とても寒く、日課のウォーキングも今日は怖気付いてお休みに。
ぐつぐつ煮える温かい「ほうとう鍋」を囲み、主人と夕食です。
庭の不出来な大根を糠漬けにして、これが結構 <箸休めの1品> となりまして
炊き立てのご飯にぴったり、懐かしい田舎の風味に、素朴な贅沢を膳に添えています。
少しずつ、年末年始の必要品を買い足し、気になっていた照明器具の汚れを拭き取り、
気合を入れていますが、、、 無理はせずぼつぼつと。。。
あちこちの病院の通院も控え、いつも長い待ち時間に、かなりの時間を取られますが、
その合間に、締め切りの迫る冠句の投句準備に、一番大変なギターの復習・予習に、
しかし中々進まず フ~~~ (<_>)
どれもこれも苦学ですが、好きな事だから、自分に負けず、頑張れます!
なんだかんだと自分を追い込んで過ごしていますが、一日一日を無駄にせず、
今日出来ることを済ませ、明日に繋げばよし! としています。
句帳を開くと、その時その時の気持ちの動きが残っています。
到る坂 問い続け来し生く一路
到る坂 苦楽の途に地蔵様
到る坂 汗も涙も振り絞り
雲に問う 起伏の人生泣き笑い
日曜日、母の所へ姉たちと行って来ましたが、
思った以上に、更に悪くなっているように見えました。
表情が無く、会話は出来ず、眼を合わす事もなく、声を掛けてもずっと臥せっています。
職員の方に聞くと、自分で食事は出来ている様ですが、誤嚥を防ぐための粉砕食を
どうして食べているのかと案じます。 こぼしながら食べているのか、服は胸元が汚れ
哀れに思いますが、、、お任せしている以上、ただ黙ってみているだけで、この現状を
受け入れ、母をお願いして重い足で帰宅しました。
顔色はよく、ふっくらしているように見えますが、ずっと寝ている為むくんでるのかな?と
思ったり、、、「また来るね」 と言っても、以前のように手を振るでもなく、無関心の母に
掛ける言葉も無く、姉たちと互いの思いを話し、気持ちが満たされない侭、別れました。
待っても待っても、お願いしている施設からの連絡が来ず、<要介護5>の母ですが
多分、これが現実だろうと思います。
別な後ろ盾も縁故も無ければ、前に進まないのかも? 悶々としますが・・・
自分のことが判らなくなっている事が、ある面、母にとっても救いかもしれません。
水のいろ 母の句帳は黄ばみて
怒りふと 無表情にある怖さ
冠句に夢中になっていた嘗ての母の姿が、寂しく思い出されます。