詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

 浮き沈み

2009年06月25日 11時44分21秒 | Weblog
 何となく 素直になれず 悶々と

     前向きに なれない自分に 浮き沈み         

   
     【冠 句】 にがい酒 我欲の鎧未だ脱げず

     【冠 句】 迷いあり どこかに素顔置き忘れ 

     【冠 句】 梅雨去らず 嘘を吐ければ楽なのに

     【冠 句】 浮き沈み 自惚れ糺す朝鏡

     【冠 句】 彩を変え 虹を架けたい我が余生


              もう一度 本当の素顔 取り戻し

                  迷わずに 虹を架けたい 明日のみち


          

          素直になり迷う心を問い返せば
          本当の声が聞こえてくるような気がします・・・
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 暮らしのリズム♪

2009年06月18日 11時32分37秒 | Weblog
 爽やかに 昨日と同じ 朝の音 

     少しずつ 気配りながら いい家族     


    【川 柳】 キッチンに明るい朝の妻の音

    【短 歌】 三歳児の燥ぐ声あぐる公園に正午を告ぐるチャイムの聞こゆ

    【川 柳】 三世代付かず離れず間のリズム      

    【川 柳】 知らぬ間に妻の煽てに踊らされ

    【冠 句】 凡夫婦 無けりゃ気掛かる高鼾


             お互いに 上手な距離で 睦まじく

                  何気ない 小さな幸せ ふと思う

          

          隣地に住む長男一家と賑やかに暮らしています。
          孫娘を連れて〝公園デビュー〟した日も懐かしく
          その孫も、もう10歳になりました・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 諦めず・・・

2009年06月11日 11時08分26秒 | Weblog
 人生の 思わぬ試練に 躓いて          

    模索する 明日への一歩 諦めず        


    【冠 句】 梅雨の町 リズムに乗れぬ試歩の杖

    【冠 句】 おんな傘 気丈な箍も時に折れ

    【冠 句】  諦めず 視線変えれば苦も楽に

    【冠 句】 水きらら 老い木の蕾潤いて

    【冠 句】 化粧水 余生の自画像麗しく


              潤いて いつか花咲く 日もきっと

                  前向きに 生きる道から 見える夢

           
        
         

          人生の半ばに思わぬ病で手術をしました。
          今も尚続く痛みと折り合いながらも、私らしい生き方を
          見つけています・・・
          
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 陽に抱かれ

2009年06月04日 09時54分56秒 | Weblog
 夢を追い 一直線に 光る道  

     陽に抱かれ 明日への一歩 踏みしめる


     【俳 句】 整列しキラキラ背伸ぶ早苗かな    

     【冠 句】 薫る中 歩き始めた孫を追う

     【冠 句】 山に向き 再起の気合入れ直す 

     【冠 句】 陽と翼 逆光線を潜り抜け

     【冠 句】 峰光る 人生の山一つ越え

     【冠 句】 青い梅 女の一生円やかに


               逆境に 足踏みしながら 山に向き

                    気合入れ 人生の山 越えてゆく

         
         

        辿っていく道、辿って来た道、それぞれの長い人生の道程を
        ふと立ち止まり、、、問い掛けてみました・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする