神社境内のヒノキの幹で、越冬したヨコヅナサシガメ幼虫が羽化し始めていました。
ヨコヅナサシガメの「体の黒色部は羽化直後の外骨格硬化する前の段階では鮮やかな赤色」(ウィキペディア『ヨコヅナサシガメ』)をしています。
《羽化しているヨコヅナサシガメ 2016/04/27》
《羽化しているヨコヅナサシガメ 2016/04/27》
《羽化しているヨコヅナサシガメ 2016/04/27》
《ヨコヅナサシガメ成虫と幼虫(赤矢印)、羽化殻(黄矢印) 2016/04/27》
神社境内のヒノキの幹で、越冬したヨコヅナサシガメ幼虫が羽化し始めていました。
ヨコヅナサシガメの「体の黒色部は羽化直後の外骨格硬化する前の段階では鮮やかな赤色」(ウィキペディア『ヨコヅナサシガメ』)をしています。
《羽化しているヨコヅナサシガメ 2016/04/27》
《羽化しているヨコヅナサシガメ 2016/04/27》
《羽化しているヨコヅナサシガメ 2016/04/27》
《ヨコヅナサシガメ成虫と幼虫(赤矢印)、羽化殻(黄矢印) 2016/04/27》
ホームセンターやスーパーなどいくつかの商業施設が広い駐車場を囲むように整備された地区の一画に、砂利敷きの仮設駐車場があります。この駐車場から、ときどき。「ピィ」、「ピィピョ」などとチドリの鳴き声が聞こえてきます。
自宅前の仮設駐車場にも飛んできたので、慌ててカメラを取りに戻り、シャッターを切りました。眼の周りの鮮やかな黄色が印象的で、コチドリのようです。
コチドリは本州などでは夏鳥で、砂礫地の発達した海岸や河川などで見られますが、砂利敷の広い空き地にやってくることもあります。
《仮設駐車場の境界ブロックの上で鳴くコチドリ 2016/04/25》
《仮設駐車場で羽づくろいする鳴くコチドリ 2016/04/25》
《少し眼を離すと砂利の色と紛れてしまうコチドリ 2016/04/25》
ホームセンターやスーパーなどいくつかの商業施設が広い駐車場を囲むように整備された地区の一画に、砂利敷きの仮設駐車場もあります。ここに、いくつか水たまりがあり、何羽かのツバメが巣作りのために土を取りにきてきます。
ツバメの聞きなしは「土喰って虫喰ってシブーィ(渋い)」ですが、巣材の土を咥える様子は土を食べているようです。
《ツバメが巣作り用の土を取りにくる仮設駐車場の水たまり 2016/04/26》
《巣作り用の土を取るツバメ 2016/04/26》
《巣作り用の土を取るツバメ 2016/04/26》
ホームセンターやスーパーなどいくつかの商業施設が広い駐車場を囲むように整備された地区の一画に、小さな芝生広場があります。ここには、ムクドリやハクセキレイなどが餌を探してやってきています。
《芝生の中で餌を探すハクセキレイ 2016/04/25》
《芝生の中から餌を啄ばむハクセキレイ 2016/04/25》
(7月上旬の観察記録です)
河川敷にある(昔の)桑畑?でトラフカミキリなどを探していると、桑の葉裏に大型のコガネムシの仲間がとまっていました。背面一面に黄灰色の微毛が生えたコフキコガネです。♂は触角の片状部が大きい(ウェブログ『虫ナビ/コフキコガネ』)ので、♀のようです。
《コフキコガネ 2014/07/06》
《コフキコガネ 2014/07/06》
《コフキコガネ♀ 2014/07/06》
※ 4月17日に引越しましたが、トラブルの連続。新居は、まだ整理が終わらず、ゴミ屋敷状態です。
(2013年8月中旬の観察記録です。)
樹液の出ているコナラを見てまわっていると、必ず出会うのがキマワリです。でも、キマワリとはちょっと違うと感じの虫に出会い、後で調べる(と言っても、絵合わせなので精度は高くありません)と、同じゴミムシダマシ科のルリゴミムシダマシのようでした。
ルリゴミムシダマシは、「低山帯の雑木林に多いゴミムシダマシ。立ち枯れや伐木に集まる。日中でもよく見られるが、基本的には夜行性で、夜間はナラの立ち枯れで多数見ることがある。大型のゴミムシダマシの仲間ではキマワリについでよく見る種類。」(ウエブサイト『最上の自然ールリゴミムシダマシ』)です。
《コナラの幹にいたルリゴミムシダマシ 2013/08/13》
(2014年10月上旬の観察記録です。)
『となみ夢の平コスモスウォッチング』(2014年10月04日~2014年10月19日)が週末から開かれる夢の平スキー場へ、一足早いコスモスウォッチングに行ってきました。コスモスを見ながら弁当を食べてきましたが、コスモスは五分咲きくらいで、風雨による傷みもなく、きれいでした。
このコスモスの咲く斜面に赤トンボが飛んでいました。写真のトンボは、「胸にある3本の黒い線」や「体の赤さ」などからナツアカネ♀だろうと思います。
《コスモスの蕾にとまるナツアカネ♀ 2014/10/01》
※ 引越し準備などで忙しく、過去に投稿できなかった「下書き」の中から選んで投稿していますので、季節の合わないものなどがあります。
(2015年5月中旬の観察記録です。)
玄関で咲いているパンジーの花で、最近、毎日のように1頭のミツバチを見かけます。体色が全体に黒っぽいことや後翅の翅脈の特徴(赤矢印)などから、ニホンミツバチだと思います。
《パンジーの花にやってくるニホンミツバチ 2015/05/19》
《パンジーの花にやってくるニホンミツバチ 2015/05/19》
(2013年6月下旬の観察記録です)
河川敷は民有地ではないので、気兼ねなく歩き回ることができます。今回報告する所も、私のお気に入りの場所の一つです。
この河川敷には、数本のエノキがあります。誰がどのように管理しているのかわかりませんが、ときどき伐採されたり剪定されたりしています。伐採されて間もないエノキの枝に、白黒まだら模様のアシナガオニゾウムシがきていました。
アシナガオニゾウムシは、エノキの枯れ木に集まります。前脚が体長よりだいぶ短そうなので♀ではないかと思います。
《伐採されたばかりのエノキの枝にやってきたアシナガオニゾウムシ 2013/06/30》
(2012年7月上旬の観察記録です)
オニヤンマの羽化やヒラアシキバチなどを観察していた公園境界の列植されたキハダへは、ガードレールを乗り越えて下りるのが近道です。もちろん、帰りはガードレールの柱の手をかけてよじ登ります。この柱に、見慣れない虫がとまっていました。http://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/ff0b13ea1e84527727600367cb5a1859
心当たり図鑑などを探しましたがよくわからないので、富山市科学博物館のN氏に写真を見てもらいました。ハエ目デガシラバエ科のフトハチモドキバエだそうです。デガシラバエ科と聞いてもまったく馴染みがないので、ウィキペディアを見ると、『デガシラバエ科』も出ていました。「デガシラバエは世界中に分布しているが、これまでに記録されている約330種のうち3分の1の種はエチオピア区に生息…日本では5属9種が記録されている。…デガシラバエは捕食寄生性の種であり、幼虫は甲虫やハチ目(膜翅目)の昆虫に内部寄生しているとされているが、その生態はよくわかっていない。成虫は夜間に光に集まる習性があり…中には、Prodalmannnia 属のように、昼間に訪花するのが観察される種もある」そうです。
フトハチモドキバエは典型的な蜂型の擬態をするハエですが、、触角はごまかせないようです。
《ハチに擬態したフトハチモドキバエ 2012/07/02》
春になって、また再び自然に触れ合う機会が多くなりました。芽吹き前の樹木で昆虫を探していると、一番多く目にするのがヨコヅナサシガメです。ヨコヅナサシガメは幼虫で冬を越すので、正確にいうとヨコヅナサシガメの幼虫でしょうか。
ヨコヅナサシガメは、「サクラ、エノキ、ケヤキ、クワ、ヤナギなどの、樹洞や大木の幹の窪みにすむことが多く、幼虫は数十から数百匹程度の集団で住んでいることが多い」(ウィキペディア『ヨコヅナサシガメ』)ようですが、今年はスギの木でよく見かけます。スギカミキリを探して、手当たり次第にスギの幹を覗いているせいかも知れませんが…。
《スギの窪みで見かけたヨコヅナサシガメ(幼虫) 2016/04/06》
《ヨコヅナサシガメの幼虫(まだ翅はなく翅芽…矢印) 2016/04/06》
《ヨコヅナサシガメの幼虫 2016/04/06》
ソメイヨシノの花が満開の遊歩道を歩いていると、新造池のほとりで「ゴァー」などというサギのコロニー特有の鳴き声が聞こえてきました。あたりを見回すと、アオサギがスギやコナラ、アカマツなどに営巣しています。今回の目的はスギカミキリだったので、詳しくは見ていませんが、ほとんどアオサギばかりだったように思います。
《百年の泉に通じる新造池にかかる虹の浮橋(コロニーは右方向) 2016/04/06》
《新造池そばのスギの梢に営巣するアオサギ 2016/04/06》
《新造池そばのスギの梢に営巣するアオサギ 2016/04/06》
《新造池そばのアカマツ梢のアオサギの巣 2016/04/06》
ソメイヨシノの咲くこの時期に、毎年見かけるチョウが何種類かいます。ヒオドシチョウもその一つです。
孫たちと花見のピクニックにでかけたこの日も、冬越しして翅の傷んだヒオドシチョウと出会いました。
以前、この公園の中に生えているエノキの幹にヒオドシチョウの羽化殻が鈴なりについているのを見たことがあり、このチョウもここで発生したものかも知れません。
《流れの石積みにとまるヒオドシチョウ 2016/03/31》
《流れの石積みにとまるヒオドシチョウ 2016/03/31》
早春の雑木林で出会うチョウといえば、成虫で越冬するヒオドシチョウやキタキチョウ、蛹で越冬するギフチョウやルリシジミ、コツバメ、幼虫で越冬するミヤマセセリなどです。
満開となったソメイヨシノの花に、コツバメが飛んできていました。春風で揺れることとコツバメが体を倒すので、なかなか写真が撮れません。時折、芝生にとまりますが、枯草の色に溶け込んで、目を離すとどこかわからなくなってしまいます。コツバメは、とまるとき翅をたたみ、太陽の光を十分に受けるため(と言われています)体を倒しています。
コツバメの幼虫は、ツツジ類などの花やつぼみを食べます。
《まだ芽吹かない芝生にとまるとどこかわからなくコツバメ 2016/04/06》
《体を斜め横に倒して日光を浴びるコツバメ 2016/034/06》
今年の撮影目標の一つがスギカミキリです。スギカミキリは3月~4月、ソメイヨシノの咲く頃に成虫が出てくるというので、サクラが満開の公園に出かけました。
広い公園の中には、里山の自然がそのまま残されたままのところもあり、スギなどの大木が点々と残されて整備たところもあります。前から目星をつけていたスギカミリの脱出口のあるスギで探し始めました。スギカミキリの古い脱出口はたくさんありますが、新しい脱出口は見当たりません。何度か幹の周りを探していると、樹皮の隙間から、黒褐色で上翅に黄褐色紋が特徴的なスギカミキリの下半身が見えました。
常道に従い、とりあえずそのままの状態で写真を撮り、しずかに樹皮を捲って全身が見えるようにして写真を撮りました。でも、まだ気温が低いのか、全然動きません。もう少し条件のよいところに移して写し直そうと、スギカミキリを掴むと、乾いた感触でバラバラになって落ちてしまいました。残念ながら、前の年に死んでいたもののようです。
公園の中にあるスギの大木を1時間ほど見て歩きましたが、スギカミキリ脱出口のあるスギは少なく、スギカミキリも見つかりませんでした。
《スギカミキリ(死体)の見つかったスギ 2016/04/06》
《スギガミキリの古い脱出口 2016/04/06》
《スギの樹皮の下に潜むスギカミキリ(死体) 2016/04/06》
《スギカミキリ(上の写真の樹皮を剥がしたもの) 2016/04/06》