詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

花の雨

2014年04月19日 12時55分26秒 | Weblog

 妖艶と咲き誇った桜も、春風に踊り舞いながら、花の雨となって降りしきっています。

 若葉の光も爽やかなこの季節に、新たな気持ちの息吹が、満ちてきます。

 所属支部より嬉しい句誌が届きました。

 ふと立ち止まり、自分を見つめ直す冠句、反省も含め明日を模索する手立てになっている

 ように思います。 

          <表紙を飾った一句>

                ほろ苦し 御世辞さらりと言える業 

             「世の中にはよくもまあと、あきれる程の世辞を言ってのける人もある。

               ご自分がそんなことは出来ない性格なのでほろ苦さが増してくると

               いうもの。」 (先生より頂いた講評です)

 

                遠い日々 波乱の昭和眼裏に

                遠い日々 若さは怖いもの知らず

                枕もと 祈りの鶴に射す斜光          

                枕もと 叱ってくれる影法師

                癖一つ 暗示をかけて本舞台

                癖一つ 親切越えるお節介

                佳き報せ 一足早く咲く桜

 

            <連冠句>

                     佳きひと日

                案内状 チケット三枚買い求め

                案内状 一つ出来そな親孝行

                  母囲み 叙情歌一緒に口遊む

 

            <前号句誌より届いた講評>

                長い夜 厳しい答え胸に抱き

                「どう考えても厳しい結論しか出ず、その返答を相手にどう

                 伝えるかと悩むうちに、頭が冴えて寝そびれてしまい、

                 悶々と長い夜を過ごしたのだ。」

 

            <25年度の秀句作品を頂きました一句>

                 椅子固し 介護の葛藤ままならず

                                

                                  (掲載句を並べました)

        

                      

 

        4月より始まった趣味の講座に、仲間と一緒に良いスタートを切りました!

        中々大変な階段ですが、一段ずつ上を目指して頑張ろうと思います。

 

                        ・・・今日もお立ち寄り頂き有難うございます・・・

 

 


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