詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

光る 雪☆

2013年01月28日 10時03分48秒 | Weblog

 日本の四季を彩る風景に、煌く雪が映えます。

 迷う心をリセットする朝の雪、前向きに生きねばと背中を押してくれる光る雪、

 耐える強さを教えてくれる根雪、絆を深める里の雪、、、窓から見える真っ白な雪から

 素直な気持ちが取り戻せるように思います。

                            

              

         [俳 句]   初雪や新居の灯り闇に浮く

         【冠 句】   雪が舞う 昔話を膝の児に

         【冠 句】   声あげる 邪気無く遊ぶ福笑い

         【冠 句】   冬を待つ 樽に漬け込む亡母の味

         【冠 句】   夕陽背に 悲しい嘘も許さねば

         【冠 句】   光る中 寄り添う影は許しあえ

         【冠 句】   新雪に 碧く光らす夢抱き

         【冠 句】   明くる朝 佳き日にしたく踏む一歩

 

         【冠 句】   何も無し 痛みを分かつ愛あらば

              * 師より頂いた講評  : この冠題、言葉通り受け取ればそれこそ

                                句にもならないが、、、物や金では無い

                                痛みの判る者同士の絆は強い。

 

                       

          

  先日、嘗ての職場の友達5人との2年ぶりの再会が叶いました。

  30年来途切れる事無く深めてきた友好、時には慰め、励まし、支え合って、

  困難な坂も山にも、それぞれ負ける事無く、乗り越えられてきたように思います。

  住居が離れているため、出会える機会も少ないのですが、年に1~2度、声掛け合って

  互いの近況を話し、健康確認をして、お気に入りのお店で美味しいご馳走を前に、

  一日睦まじく、積もり積もった話を聴きあって、ストレス全開! 途切れぬ友情に乾杯!

  

  家族や身近な人の病気や介護などで、5人揃って出会えるのが難しい年がありました。

  これから益々、年齢を重ねるに従い、体も弱っていき、、、ふと寂しくもなりますが、、、

  気持ちは何時も一つにして、”人生のたから物” になっている<友情>を大切にして

  幹事役を続けていきたいと思っています。

  

  新たな年を迎えて、我が家もそれぞれに佳き一歩を踏み出しました。

  心と心が通い合うほのぼのとした子供達や孫たちとの睦まじい日々を大切にし、

  2世帯の良き距離を計りながら、平凡な暮らしにある小さな幸せに感謝することを忘れず、

  仲良く過ごしていきたいと思います。

  

                  今日もお立ち寄り頂きありがとうございます。

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夢への始点

2013年01月16日 20時29分57秒 | Weblog

   『新聞より引用』

      「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きると思って学びなさい」

      そうだ、生ある限り学び、働き、感謝し「老いの才覚」を得て生きる節目の年にしよう。

 

                     

 

    今日は、阪神淡路大震災忌、多くの命が失われた魔の日より18年過ぎました。

    力強い復興に、心と心を寄せ合えば、必ず願いは叶う事を教えられました。

    厳しい寒さにも負けず、必死の思いで頑張っておられる東北の被災地の皆様に、

    心を深く寄せて、一日も早い復興を祈っています。      (1月17日記)

 

         [短 歌]  前垂れを新しくされし辻地蔵時代を継ぎて町に在せり

 

                          

 

    生き生きと夢を追いかけながら、充実した人生を満たしたく、一日一日を大切にし、

    正直な自分の心と向き合って、感謝する気持ちを忘れずに過ごさねばと思います。   

 

         【冠 句】  にがい酒 我欲の鎧未だ脱げず

         【冠 句】  錆が浮く 安住の座に埋もれすぎ

         【冠 句】  一文字 夢への始点ここからと

         【冠 句】  朝の雪 無垢な心を取り戻す

         【冠 句】  実も甘く ひとつ叶った夢に満つ

         【冠 句】  店並ぶ 感性を研ぐ女の瞳

         【冠 句】  店覗く 錆びた感性刺激する

                        

                            ・・・・このような気持ちで・・・・ 

     

                        

         今日もお立ち寄り頂きまして有難うございます。   

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決 意

2013年01月07日 10時23分36秒 | Weblog

佳き新年を迎えられ、新たな1月のページを、清清しく開かれておられると思います。

昨年は多くの方に、『詩の雫』の方へお立ち寄り頂きまして有難うございました。

今年も<心の四季>を歌に託して、皆様との触れ合いを楽しみに、「言の葉」を温めていきた

いと思っています。 どうかよろしくお願いいたします。

                       

                  『朱の椀に 花麩の梅も笑み咲きぬ』

 

昨日は「初春冠句事始式」に出席してきました。

厳かな京都のお寺での句会、気持ちを引き締めて、次々披講される秀句に耳を傾け、

奥深い「冠句の趣き」を、たくさん学んできました。

多くの句友との久しぶりの再会に手を取り合って喜び、互いの近況、健康、そして句談議に

弾み、笑い声が絶えない和やかなひと時を過ごせ、、、とても良い一日でした。

駅まで送迎してくれた主人の優しさに感謝し、体調の不安も感じる事もなく、澄み渡る冠句の

一句一句に余韻を満たしながら、晴れやかな思いで帰宅しました。

                  『再開す 人生の機微温めあう』

「句会」での私の冠句は、後日句誌が手元に届きましたら、UPしたいと思います。

 

新たな年への ”豊富” を詠んだ冠句を、今年のブログ始めのご挨拶にさせて頂きます。

 

                  『仰ぐ空 充実の日を熟み重ね』

                  『大き門 怯むことなく猛る視野』

                  『虎落笛 不運に負けず生きねばと』

 

今年も 《 夢 》 に向かって前向きに頑張ろうと、篤い意気を挙げています。

                 

          ・・・  夢を  ・・・         ・・・  満たし  ・・・

   

         < お立ち寄り頂きまして、ありがとうございます >

 

 

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