やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

ウメエダシャク(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2017-07-31 19:58:16 | 昆虫類

園路を歩いていると、木陰から白っぽい昼行性の蛾が弱々しく飛んで出て、エンジュの葉にとまりました。ウメエダシャクのようです。

ウメエダシャクは、翅が白色と黒色のまだら模様、腹部は淡黄橙色で黒色の斑紋が並びます。トンボエダシャクやヒロオビトンボエダシャクに似ていますが、翅がより丸みを帯び、外縁沿いに黒紋が並ぶことなどで見分けられます。幼虫は、ウメ、モモ、サクラ、エゴノキ、スイカズラなどの葉を食べます。(ウェブサイト『昆虫エクスプローラ/ウメエダシャク』参照)

《ウメエダシャク 2017/07/09》

《ウメエダシャク 2017/07/09》

《ウメエダシャク 2017/07/09》

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ナミアゲハ(吸水)(太郎丸公園/富山市太郎丸本町)

2017-07-30 18:44:27 | 昆虫類

公園の駐車場で、ナミアゲハが土から吸水していました。ナミアゲハは、ふつう「アゲハ」とか「アゲハチョウ」と呼ばれ、私たちに最も身近な(アゲハチョウ亜科の総称としての)アゲハチョウです。

《土から吸水するアゲハ 2017/07/30》

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ミヤマカミキリ(富山市小杉)

2017-07-30 08:46:48 | 昆虫類

犬と散歩をしていると、路面にミヤマカミキリが落ちていました。(ミヤマカミキリに言わせると、飛び疲れたので少し休んでいただけだというかも知れません)。写真を撮っていると、大きな羽音をたてて不器用に飛んでいきました。

《路面にいたミヤマカミキリ 2017/07/29》

《ミヤマカミキリ 2017/07/29》

《飛び去ったミヤマカミキリ 2017/07/29》

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ヒダリマキマイマイ(神通川右岸河川敷/富山市塩)

2017-07-30 04:19:00 | 貝類

この河川敷にある放置されて久しいクワの林は、カタツムリが他の林より多い気がします。ここで目につくカタツムリは、ほとんどがノトマイマイのような感じのものですが、この日は軟体部がやけに白っぽく見えるカタツムリがいました。でも、殻に線があるものもいれば、無地のものもいます。こうなるとお手上げです。

元富山市科学博物館の布村さんに写真を見ていただくと、ヒダリマキマイマイとのことでした。よく見ると、両者ともに左巻きです。

ウェブサイト『ウィキペディア/ヒダリマキマイマイ』には、こう説明されていました。ヒダリマキマイマイは「本州の中部地方・関東地方・東北地方に分布し、…周辺離島にも分布する。半樹上性で湿った場所を好み、森林や草原など比較的幅広い環境に生息するが、市街地や水田などでは少ない。…生態は不明な点も多いが、枯葉やキノコなどを餌とする。」

《ヒダリマキマイマイ 2017/05/28》

《ヒダリマキマイマイ? 2017/05/28》 

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クロカナブン(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2017-07-29 19:03:51 | 昆虫類

わずかに滲み出た樹液に、クロカナブンがきていました。今年初めて見るクロカナブンです。

《クロカナブン 2017/07/27》

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マンネンタケ(県空港スポーツ緑地/富山市秋ケ島)

2017-07-28 21:43:14 | キノコ

コナラの根元からマンネンタケが発生していました。ここ2~3年、同じ場所でマンネンタケを見かけています。

マンネンタケは、マンネンタケ科マンネンタケ属の小型~中型のキノコで、夏から秋にかけて広葉樹の腐朽材などに発生します。子実体は半円形~腎臓形の傘に、柄は傘に偏心して付きます。傘の表面は初め黄白色で後に淡褐色から赤褐色になり、ニス状の光沢があります。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

マンネンタケは、古来、霊芝とも呼ばれ、民間薬あるいは健康食品として用いられることもありますが、その効能は実証されていません。 

《コナラの根元に発生したマンネンタケ 2017/07/28》

《コナラの根元に発生したマンネンタケ 2017/07/28》

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アカハナカミキリ(桜ケ池公園/南砺市立野原)

2017-07-28 08:57:12 | 昆虫類

雑木林の中のキャンプ場を歩いていると、赤色っぽいカミキリムシが飛んできて地面に落ちました(降りたのかも知れません)。アカハナカミキリだと思います。最近になって、飛んでいる虫が「カミキリムシかな?」ということが少しわかるようになってきたと思います。

ウェブサイト『ウィキペディア/アカハナカミキリ』には、「全身が茶色がかった赤色のやや小さめのカミキリムシ。真夏の林に多く、白い花に集まったり、山道を横切って飛んだりする。都市郊外でも見る機会が多い普通種で、人家周辺で見られることもある。幼虫は、マツ、ハンノキ、クヌギなどの枯木や伐採木を食べる。」とあります。

私にはまだ見つけてない普通種がまだまだあるので、普通種ならなおさら、見つけて写真に撮りたいと思います。

《アカハナカミキリ 2017/07/08》

《アカハナカミキリ 2017/07/08》

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ホソクビツユムシ♂(猿倉山/富山市[大沢野町]船倉)

2017-07-27 04:00:09 | 昆虫類

この日は、コナラの林の中や道路側溝の中などでホソクビツユムシを見かけました。

ホソクビツユムシはツユムシの仲間で、山地の樹上などで普通に見かけます。♂は、肢が長く褐色を帯び、触角のところどころに白色部があります。(『バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑』参照)

なお、種名については、元富山市科学博物館の根来さんにアドバイスいただきました。

《側溝の中にいたホソクビツユムシ♂ 2017/07/17》 

《コナラ林内のホソクビツユムシ♂ 2017/07/17》

《コナラ林内のホソクビツユムシ♂ 2017/07/17》

※ 富山県における直翅類の最新の生息状況は、富山県昆虫同好会が「富山県の昆虫シリーズ第2号」として2017年7月10日に発行した『富山県産無翅昆虫類および直翅系昆虫類』(根来尚著)にまとめられています。 

 

《2017年7月10日付けで発行された『富山県産無翅昆虫類および直翅系昆虫類』 》

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スズメ(水浴び)(太郎丸公園/富山市太郎丸本町)

2017-07-26 21:20:47 | 鳥類

雨上がりの駐車場の水たまりで、スズメが水浴びをしていました。

《駐車場の水たまりで水浴びするスズメ 2017/07/26》

《駐車場の水たまりで水浴びするスズメ 2017/07/26》

《駐車場の水たまりで水浴びするスズメ 2017/07/26》

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オオヒラタシデムシ?(幼虫)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2017-07-26 08:04:41 | 昆虫類

このところ、水の流れていないきれいな側溝を見かけると、何か落ちていないかと気になるようになってきています。猿倉山森林公園の車道の側溝では、春にマヤサンオサムシを見かけています。

この日に見かけたのは、ミミズを食べている黒っぽい虫です。初めはオサムシの幼虫かなとも思いましたが、どうやらオオヒラタシデムシの幼虫のようです。

《側溝の中でミミズを食べるオオヒラタシデムシ?の幼虫 2017/07/14》

《側溝の中でミミズを食べるオオヒラタシデムシ?の幼虫 2017/07/14》

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ヒメホソアシナガバチ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2017-07-25 03:36:25 | 昆虫類

わずかに滲み出た樹液に、やや小型で細長い体形、全体に淡い体色が特徴のホソアシナガバチの仲間がきていました。頭楯に暗色の縦の斑紋があるので、ヒメホソアシナガバチだと思います。ムモンホソアシナガバチと比べると、個体数は少ないようです。

《わずかに滲み出た樹液を舐めるヒメホソアシナガバチ 2017/07/24》

《わずかに滲み出た樹液を舐めるヒメホソアシナガバチ 2017/07/24》

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アブラゼミ(羽化)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2017-07-24 20:16:15 | 昆虫類

朝(午前8時ころ)の公園を歩いていると、ケヤキの幹に、羽化したばかりのアブラゼミがいました。

アブラゼミの羽化は、ふつう、午後7時頃から始まり、8、9時頃ピークとなり、12時頃終わるようで、この羽化のタイミングを決めるのは明るさとされています(『セミの自然誌』参照)。このセミの場合、羽化を始めた朝の明るさが午後7時頃の明るさだったので間違えてしまったのでしょうか?目立つ上に、まだ飛ぶこともできないので、ヒヨドリなどの天敵に襲われる危険性は大きいと思います。

《羽化して間もないアブラゼミとその羽化殻 2017/07/24》

《羽化して間もないアブラゼミ 2017/07/24》

《羽化して間もないアブラゼミ 2017/07/24》

《羽化して間もないアブラゼミ 2017/07/24》

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ツマグロヒョウモン(交尾)(富山市)

2017-07-24 03:05:38 | 昆虫類

私にとって一番身近な自然である庭にやってくる生きものたちは、できるだけ記録に残しておこうと思っています。問題は、フィールドに出かけるときは、生きものに出会う目的で準備もしているのに対して、庭には他の目的、草むしりや水遣りのために出ることが多いことです。まず、カメラが手元にありません。

この日も、庭に出ると、ツマグロヒョウモンが交尾していました。幸い交尾中で動作が鈍かったので、部屋にカメラをとりに戻っても、同じ状態でいました。

《交尾しているツマグロヒョウモン 2017/07/19》 

《交尾しているツマグロヒョウモン 2017/07/19》

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ノコギリクワガタ(メイトガード)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2017-07-23 11:24:12 | 昆虫類

この公園で唯一、私が知っているスズメバチやカブトムシなどが集まる樹液が出る木があります。この木が、今年はほとんど樹液を出しません。したがって、昨年は山のようにいたカブトムシをまだ1頭も見ていません。

この木の、わずかに滲み出た樹液を♀のノコギリクワガタが吸っており、それを♂がガードしていました。この警護行動は「メイトガード」と呼ばれるようで、交尾を終えた後に別の♂この♀と交尾することを阻止しているのです。ノコギリクワガタのほか、ミヤマクワガタでも同様の行動を見たことがあります。

《♀をガードするノコギリクワガタ♂ 2017/07/22》

《♀をガードするノコギリクワガタ♂ 2017/07/22》

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タケトラカミキリ(富山市)

2017-07-23 04:00:55 | 昆虫類

朝、家庭菜園のキュウリやトマトなどを収穫していると、キュウリの葉にタケトラカミキリがとまっていました。急いでカメラをとりに戻り、取り敢えずの1枚を撮ったとたん、飛んでいってしまいました。

支柱の一部に古い竹支柱を使っているので、タケトラカミキリはそこから発生したのかも知れません。

《キュウリの葉にとまるタケトラカミキリ 2017/07/15》

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