マユタテアカネは、やや小型で、顔に眉斑があり、♂は腹部が赤い赤トンボです。♂の翅は無紋ですが、♀では翅の先端に褐色の斑紋のあるものもいます。
マユタテアカネは、周囲に樹林のあるような水辺を好むようです。
《マユタテアカネ♂ 2012/08/24》
《マユタテアカネ♂ 2012/08/24》
《翅の先端に褐色斑紋があるマユタテアカネ♀ 2012/08/24》
マユタテアカネは、やや小型で、顔に眉斑があり、♂は腹部が赤い赤トンボです。♂の翅は無紋ですが、♀では翅の先端に褐色の斑紋のあるものもいます。
マユタテアカネは、周囲に樹林のあるような水辺を好むようです。
《マユタテアカネ♂ 2012/08/24》
《マユタテアカネ♂ 2012/08/24》
《翅の先端に褐色斑紋があるマユタテアカネ♀ 2012/08/24》
桜ケ池の湖周道路の路傍広場で、クロアナバチ(らしきハチ)を見つけました。眼に見える巣穴(と思しき穴)は一つで、その穴には何も持たずに入ってまた出てきました。
クロアナバチは、キリギリスの仲間を狩りそれに卵を産む狩りバチです。
《巣穴?に入ろうとするクロアナバチ 2012/08/19》
《クロアナバチ 2012/08/19》
我が家の狭い庭にも、何種類かのトンボがやってきます。先日は、ノシメトンボが姿を見せました。
ノシメトンボは、翅の先に茶褐色の斑紋がある赤トンボの仲間です。
《ノシメトンボ 2012/08/19》
《ノシメトンボ 2012/08/19》
キイロスズメバチが何かを掴んで、ウメの枝にとまりました。掴まえられているのはコオロギのようです。キイロスズメバチは、まさにムシャムシャと音をたてながら獲物を食べ始めました。
キイロスズメバチは、スズメバチ属の中では小型で、いろいろな昆虫を食べるスズメバチです。
《コオロギを食べるキイロスズメバチ 2012/08/24》
《コオロギを食べるキイロスズメバチ 2012/08/24》
先日見つけたアオスジアゲハの幼虫の様子を見に、同じクスノキの所に行きました。クスノキの葉の裏で、1頭が蛹になっていました。アオスジアゲハは、食樹の葉裏で蛹化することが多いようです。
《アオスジアゲハの蛹 2012/08/24》
昼間、コナラなどの樹液の出ているところには、カナブンなどといっしょにスズメバチの仲間(スズメバチ属のハチ)がよくきています。この日は、モンスズメバチがコナラの樹液を吸いにきていました。
モンスズメバチは、コガタスズメバチやキイロスズメバチとよく似ていますが、単眼のまわりの色や、小楯板の色、腹部の模様などで区別することができます。
《樹液を吸うモンスズメバチ 2012/08/19》
南砺市(旧城端町)の山沿いで、富山県には珍しいものすごい夕立に見舞われた帰り道、アカマダラコガネの再確認のため頼成の森に立ち寄りました。
アカマダラコガネはやはり見つかりませんでしたが、クロカナブンがカナブンといっしょに夕立に濡れた体で樹液を吸っていました。
クロカナブンは、カナブンやアオカナブンに比べ発生が遅いようです。
《カナブンに混じって樹液を吸うクロカナブン 2012/08/19》
《クロカナブン 2012/08/19》
たまに桜ケ池に出かけると、カモシカによく出会います。この日も、湖周の道路から林道を少し入ったところで、カモシカに出会いました。ここのカモシカは、ほかのところのカモシカと比べて、黒っぽいような気がします。顔つきも独特です。
《カモシカ 2012/08/19》
《カモシカ 2012/08/19》
庭に水撒きに出たとき、目の前を茶色いものが横切って、シシトウの葉陰に止まりました。いつものとおり、何だろうと覗き込むと、後翅裏面にWの模様。信じられませんが、ゼフィルス(ミドリシジミの仲間)です。あわててカメラをとりに戻り、なんとか写真に撮りましたが、チョウは飛んでいってしまいました。
ミドリシジミの仲間の同定には自信がないので、高校時代の友人Y氏に写真を送り、「産卵場所を探しているミドリシジミの♀ではないか」とのアドバイスをもらいました。
このミドリシジミは、いったいどこから我が家の庭に飛んできたのでしょうか?
① 遠く離れた発生地から飛んできた
② 誰かが放蝶した
③ 近くに発生地がある
我が家の近くに発生しそうな場所(幼虫の食餌植物であるハンノキの生えている所)はないと思うのですが…。
いずれにしても、身近な所からも、意外な生きものが見つけられるものです。
《ミドリシジミ 2012/08/20》
桜ケ池を一周する道路を散歩していると、ススキの葉陰でトンボが休んでいました。ウスバキトンボでした。
ウスバキトンボは、暖地で発生し、発生を繰り返しながら北上してゆくトンボで、今年もお盆の頃から目立つようになってきました。アスファルトの駐車場や道路の上でも群をなして飛びかっています。
《ススキの葉陰で休むウスバキトンボ 2012/08/19》
《ススキの葉陰で休むウスバキトンボ 2012/08/19》
午前10時ころ、アブラゼミの幼虫が庭の土の上を歩いていました。これから羽化するつもりなのでしょうか?
《アブラゼミの幼虫 2012/08/17》
《アブラゼミの幼虫 2012/08/17》
植栽されたカツラの枯れ枝に、1cmほどの丸い穴があいていました。折り取って中を見ると、クマバチがいました(写真上)。割ってみると、蛹が入っていました(写真下)。
《巣の中に見えるクマバチの頭 2012/08/17》
《巣穴の中のクマバチの蛹 2012/08/17》
川の法面がきれいに下刈りされ、その後にワラビがいっせいに生えていました。その新緑のなかにやや大きめの黒い影があったので、近寄って見ました。羽化したばかりのスズメガの仲間です。翅の模様から、ブドウスズメではないかと思います。
《ブドウスズメ 2012/08/07》
都道府県の木が植えられた一角の、クスノキの葉が何者かに食べられていました。よく見ると、アオスジアゲハの終齢幼虫が葉の上で休んでいました。
《アオスジアゲハ(幼虫) 2012/08/15》
ミョウガを取ろうと繁みをかき分けると、茶色っぽい何かが飛び出してナスの葉にとまりました。枯れ葉にそっくりのアケビコノハでした。全体を写そうと邪魔になる手前にあるナスの葉を持ち上げると、驚いたのか猛スピードで飛んでいってしまいました。後羽のオレンジ色が印象的でした。
アケビコノハ(死体を含めて)は、このあたりでもときどき見かけます。幼虫がアケビやムベだけでなく、ヒイラギナンテンやカキの葉などを食べるようなので、どこかの庭で発生していると思われます。
《アケビコノハ 2012/08/15》