詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

一心に

2011年06月26日 11時18分56秒 | Weblog

  一心に 生きるわが道 挫けずに

                 いつの日か 咲かせてみたい 夢の花

 

          【冠 句】   今を生き 躓いた石並べ替え

          【冠 句】   水面下 芯の強さで咲かす花

          【冠 句】   青き背 担う苦労も軽々と

          【冠 句】   雲を追う 人生の旅赫灼と

          【冠 句】   思い切る 長い人生ひと休み

          【冠 句】   川の彩 はんなりと生き花筏

          【冠 句】   旅の果て みんなまぁるくまるく熟れ

 

                                     

                                                     クリックしてください ↑   (ポパイさんの花)

 

     同じ一日でも、長く感じる日もあれば、あっと過ぎる一日もあります。

    人間関係に惑い、思わぬ不幸に嘆き、健康を害して悩み、、、

    迷い道も、曲がり道も、、、そして挫折の道もありました。

    辿ってきた人生を振り返ると、私の生きてきた道に残してきた幾つかの悔い、

    辛く哀しい別れもあり、、、そして又、多くの喜び、満ちた幸せ、誇りもありました。

    今、色々な彩りで咲き満ちている紫陽花に、生き方の思いを重ねてみると、

    強かに、まるく穏やかに日を捲り、雨に光る花の雫のようにキラッと輝き、

    決して自分を見失わず、佳き年齢を一心に重ねてゆきたいなぁと思います・・・

 

          愛燦燦 笑みし月日の穏やかに   

 

  

  

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ぬ く み

2011年06月18日 11時47分20秒 | Weblog

探れども 見えない明日に さ迷う日

      気がつけば 支えてくれる 友がいる      

                                                                       

                                      

      【冠 句】   初対面 幸せページ埋む予感

      【冠 句】   光り得て 友の助言に踏む一歩

      【冠 句】   ほとばしる 生きろと叱る温い声

      【短 歌】   つつがなく一つ一つの役こなす支えてくれる友らのありて

      【冠 句】   誘い合う 偲びて歌展去り難く

 

  人との出会い、触れ合いで知る温み、そして一人で生きてゆけない人生の中に

  家族とは又違う深みを持つ友人が、沢山いる事を幸せに思います。

  喜びを分かち合い、悲しみの涙を支え合い、同じ楽しみに笑い合い、怒りを和らげ合い

  挫折から立ち直る助言を得て、自分を取り戻す事も出来ました。

  肩にそっと手を置いてくれた友の温み、自分を責めて泣き崩れているときに、

  一字一字優しく語りかけくれた友の手紙も、ありました。

  人生を折り返し、幸せを見つけながら辿る日々に、言葉と言葉を掛け合って和み

  互いの意識を高め合い、一人の人間として、又一人の女性として輝きを忘れず

  生きていける事に、しみじみと喜びと感謝の気持ちを、かみ締めています。

  今、句友からの嬉しい着信音が鳴りました ♪ ♪ ♪

        「光り得て もう迷わない幕が開く」

  届いた句誌にキラッと光った私の冠句を、自分の事の様に一緒に喜んでくれました。

  一句一句真心をこめて、これからも大好きな歌の道を歩んでいきたいと思います・・・

   

       

 

 

 

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爪 痕

2011年06月09日 16時15分46秒 | Weblog

一瞬に 地獄絵と化す 魔の刃

     樹は尖り 涙の海に なった郷                 

 

       【冠 句】    木肌撫づ 破壊の罪を誰に問う

       【冠 句】    尖る樹木 理不尽な世を咎めねば

       【冠 句】    嫌気さす 冷めた目で見る政治劇

       【冠 句】    手繰り寄せ 思いひたひた波に聴く

       【冠 句】    聞き慣れて 里を寄せたき波の音

       【冠 句】    強かに 雑草に勝つ生きる術

 

  

                                  深い哀しみ・・・ ポパイさんのお写真

 

日本中を奈落の底に落とし込んだ魔の11日からの、目を覆いたくなるテレビの映像に

毎日毎日、心を痛め泣きました。  

あれから3ヶ月を迎えようとしていますが、まだまだ安否の確認が取れない方が8000人

以上もおられる現実と、長引く避難所生活に心身共に大きな負担を虐げられているご苦労と

ご心痛を思うと、この怒りを何処に向ければいいのかと、胸が張り裂けそうになります。

揺れている政治にも一層不安が掻き立てられ、二重 三重の怒りとなってきます。

愛し癒された故里は、醜い爪痕となって、哀しい思い出を一杯残しました。

一日一日を精一杯、気丈に耐えて過ごされておられる事と思います。

どうか負けないで、明日に向かって強く生きて下さいます様、心から祈っています・・・

 

  

                                復興を信じて・・・ポパイさんのお写真

 

   それは夢にすぎないだろうか

   ただ おたがい おなじ国に生きる人間として

   素直に心と心と寄せ合い、手と手を握りあって

   この国日本の 繁栄と平和と幸福とを

   ひとすじに探し求めることができないだろうか

   真剣になれば、意見の対立もおきるに違いない

   だが 私たち日本人としての願いが一つなら

   かならず そこに高い調和と力が生まれよう 

   それは 決して夢ではないはずだ

                                  「道をひらく」より  松下幸之助 著

 

      文字から思いを伝える事もできます。

      そしてそれ以上に、心を映す写真からも、思いを伝える事ができると思います。

      ポパイさんからお借りしています花々の写真に、あらためてお礼を申し上げます。

      

 

 

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挑 戦

2011年06月02日 11時54分04秒 | Weblog

 

          挫けずに 未知の分野に 夢を追い

                     迷い無く 自分らしく 生きる道 

    

                                              ポパイさんのお写真

          【冠 句】     彩眩し 試練を明日に撥ね返す

          [川 柳]     左手がだめなら右で夢を描く

          【冠 句】     胸弾む 未知の分野に挑戦す

          【冠 句】     春の滝 意思を貫き光るかに

          【冠 句】     春の滝 夢追う気脈涸渇せず

 

  人生の長い道程の中で、試練、挫折を繰り返し、その山々を乗り越えて、やっと叶えた夢が

  いくつかあります。

  10代の頃に胸に描いた夢を、褪せることなく、決して諦めず 、一日一日の小さな努力を

  続けてきた事が、すべて無駄なく ”今” に繋がっているように思います。   

  その積み重ねてきた色々な事が、未知の分野の光となって、自分のものに出来る喜びに

  胸弾ませ、熱い心で新たな一歩を踏み出せる力が、湧いてくるのかなぁと思います。 

  昨年、アコースティックギターを買い換えました。

  お気に入りのギターを持ち教室へ通って2年目、4月から「中級コース」に進み、同じ夢を追

  う仲間達と一緒に、楽しく学んでいます。

  1曲1曲仕上がる毎に、見果てぬ夢が少しずつ届きそうな期待感にわくわくし、毎日頑張っ

  て練習しています。  

  一度しかない人生だから、悔いの無いように夢を追い続け、決して丈夫でない身体に時々 

  ブレーキをかけながら、今手にしている色々な趣味を更に深めて、私らしく生きて行きたい

  と思います。

                                       

 

     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

     <根 気 よ く> 

      どんなによいことでも、一挙に事が成るということはまずあり得ない。

      また一挙に事を決するということを行なえば、必ずどこかにムリを生じてくる。

      すべて事は、一歩一歩成就するということが望ましいのである。

      だから、それがよいことであればあるほど、そしてそれが正しいと思えば思うほど

      まず何よりも辛抱強く、根気よく事をつづけてゆく心がまえが必要であろう。

                                  「道をひらく」より (松下幸之助 著)

 

 

 

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