幹(セイヨウシナノキ?)の上の方に、明るい褐色の大きなカメムシ(の仲間)がとまっていました。
下に落としてみると、前胸背と小楯板に小さな黒点が複数あるトホシカメムシでした。
トホシカメムシは、以前(2020/05/22)に立山町の樹木園で見たことがあります。山地性のようですが平地にも生息を広げてきたのでしょうか?
《幹の上の方にとまっていたトホシカメムシ 2024/07/26》
《トホシカメムシ(前胸背と小楯板に複数の小さな黒点) 2024/07/26》
幹(セイヨウシナノキ?)の上の方に、明るい褐色の大きなカメムシ(の仲間)がとまっていました。
下に落としてみると、前胸背と小楯板に小さな黒点が複数あるトホシカメムシでした。
トホシカメムシは、以前(2020/05/22)に立山町の樹木園で見たことがあります。山地性のようですが平地にも生息を広げてきたのでしょうか?
《幹の上の方にとまっていたトホシカメムシ 2024/07/26》
《トホシカメムシ(前胸背と小楯板に複数の小さな黒点) 2024/07/26》
先日(2024/07/28)のブログで、家庭菜園のナス(プランター植え)の葉を食べていたニジュウヤホシテントウ類の幼虫について紹介しましたが、そのとき見落としていた幼虫が葉裏で蛹になっていました。
蛹の周りにある白い樹枝状のようなものは、幼虫の抜け殻のようです
《ニジュウヤホシテントウ類が裏で蛹化していたナスの葉(赤丸) 2024/07/29》
《ナスの葉裏で蛹化していたニジュウヤホシテントウ類 2024/07/29》
《ニジュウヤホシテントウ類の蛹(白い樹枝状のようなものは幼虫の抜け殻) 2024/07/29》
鳴いているツクツクボウシを見つけようと、樹木の幹を見て歩いていて、黄緑色のイラガの仲間の幼虫が幹の上を歩いているのにあちこちで出会いました。アオイラガの終齢幼虫で、蛹化場所を目指しているのだと思います。
赤矢印の方が頭部で、前胸背面には2個の小さな黒斑があります。
アオイラガは、終齢幼虫もヒロヘリアオイラガ(の終齢幼虫)とよく似ています。
《蛹化場所を目指して幹の上を歩くアオイラガの終齢幼虫 2024/07/26》
《アオイラガの終齢幼虫(赤矢印は頭部、前胸背面には2個の黒斑) 2024/07/26》
サンライトホールの壁面には、「オーシャンブルー」の青色の花が涼し気に咲いていました。
《サンライトホールの壁面で咲くノアサガオ「オーシャンブルー」の花 2024/07/26》
《サンライトホールの壁面で咲くノアサガオ「オーシャンブルー」の花 2024/07/26》
展示温室(熱帯雨林植物室)そばの小さな池で、コフキトンボが水草にとまっていました。翅がかなり傷んでいます。
シオカラトンボがいくつも飛んでいたので、初めはシオカラトンボかなと思ったのですが、比べると少し小さめ、とまり方も「への字」のように独特だったのでコフキトンボだと思います。
「♂は成熟すると複眼が黒くなり、腹部にシミのような黒色斑が出て、縄張りを持つように」(ウェブサイト『神戸のトンボ』)なるそうです。
《池の水草にとまるコフキトンボ♂ 2024/07/26》
《池の水草にとまるコフキトンボ♂ 2024/07/26》
《池の水草にとまるコフキトンボ♂ 2024/07/26》
今年は家庭菜園のナス(プランター植え)の害虫被害が少ないと思っていましたが、気がつくとニジュウヤホシテントウ類に葉がかなり食べられていました。
葉表についていた成虫は、見つけ次第処分していましたが、葉裏の卵や幼虫については油断していました。
ニジュウヤホシテントウ類の食痕は、葉の表皮を残して浅く食害する特徴的な網目状のものです。
《ニジュウヤホシテントウ類の幼虫(赤丸の葉裏にいる) 2024/07/26》
《ナスの葉裏の葉脈上にいるニジュウヤホシテントウ類の幼虫 2024/07/26》
《ニジュウヤホシテントウ類の特徴的な網目状の食痕 2024/07/26》
まず、涼しいホールの中で持参の昼食を食べたあと、屋外散策。熱中症にならないよう、屋外を歩く時間を厳しく制限され、約束時間(1時間あまり)内には全体の1/5も回れず。
池の縁では、チョウトンボがひらひら飛んでいました。
《池の縁で草の葉にとまるチョウトンボ 2024/07/26》
《池の縁で草の葉にとまるチョウトンボ 2024/07/26》
《池の縁で草の葉にとまるチョウトンボ 2024/07/26》
《池の縁で草の葉にとまるチョウトンボ 2024/07/26》
樹木が開園当初(30年ほど前)と比べてすっかり大きくなり、うっそうと茂って、ときどきどこにいるのかわからなくなります。そんな樹林のあちこちでツクツクボウシが鳴いていましたが、姿も羽化殻もみつけられませんでした。
《サンライトホールと展示温室 2024/07/26》
《展示温室(熱帯雨林植物室)を望む 2024/07/26》
※ 市立図書館から7月27日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています。借りた本を返却期限内に読み切れるのかどうか…)。
1 『昆虫の仕組み解剖図鑑』(堀川ランプ・著)
2 『電柱鳥類学ースズメはどこに止まってる?ー』(三上修・著)
3 『昆虫と食草ハンドブック』(森上信夫ほか・著)
4 『お宿図鑑ーときを感じるー』(吉宮晴紀・著)
5 『はじめての人におくる般若心経』(横田南嶺・著)
6 『じゃむパンの日』(赤染晶子・著)
7 『絞め殺しの樹』(河崎秋子・著)
8 『ロッキード』(真山仁・著)
入園口付近にハクセキレイがいて、しばらくの間、飛んで逃げずに私たちとほどほどの距離を保っていました。
《植物園の入園口付近にいたハクセキレイ 2024/07/26》
《植物園の入園口付近にいたハクセキレイ 2024/07/26》
《植物園の入園口付近にいたハクセキレイ 2024/07/26》
ここ数日、熱中症警戒アラートが連続して出されるなどしたためにあまり外出しなかったので、ブログで紹介する生きものの写真の在庫が底をついてきました。
今日は梅雨空ですが雨は降っていないので、妻と二人、コンビニで昼食のパンを買って、中央植物園に出かけてきました(70歳以上は無料の特権利用です)。
駐車場の植込みにクチナシ(梔子)が植えてあるので、オオスカシバ(スズメガ科ホウジャク亜科)の幼虫を探し、1匹だけ見つけました。さかんにクチナシの新葉を食べていました。大きさからすると、まだ終齢幼虫ではないようです。
オオスカシバ成虫の写真を撮りたいのですが、なかなかチャンスがありません。
《クチナシの新葉を食べるオオスカシバの幼虫 2024/07/26》
《クチナシの新葉を食べるオオスカシバの幼虫 2024/07/26》
《クチナシの新葉を食べるオオスカシバの幼虫 2024/07/26》
地鉄上滝線と交差する県道のアンダーパスの壁面に、コウモリがとまっていました(09:57)。3m以上は高いところだったので、間近に見ることはできなかったのですが、市街地であることからアブラコウモリ(イエコウモリ)ではないかと思います。
このアンダーパスの壁面やトンネルの壁面では、これまでにもアブラコウモリがとまっているのを見かけています。
《アンダーパスの壁面にとまっていたアブラコウモリ? 2024/07/25》
《アンダーパスの壁面にとまっていたアブラコウモリ? 2024/07/25》
《アンダーパスの壁面にとまっていたアブラコウモリ? 2024/07/25》
《アンダーパスの壁面にとまっていたアブラコウモリ? 2024/07/25》
《アンダーパスの壁面にとまっていたアブラコウモリ? 2024/07/25》
《壁面にとまっていたアブラコウモリ?(刺激して前足を広げさせた) 2024/07/25》
庭のオクラの支柱に、眼が青く輝くムシヒキアブの仲間がとまっていました。アオメアブです。
ムシヒキアブは、甲虫やハエ、アブなど、他の昆虫を捕まえて体液を吸うアブの仲間で、先日(2024/07/12)このブログで紹介したシオヤアブもムシヒキアブです。この猫の額ほどの庭に、餌となる昆虫がそんなにたくさんいるのでしょうか?
《オクラの支柱にとまっていたアオメアブ 2024/07/23》
《オクラの支柱にとまっていたアオメアブ 2024/07/23》
幹の太い樹木(特にサクラやケヤキ)を見かけると、「何かがとまっているのじゃないか?」と期待しながら幹の周りを探しますが、ほとんどの場合は空振りです。
この日の散策では、1本のサクラの幹に蛾がとまっているのを見つけました。少し大きめのシャクガの仲間で、見覚えがあります。
いい加減な記憶を頼りに思いつく名前の蛾を写真の蛾と比べていって、ヨモギエダシャクにたどりつきました(私にとっては似たような模様の蛾がたくさんいて、なかなか同定に自信が持てません)。
《サクラの幹にとまっていたヨモギエダシャク 2024/07/18》
《サクラの幹にとまっていたヨモギエダシャク 2024/07/18》
確認のため、ヨモギエダシャクの見分け方を図解でわかりやすく説明してあるウェブサイト『かのんの樹木図鑑/昆虫図鑑/ヨモギエダシャク』の説明と比べてみました。
① 背面に黒褐色と灰白色の帯 → △
② 内横線 二重線 → ✕?
波型 → 〇
③ 外横線 鋸歯状 → 〇
④ 外横線外側 黄褐色帯 → 〇
⑤ 後翅外縁 鋸歯状 → 〇
⑥ 横脈紋 黒く縁どられたいびつな形の紋 → 〇
個体による色彩の変異などがかなりあるようなので、満点でなくてもヨモギエダシャクでいいのかなと思います。
早朝、庭に水遣りをしていると、舗石の上をスズメガ(の仲間)の終齢幼虫(芋虫、イモムシ)が動き回っていました。蛹化場所を探していたのかも知れません。
写真をもとに、「イモムシハンドブック」やウエブサイトなどで調べたところ、モモスズメにたどりつきました。
ベニスズメ幼虫の食餌植物は、 バラ科やニシキギ科の植物などで、我が家の庭にはウメ、ハナカイドウ、ヤマブキなどが植えてあります。周囲の状況から、我が庭で発生したと思いますが、これまでベニスズメの成虫も幼虫も見かけたことはありません。
《舗石の上を動き回っていたモモスズメの終齢幼虫 2024/07/21》
《舗石の上を動き回っていたモモスズメの終齢幼虫 2024/07/21》
《舗石の上を動き回っていたモモスズメの終齢幼虫 2024/07/21》
ラミーカミキリを再発見しょうとロックガーデンの林の縁を歩いていると、スカシバの仲間が飛んできて下草の中にとまりました。薄暗くて、フラッシュをたかないと撮れません。
オオモモブトスカシバではないかと思いますが、似た種類がいるようです。
オオモモブトスカシバについて、ウェブサイト『青森の蝶::WEB図鑑/シタキモモブトスカシバ』に詳しく紹介されていたので、引用します。
シタキモモブトスカシバは、「オオモモブトスカシバと長い間混同されていたが、1987年に分離された。2種は同所的に見られる地域が多いものの、本種の方が北方系(東北地方では本種のみ確認されている)。
オオモモブトスカシバとの区別点としては、前翅中室端紋の形状や、中脚腿節の毛色(本種は黒、オオモモブトスカシバでは明るい茶色)などが挙げられている。そのほか、中脚脛節・フ節が白黒2色から成る(オオモモブトスカシバではほぼ黒色)ことでも容易に区別できる。」
これによると、写真のものは、「中脚脛節・フ節がほぼ黒色」のように見えるので、やはりオオモモブトスカシバです。
《薄暗い下草の茂みにとまったオオモモブトスカシバ 2024/07/18》
《薄暗い下草の茂みにとまったオオモモブトスカシバ 2024/07/18》
《薄暗い下草の茂みにとまったオオモモブトスカシバ 2024/07/18》
朝、5:30ころ、植木鉢に水遣りに出て、アゲハが羽化しているのに気づきました。前夜~早朝までの間に羽化したと思います。2024/07/13の20時ころに蛹化したので、寄生蜂などの害を受けず10日ほどで羽化したことになります。
近寄ろうとすると飛んで逃げたので、羽化してからかなり時間が経っていたと思います。
(この蛹の蛹化については、2024/07/15のブログで紹介しています。)
《羽化したアゲハ成虫(赤丸)と羽化殻(黄丸) 2024/07/23》
《羽化したアゲハ成虫(赤丸)と羽化殻(黄丸) 2024/07/23》
《羽化したアゲハのと羽化殻(黄丸) 2024/07/23》
道のそばの小さなススキ群落に、今までに見たことがない(と思います)きれいなクモの巣がかかっていました。きれいな円網の真ん中にジグザグの隠れ帯が何重もの楕円形に作られ、その中央にクモがいます。
ウエブサイトなどで調べると、ナガコガネグモの幼体のようでした。
《ススキの葉に張られたナガコガネグモ(幼体)のクモの巣の隠れ帯 2024/07/21》
《ススキの葉に張られたナガコガネグモ(幼体)のクモの巣の隠れ帯 2024/07/21》