散歩道にある保育園から、「おはよう~」と、元気な男の児の声が聞こえてきました。
通りすがりの人に、ニコニコ笑って、手を振り挨拶できる、そのあどけない可愛いしぐさに
気持ちがほんわかと温かくなりました。
「今日は暖かくて、うれしいね」と、私も声をかけて、、、
背中がしゃんと伸び、春が近くに来ている様な、元気になれる日課の散歩でした。
毎日毎日、雪が降る日が続き、色々な事に億劫さを感じますが、今日は久しぶりに
”さぁ、がんばろう!”という気分で、向き合えています。
来週、開かれる「支部句会」の選に取り組み、中々難しい仕事ですが、選の講評も添え
昨日終え早速発送し、今ほっとしています。
出された冠題 「上 五」から一つ間を空け、「下 七 五」 と繋げ、二句一章の冠句に
なる作品は、人それぞれに感性が違って、いろんな世界が詠み込まれます。
限られた数に順列を付けるのは本当に難しい事ですが、ずっと気持ちの中に残り響く
詩の余韻を大事にして、私の感性と触れ合いながら、毎回、新たな気持ちにリセットし
取り組んでいます。 句会後、作者の名前が記された句誌が届くのが楽しみです。
今日は、朝の子供たちの姿を思いながら、冠句を並べてみました。
子が走る 挫折の一つ何の其の
朝散歩 体内細胞駆け巡る
手の中に 夢を重ねる金平糖
兆す影 燥いだあの日が蘇る
秘めしこと 赤ちゃんポストの記事に泣く
浄い水 稚魚の背びれも逞しく
鳴り響く 遍し平和この空に
空高く 孫と草笛吹き競う
青い風 ふと童心に心染め
子が走る 大空に夢光らせて
生かされて 人さまざまに世に光る
来月に待っているギターの発表会に向けての練習に日々励んでいます。
それぞれの曲にある”大変さ”と向き合っていますが、逃げないで少しずつ、、、
良い演奏が出来ればと思います。 努力! 努力! 努力!
天性の素質が無い私には、自分を追い込まない妥協をしながら、楽しみながら
弾ければ良いかなと思って、一歩一歩を進めています。
先日の母の様子が大変でした。
車椅子から移動の時に転んだらしく、顔中、どす黒い打ち身の後が残っていました。
耳が遠いこともありますが、会話も成り立たず、うつろな視線で難しい顔をしているだけ、
持参したお菓子もほとんど反応を示さず、ただ様子を見に行っただけとなりました。
「誰がバッグの財布を盗ったのや!」 と、喚く車いすのお婆さん、
「ラーメン×××」? 何を言ってるのか判らない事を叫び続けるお婆さん、
ギャーオ~と叫び走り廻るお爺さん、
周囲の喧騒に、息をするのが苦しくなってきます・・・
認知症の病棟の様子に、毎回辛く悲しくなります。
異様な雰囲気に呑まれてしまって、、、早々に帰宅しました。
入所待ちをしている老人施設からは、申し込んでから、もうすぐ3年になりますが、
問い合わせても、はっきりした返事がもらえません。
待機状況は、上位に来ているとの事ですが、それも私立高校の受験数と同じく、
かなり重複人数を組み入れているらしく、実際は殆どの方が、5箇所位の施設全部に
入所申請をしているので、現況を教えて貰えません。 唯一少し動きかけただけで
後は、進みません。
「 保育園 おちた 」と、ネットで怒りをぶつけた、若いお母さんの苛立ちと、
重なってきます。
多くの人が待っているので仕方ないのかも、、、 しれませんが、、、
どんどん母の認知が進んできています。 早く落ち着ける日がくればいいのですが、、、
良い方向に進める日を、待ちかねています~~~~~~~~~
今日もお立ち寄りいただき有難うございます。