夢折らず 独り占めする瑠璃の穹
ほのと見ゆ 親の背倣い自立の子
昨日は京都のお寺で開催された春の句会に出席してきました。
久しぶりの句友との再会に、一日和やかに弾む会話に、愉しく過ごしてきました。
春の陽気に気持ちもぽかぽかと浮きだって、混みあった電車や乗り継ぎの徒歩
に疲れもありましたが、主幹からお聞きした「冠句」に対する重みのある言葉に
創作に対する大事な事を学ばせて頂きました。
「自分の手元から放れた冠句が、読み手によってその句がさらに育ち、何時迄も
心の中で光り輝くくような作品を生み出す努力をしてください」
とのお言葉でした。
冒頭の2句、所属結社の4月号の扉を飾った嬉しい作品です。
私の夢への気持ち、4月よりそれぞれ進級する孫の姿を詠みました。
今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。