詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

夢折らず

2014年03月30日 10時37分58秒 | Weblog

 

            夢折らず 独り占めする瑠璃の穹

 

            ほのと見ゆ 親の背倣い自立の子

 

 昨日は京都のお寺で開催された春の句会に出席してきました。

 久しぶりの句友との再会に、一日和やかに弾む会話に、愉しく過ごしてきました。

 春の陽気に気持ちもぽかぽかと浮きだって、混みあった電車や乗り継ぎの徒歩

 に疲れもありましたが、主幹からお聞きした「冠句」に対する重みのある言葉に

 創作に対する大事な事を学ばせて頂きました。

 「自分の手元から放れた冠句が、読み手によってその句がさらに育ち、何時迄も

 心の中で光り輝くくような作品を生み出す努力をしてください」

 とのお言葉でした。

 

       冒頭の2句、所属結社の4月号の扉を飾った嬉しい作品です。 

       私の夢への気持ち、4月よりそれぞれ進級する孫の姿を詠みました。  

 

              (ハルリンドウです) 

 

             今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。 

 


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希望の灯

2014年03月07日 10時27分00秒 | Weblog

 今日の朝刊第一面の 「”パーキンソン病臨床へ” ips細胞を使った再生医療がいよいよ

 本格化する。」とのニュースに、心が浮き立ちました。

 移植手術により運動障害の症状の改善が期待され、人口10万人あたり100~150人の

 患者がいると推定される難病に、待ちに待った希望の灯りが仄かに点されました。

 根本的な治療法が見つかっていないこの病気に、この先研究がさらに進み、一筋の光が

 指すことを願ってやみません。

 長年一緒にコーラスを楽しんできた友人も、今この病と闘っています。一日も早く、良き日が

 来る事を祈り、いまの思いを冠句にしました。

 

                 清水湧く 生きる喜び病み克ちて

             夢の中 杖無くステップ踏み鳴らす

             寂しい夜 諦め癖は何時からか

             石を蹴る 生きる執念ある限り

             風の韻 無念を曳かず窓を開け

             今しばし 闇の出口に仄明かり

             気脈立て 植樹の若芽枝を張り

             希望の灯 支えてくれし昴星              

 

 

                     

 

  

       色々な行事が続き、日々その準備に追われています。

               時間を追い駆け過ごせることに幸せを感じながら

                       少しずつ夢を追いかけて、頑張っています。  

                

 

                今日もお立ち寄り頂きましてありがとうございます。


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