2018/08/26》  

 《早朝、灌木につかまり休んでいるウスバキトンボ 2018/08/26》

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モンスズメバチ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-08-27 18:28:02 | 昆虫類

チョウが吸汁にやってくることをブログで紹介した同じサンシュユの樹液に、このところ毎日モンスズメバチがやってきています(2018/08/23アカタテハ、2018/08/27ルリタテハ、2018/08/27ヒメジャノメ)。

モンスズメバチは、体長が女王バチ28~30mm、働きバチ、オスバチとも21~28mmで、コガタスズメバチと間違えられることがよくあります。モンスズメバチは、単眼の周囲が黒いことや,腹部の模様が波形をしていることでコガタスズメバチと区別できます.北海道,本州,四国,九州の平地から低山地にかけて分布しますが、各地とも減少傾向にあるようです。モンスズメバチは、幼虫の餌として主に各種のセミを狩るだけでなく、バッタやトンボ、クモなども狩ります(ウェブサイト『都市のスズメバチ』参照)。
https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/52d355b0ca479c5f5ae20e70b325cfc7

《サンシュユの樹液を舐めるモンスズメバチ 2018/08/25》

 《サンシュユの樹液を舐めるモンスズメバチ 2018/08/25》

※ ブログの自己紹介に「自然、特に生き物に興味があります。現在は『ふつう』と思われている生き物を記録しておくことが大切と考えています」と書いているのですが、以前にブログで紹介した「同じ生きもの」を「同じ場所」「同じ時期」「同じ行動(交尾、産卵、被食など)」で紹介するのは、なぜか躊躇させられてしまいます。同じ生きものを、年を違えて紹介することに意味があるはずですが…。 

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ヒメジャノメ(樹液吸汁)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-08-27 12:01:53 | 昆虫類

ブログで紹介したアカタテハやルリタテハが樹液を吸っていた同じサンシュユに、ヒメジャノメもやってきます。実際に樹液を吸っている現場を見ることはそれほど多くありませんが、周りを飛んでいるチョウを含めるとここではいちばん多いと思います。

https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/2b04acc9b38104e131c9f21ea81a7397
https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/742d862d1c698d837ac5f2d5ce4df724

《サンシュユの樹液を吸うヒメジャノメ 2018/08/26》

《サンシュユの樹液を吸うヒメジャノメ 2018/08/26》

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ルリタテハ(樹液吸汁)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-08-27 06:00:42 | 昆虫類

2018/08/23のブログで紹介したアカタテハが樹液を吸っていた同じサンシュユに、ルリタテハもやってきます。数でいくと、この樹液にやってくるチョウでいちばん多いのはルリタテハです。ルリタテハヒメジャノメアカタテハゴマダラチョウといったところでしょうか。
https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/2b04acc9b38104e131c9f21ea81a7397

チョウやカブトムシなどが好む樹液を出す(可能性のある)木(シラカシ、クリ、トチ、アカメガシワなど)は園内に他にもあるのですが、実際に樹液を出している木は限られています。

《サンシュユの樹液を吸うルリタテハ 2018/08/25》

《サンシュユの樹液を吸うルリタテハ 2018/08/25》

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ヒロヘリアオイラガ(交尾)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-08-26 08:49:14 | 昆虫類

カツラの葉裏に、緑色の蛾がいました。何かわからなかったのですが、いつものように、とりあえず写しておくことに。逆光で少し暗かったので、ストロボで撮りましたが、近づきすぎたのか、驚いて地面に落ちてしまいました。地上に落ちた蛾を確認すると2頭のヒロヘリアオイラガだったので、この時点でやっと交尾していたことに気づきました。

ヒロヘリアオイラガは関西地方では1979年ころから確認された外来種です。奈良での調査では、6月と8月の年2回発生、第2回成虫の交尾は日の出前の4:00~5:00に観察されています(小田道宏『ヒロヘリアオイラガの発生経過と交尾・産卵習性』参照)。

《カツラの葉裏で交尾していたヒロヘリアオイラガ 2018/08/25》

《カツラの葉裏で交尾していたヒロヘリアオイラガ 2018/08/25》

《カツラの葉裏で交尾していたヒロヘリアオイラガ 2018/08/25》

《地面に落ちたヒロヘリアオイラガ 2018/08/25》

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クサキリ♂(富山市)

2018-08-26 06:15:42 | 昆虫類

台風20号の接近にともない、県内はフェーン現象で高温乾燥の猛暑日が続き、庭もカラカラです。夕方、庭に水遣りをしていると、2~3㎝ほどの緑色のキリギリスの仲間が飛び出しました。

頭が尖っており、脚の脛節が濃褐色なので、クサキリではないかと思います。

クサキリは、湿潤な草原に生息し、比較的自然度が高めな環境を好むが、カヤキリと異なり小面積な草むらでも生息可能なため市街地でも見られるようです(『ウィキペディアークサキリー』参照)。

《散水に驚いて飛び出してきたクサキリ 2018/08/24》

《散水に驚いて飛び出してきたクサキリ 2018/08/24》

《散水に驚いて飛び出してきたクサキリ 2018/08/24》

 早朝、日の出前に犬と複合商業施設の駐車場周辺を散歩していると、あちこちからコオロギの鳴き声が聞こえてきます。今日(8/26)は、今年初めて、スズムシの鳴き声も2か所で聞きました。近くに草むらはなく、鳴き声は側溝の中から聞こえてきます。いよいよ秋だなという感じです。

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ヒメスズメバチ(営巣)(地主神社/富山市石田)

2018-08-25 16:39:52 | 昆虫類

富山市南郊の小さな神社の境内で、ヒメスズメバチがシロダモの樹洞に営巣していました。遠目にはキノコのように見えたので、よく見ようと近づくと樹洞の中からヒメスズメバチが出てきましたが、威嚇はしてきませんでした。

ヒメスズメバチは、オオスズメバチに次いで大型の種です。腹部は同じように黄色と黒の縞模様なのでよく似ていますが、ヒメスズメバチだけ腹端が黒色なのでオオスズメバチなど他の4種のスズメバチ(これらの腹端は黄色)とは区別は容易です。屋根裏や物置の中、土中などの閉鎖的な場所で営巣します。巣は釣り鐘状または電灯の傘のような形で、下端は開放していて巣盤が見えます。巣盤数は3~4層,育房数は210~400房とスズメバチの中では最も小型の巣です。幼虫の餌は他種とは大きく異なり,アシナガバチの幼虫と蛹を噛み砕いてその体液のみを利用するため、アシナガバチの発生消長に合わせた生活をしており、営巣期間は最も短く約5ヶ月です(ウェブサイト『都市のスズメバチ』参照)。

《シロダモの幹の洞で営巣しているヒメスズメバチ 2018/08/25》

《シロダモの幹の洞で営巣しているヒメスズメバチ 2018/08/25》

《シロダモの幹の洞で営巣しているヒメスズメバチ 2018/08/25》

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ウバタマムシ(小杉神社/富山市小杉)

2018-08-25 06:23:38 | 昆虫類

道路地図を見ると、富山市郊外の自宅近くには意外とたくさんの神社があります。明治維新後の社格制度でいうといずれも郷社か村社にあたるもので、規模は大きくありませんが、スギを主体にモミやケヤキ、エノキ、マツなどの大木が生えています。現在地への引っ越し当初、自転車で30分ほどの範囲にある神社をすべて見て回りました。当時は「スギカミキリ」「ジグモ」に興味があったので、それらの気配がないか探して回っていたのです。

犬との散歩の途中にあるそれらの神社のうちの一つで、アブラゼミの交尾を探していたとき、マツの大木の根元にできた小さな洞にウバタマムシを見つけました。

バタマムシは、マツの仲間に集まる24~40mmの大型のタマムシで、幼虫はマツの仲間の枯材で育ちます。成虫もマツの葉などを食べるようです。

《マツ根元の洞にいたウバタマムシ 2018/08/19》

《マツ根元の洞にいたウバタマムシ 2018/08/19》

※ ここで、参考までに、私のフィールドなどでの七癖を紹介します。   
    ① 太い木があると、幹の上に何か止まっていないか探したくなる。 
    ② 樹皮が剥がれかかっていると、剥がして何か潜んでいないか探したくなる。
    ③ 腐朽が進んだ倒木を見かけると、壊して何か潜んでいないか探したくなる。 
    ④ 樹液の匂いが漂ってくると、そこを覗いてみたくなる。 
    ⑤ 生木が積んであると、何かきていないか探したくなる。
    ⑥ 水のない側溝があると、何か落ちていないか探したくなる。
    ⑦ ロードキルされた動物を見かけると、車を止めて写真を撮りたくなる。
  どれも、ふつうの人たちからみれば尋常ではない行動に近いので、できるだけ不審者にみられないよう心がけています。 

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