詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

大切なこと…

2019年09月19日 14時24分09秒 | Weblog

 秋の風や陽に触れ、季節の移り変わりを、日々に感じながら、

 秋のイベントに向けて、向き合っている趣味に、気持ちを新たに頑張っています。

 今年の<合唱祭>は例年より開催日が早く、、先日、ピアノの先生も来て頂きました。

 音の確認、バランス、曲想、暗譜、衣装 、、、それぞれ決められて進んでいます。

 

 今年の発表会の曲:

    さくらももこさんの曲 『 ぜんぶ 』 ・ 小林秀雄さんの 『 落葉松 』 

 

 歌詞に籠められた想いを、私たちの女性三部合唱で、どのように表現することが出来るかなと、

 気持ちを一つにして、練習に励んでいます。 

 「落葉松」は以前にも歌いましたが、年齢を重ねて今、より深みがあるコーラスになればと思います。

 「ぜんぶ」は、今ある大切なものを、見つめて問いかけるとても難しい歌ですが、

 歌詞に託された願いを、、、しみじみ深められるよう、歌いこみたいと思います。

 

   第42回 かふか合唱祭

   2019年 11月10日 (日) 12:50分開演 

   あいこうか市民ホール (12時30分開場)

 

   多くの皆様との触れ合いを楽しみにして、お待ちしています。

 

 

 一昨日、近所の方が亡くなられて葬儀に参列してきました。

 子供が同級生ということもあって、色々な事を思い出しお別れをしてきました。

 人との出会い別れに、たいせつな時間を共に生きてきたページを開き直し振り返っています。

 

 

 また、多忙な中での<支部の冠句の選句>に取り掛かりましたが、何とか無事終えほっとしています。

 それぞれの作品から見えてくる人生の色を濃く深くして、多くの生き方を学びました。

 難しい仕事ですが、その中から得るものも多くある事に感謝し、とても嬉しく思います。

 後日の句会の後、作者名が記された句誌が届くのが楽しみです。

 

 

 妹の検査入院中に、少しトラブルがあり心配しましたが、今、結果を待っています。

 大変珍しい病気らしいですが、

「悪いものをとる手術をすれば予後は大丈夫、前向きに考えて下さい」と、

 医師からの説明に、気持ちが少し軽くなっています。

 大きな手術を控え不安で落ち込んでいる妹を、出来るだけ近くで支えてやらねばと思います。

 色々な事が続きます。

 

 こんな日々での冠句を探し読み返すと、、、

 

   声若し、大空見上げ漕ぐペダル

   身に備う一粒稔る力種

   緑の夜 痛み離る日を信じねば

   虹仰ぐ 踏ん張る力湧いてくる

   緑の地 笑顔を戻し陽に抱かれ

   諦めず心の向きを少し変え

 

   風も秋 続く訃報に見上ぐ空

   容赦なく 去る人追えぬ秋の風

   落ち着かず ぐらつく決意行きから戻る

   町運河 出会い別れに灯を残し

   旅の空 惜別の風受け入れる  

  

 

 

  

   空から父母も妹を見守ってくれると思います

 

 

 

  

         3姉妹、いつも寄り添って・・

 

 

  いつもお立ち寄り下さいまして、ありがとうございます。


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八月に想い寄せ・・・

2019年09月04日 10時56分57秒 | Weblog

 

朝夕の涼しい風や虫の鳴き声に、季節の移ろいを感じますが、

まだまだ夏の過ごし難さを感じます。

色々思い案ずる事が重なり、、、、また続きました訃報に抱く喪失感が日に日に強くなり

あるがままに生きることの難しさや、気持ちの持ち方を少し考え込んでいます。

 

八月、昭和の哀しい戦争の涙を、今まで詠み重ねてきた冠句に、想いを寄せて、、、

 

   送り火に 遠き日偲ぶ灯はほのと

   カンナ燃ゆ 戦火の悪夢語るかに

   慕う夕 故郷馳せる遠汽笛

   草いきれ 錆びし鉄路に軋む悲史

   影を持つ 戦禍を語る口重し

   蝉あつし 語り部老うも声烈し

   問う平和 命のビザを忘れまい

   蝶が舞う 菜花に華やぐ無縁塚

   言い伝え 戦禍の裡に哭く史実

   母恋し 兵の無念が風に泣く

   過ぎる音 痛恨消えぬ史の嘆き

 

   灯が巡る 僧の読経に在りし日を

   泣きたい夜 遺影の母に話し込み

   蝉を聴く ひとり寂しむ墓参道

   残る味 梅の実寝かす亡母の甕(カメ

 

   カンナ燃ゆ 黙して語る生きる意味

 

 

 

、     

     

              

 

 

 

 散歩道で、すれ違った方の少し前屈みの後ろ姿が、亡くなった友人に似ていて、

 思わず 〇〇さん と呼びかけそうになりました。

 5月に逝かれましたが、まだそのことに実感が無く、淋しさを日々に感じ涙して、、、

 

 八月は、大切な命を問うお盆の行事が続き、淋しさを新たにする夏だと思います。

 色々な人生を思い、、、生きる意味を問いかけています。

 

 母が亡くなり、3姉妹の絆がより深くなりました。

 それぞれに病気の不安を抱えている今、寄り添いながら助け合い、

 一つ一つ乗り越えていこうと思っています。

 妹が大きな病院で今日受けている検査結果が心配ですが、、、

 悪い結果でないことを、亡き父母にお願いしながら祈っています。

 

 

   今日もお立ち寄り下さいまして、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 


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