詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

笑み

2011年02月09日 11時54分44秒 | Weblog



         意地を張り 心の窓を 閉じた日も

             風に触れ 優しくなれて 戻す笑み


     【冠 句】  寒椿 意地を張らねば崩れそう

     【冠 句】  気が重い つまらぬ若さ張り合って

     【冠 句】  書き記す 一度は封印したけれど

     【冠 句】  響きあう 和解のグラス少し照れ

     【冠 句】  渡り鳥 こころ開けば風甘く
 
     【冠 句】  書き直す 優しくなれる日を待って

     【冠 句】  灯が溢れ 笑って埋める隙間風


生きていく日々の中での人間関係に躓く事が何度もありました。

若さゆえに相手に傷をつけた言葉も吐き、苦い涸りとなって、

今も消えない痛みを心に感じます。

無くして初めて解る”大切なもの”もありました。

我を捨てて歩み寄れば、何時か人としての優しさと笑みを戻してくれる事を知り、

生きる意味を問い掛ければ、厳しい寒さに耐えて咲く「寒椿」に私の探す答えが

見えてくるように思います。



          


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

       1996年6月、98歳にて亡くなられた<宇野千代さん>
       生涯、美しく年を重ねる達人として知られ、生きる事を
       心から楽しまれた方として、同じ女性として羨ましく思います。

       「幸福を知る才能」  海竜社出版  宇野千代著書

        一冊のこの本の中から、一歩踏み出せる勇気と人生の愉しさを知り
        幸せを呼ぶ ”幸せ感”を、一杯感じる事が出来ました。

 

 

 

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コメント (4)
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