風に触れ 野に咲く花に 癒されて
人生の 一日一日を 穏やかに
【冠 句】 道すがら 廃家の風鈴耳に留め
『俳 句』 廃屋の風鈴細く鳴り止まぬ
【冠 句】 風に寄す 郷愁募る遠ばやし
【冠 句】 陽に歌う 母を重ねる矢車草
【冠 句】 堤沿い 幸せ色に背を染めて
今から7年前、新聞の文芸欄へ初投句をして掲載された冠句
「ふと淋し 母の背中がはかなくて」 が、私の冠句への道の第一歩でした。
その後、現在所属している冠句研究会からのお誘いを受け、怖いもの知らずに
いきなり本社である某結社にも入会し、諸先生方、多くの同人や会員の方々からの
ご指導や励ましを受けながら、毎月四苦八苦して投句を続けてきました。
古都のお寺で開催されるかなり緊張する大きな「句大会」へも何度か出席して、
未熟ながらも「句誌」の選者も務めさせて頂き、いい経験を積んで来ました。
一つの冠題に向かい、自分の感性に沿った冠句を繋げる<二句一章>の短詩文芸は
奥深くとても難しさを感じますが、それが一つの句になった時の感動と充実感は、
正に趣味の醍醐味だと嬉しく思います。
益々冠句の真髄を究め、大切な趣味を私の色で彩りたいなぁと願っています。
今3年目を迎えました「詩の雫」に、多くの皆様方にお越し頂きました。
又添えて頂きました温かいコメントも、感謝の気持ちで一杯です。
拙い私のブログですが、何か皆様の心の隅に残るものがあれば嬉しく思います。
本当にありがとうございました! 又お待ちしています・・・
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~優しい風が、皆様方の頬に触れますように・・・祈っています~ (7月25日)