詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

満たされて

2012年03月29日 09時55分25秒 | Weblog

      前向きに 煌きともす 明日の夢             

                                                 生きる意味 問い掛け満たす 老いの椅子

 

        【冠 句】  春の潮 澱む気力を押し流す

        【冠 句】  幕上がる 満たす余生に湧く気概

        【冠 句】  幕開く 自分に課した柵を越え

        【冠 句】  靴が鳴る 病に克って晴れ舞台

        【冠 句】  老いを行く 日々慈しみ華の章

        【冠 句】  宴過ぎ 満たされている椅子二つ

        【冠 句】  限りなく 風さまざまにそよぐ詩

 

  ただ何となく終る一日では虚しく思います。

  一度の人生、自分らしく生きる為の努力、意欲、気概を煽り、不可能かも知れない夢も

  一度は挑戦し、今日という一日を悔いなく満たし、明日へのページを捲れればいいなぁと

  いつも思っています。

  コーラスの大役も無事終えました。 1年を振り返り、とても意義ある経験を出来た事を

  感謝して、先日の23年度総会では、良い挨拶も出来たように思います。

  慢性腰痛の為、時に気力が落ち込むこともありますが、日々練習に励み、晴れの舞台に

  立った3月のギター発表会では感慨深いものに満たされ、自分を一杯褒めてやりたいと

  素直に思えました。

  これから辿る人生の ”華の章” 、さまざまな風に出会いながら、いつも輝く瞳を失わず

  ゆっくり、、、楽しく、、、そして前向きに、歩んでいきたいと願っています・・・

 

        今日もお立ち寄りいただき有難うございます。 

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 今~昔・・・

2012年03月17日 18時13分09秒 | Weblog

  < 3月22日に>・・・

         人間には苦あり楽あり栄えあり衰えあり。これ人生の呼吸なり

                                           

         数多なる 歴史に辿る 人の道

                五徳積み 礎となり 今に活く

 

         【冠 句】  史を辿る 戦の涙碑に滲む

         【冠 句】  紐を解く 源氏絵巻に探す謎

         《川 柳》  民話から暮らしの知恵をもらってる

         【冠 句】  老いを行く 倣いて活かす祖の軌跡

         『俳 句』  祖父の竿孫に譲りて初諸子

         【冠 句】  鍛えられ 大和魂呼び起こす

         【冠 句】  拓く町 地の利生かして蘇る

         【冠 句】  春の潮 未来煌く櫂二つ

 

  一つの命から繋がって生まれる新しい命の神秘に、深い感動を覚えます。

  暮らしに何不自由無く、欲しいものは何でも手に入り、色々な恩恵を受けている事を

  当たり前と思っていた私達に、振り返ることを訓えてくれた震災の爪あとに、、、

  今も続く悲しみを決して風化せず、明日に希望の灯りをともし、多くの人たちの知恵と

  優しさ、そして温かさを寄せ合って、明日の道を拓けていかなければと強く思います。

  昔から繋がれてきた ”絆” を今一度しっかり結び直して、力強く心を一つにして、

  活きた知恵を探りあって、一日も早い復興を願わずにはいられません。

  今日も学ぶ事が一杯ある本に出合え、<日本人の底力>を強く感じています。

 

      今日もお立ち寄り頂きありがとうございました     

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・・・軌 跡・・・

2012年03月05日 11時29分04秒 | Weblog

   寂しくも 無常の別れが あることに

                    もう一度 人の命を 問い直す

 

       【冠 句】   別れの日 見える影なら追えるのに

       【冠 句】   雪が舞う 亡くして判る母の楯

       【冠 句】   名残雪 挽歌切なく詠み送る

       【冠 句】   待ち時間 花の挽歌に追いし影

       【冠 句】   視界越え 心の儀式終え癒える

       【冠 句】   文字揃え 義父の遺言父らしく

       【冠 句】   星も燃え 人途切れなく遺作展

       【冠 句】   星も燃え 活きた軌跡を残し逝き

       【冠 句】   岬暮れ 何処まで行けば終る旅

 

  3.11 哀しい爪跡を残した追悼の日がやってきます。

  義母の命日も近づいて・・・ 先日、夫の友人より一枚の写真を見せて貰いました。

  義母の若き日の旅のスナップ、とてもいい笑顔で写っています。 遺影の笑顔も心の

  和む春の花のような笑顔をして、毎日仏間の義父と睦まじく並んでいます。

  人それぞれに辿る人生の軌跡に、その人なりに精一杯の足跡を残せれば、、、、、

  遺された者の心に残る消し切れない悔いや重みを、和らげてくれると思います。

  一日一日を大切に、私も活きた軌跡をしっかり刻み、歩いていこうと思っています。

  3日のギターの発表会、家で出来たことが舞台ではすごく緊張して、、、残念な思いで

  帰宅しました。 まだまだ楽しみながら演奏できる力は有りませんが、少しずつ自分の

  ものになるように、練習をつみあげていきたいと思います。晩学の努力は大変ですが、

  私の人生の足跡にキラッとギターの音色が光ればいいなぁ~と願って・・・

 

  今少しずつ作っている「布地蔵」です。 心が癒される可愛いお地蔵様、家の仏壇にも置き  

  ました。 姉妹や孫達、友人達にもプレゼントしています。 携帯電話ぐらいの大きさですが

  作りながら安らげる新しい趣味が、一つ増えました。

 

                   

 

      今日もお立ち寄り頂きましてありがとうございます。

   < 3月15日  心は配って生きねばならぬ。されど心を痛めてはならぬ>

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