詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

感謝をこめて

2014年12月30日 20時46分09秒 | Weblog

昨日は家族で「御餅付き」をしました。 

鏡餅やお雑煮用の丸餅、餡餅など、皆でワイワイ言いながら丸めて、お正月を迎える準備が

整いました。 孫たちも年々手助けをしてくれるようになって、辛い腰痛に不安があった行事も

なんとか去年と同じように出来て、ほっとしています。 

和室の障子の張替え、窓拭きも、主人が頑張って済ませてくれました。 明るくなった家で

元旦を祝いたいと思います。  今日は家族みんなに 『ありがとう』 の気持ちを伝えました。

 

先週、母の病院に行き、好物の抹茶ゼリーを持っていくと、とても喜んで食べてくれました。

ずっと昔の事は覚えているのに、、、孫や、ひ孫の区別もつかず、会話はもどかしいです。

ドアの向こうで、「家に帰りたい」と手を振って泣いている姿は、切なく哀れですが、自宅での

介護は難しく、様子を見に行く事しか出来ない今、気持ちの切り替えをして、姉妹で向き合って

いくしかないと思います。 

 

所属結社、支部の句誌が届いています。 今年も頑張って多くの作品を生み出せたことを

幸せに思います。 

 

             安らぐ灯 甘酒そそる藍暖簾

             安らぐ灯 小豆の匂う里をふと

             別な味 ドストエフスキー読み直す

             別な味 素材引き立て択る器

             樹々淋し 病舎に母がぽつねんと

             若さ映ゆ 磨きをかけて笑む自画像

             山眠る いのち愛しむ陽を抱きて

 

             枯すすき 下手な生き方それなりに

                 (講評) 振り返ってみれば、誰しも納得のいく行き方など

                       ないのかも知れない。それはそれでいいとして、

                       老いの人生を見つめておられるのかと思う。

             忘れたし 這い蹲って舐めた傷 

             枯すすき 無我夢中なる日々をふと

             話好き 人生に華ちりばめる

             話好き 価値観同じ人に会え

             何願う 日々走り込み夢追う児

             湯治宿 子らに甘えて老いの贅

             終い湯に 今日の疲れも心地好く

             風淋し 時には欲しいお節介

                 (講評) 〇号の「母の衣類に名を記し」報われぬ労の虚しさと

                       哀しみ、冠句は噴火口であり、鎮静剤である。吐き出す

                       事でストレスやノイローゼから開放されると思います。

                       頑張ってね。応援しています。

             齢重ね 人生の深み知る寿福

             

             <連冠句>     一頻り 

                     疲れどっと 年忌行事を恙なく

                     疲れどっと 笑顔絶やせぬ持て成しよ

                        皆帰る 仏間にひとり亡姑と座す

 

             明日もまた 挑む階段一心に

             絆あり 励ます病友に励まされ

             絆あり 廻り続ける支援の輪

             望郷歌 泣きし戦記に震災記

             手の中に 手向けし花の香に念い

             窓に呼ぶ 弱さを叱る星ひとつ

             窓に呼ぶ 郷愁ふかむ陽の暮色

             過ぎし日々 幾度泣いて強かに

                          (納会 成績 3位、〇〇新聞賞を戴きました)

 

    こうして並べる冠句より、色々な思いが行き交います。 

    自分を見つめ直す切っ掛けになったり、また頑張れる気持ちを起こしたり、、、

    良き師、良き友、そしてここへ尋ねて下さる多くの皆様方に、感謝の気持ちで一杯です。

    大好きな趣味に生き生きと過ごせることには、家族の支えが有っての事と思います。

    難しいギターも、良き師、良き友に恵まれ、更に頑張れると思います。

    

    毎回、多くの閲覧を頂きまして、改めてお礼を申し上げます。有難うございます。

    来年も、またがんばろうと思います。宜しくお願いいたします。

 

    では良き新年をお迎え下さいますよう、皆様方のご多幸を祈っています・・・

 

                  

 


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新たな一歩♪

2014年12月13日 14時56分24秒 | Weblog

                               

 

 一年かけて練習を積み、本番に臨んだ「合唱祭」、かなり緊張しましたが大きなミスもせず

 無事終りました。

 会場に来ていただいた多くの皆様、有難うございました。舞台からお顔を見る余裕は無く、

 遠方から来て頂きながらお礼も言えず、本当に申し訳なく思っています。

 今年の曲「鳥」はとても難しくて、楽譜がボロボロになるまで、一心に練習しました。

 その出来栄えは、、、?    先日ありました「打ち上げ」にて、色々な感想を聞きました。

 

            「緊張感が伝わってきたよ~」

            「ハーモニーがどの曲も綺麗だったよ~」

            「難しい歌やなぁ~」

            「久しぶりに、本物のコーラスを聴いたよ~」

            「いい歌詞やな~」

                                          (会場からの声)

 

          「一生忘れられないと思った難しい歌でした」

          「ロマンチィックな歌詞から、人生のエールを感じました」

          「生きる意味を問いかけました」

          「来年は、暗譜で歌おうね」

          「年齢に負けないで、楽しくこれからも一緒に歌おうね」

                                          (団員の声)

 

   大変だった本番を終えて、会席を囲んでの打ち上げの日、

               終わりましたね~~~~

                     グループ長さんの第一声、実感が籠もっていました。

 

  来年の課題も出来ました。 一生懸命指導してくださったお二人の先生に感謝して、

  万全でない体ながらしゃんと背中を伸ばして歌った友、私も腰痛になんか負けないで

  頑張って歌いました。

  歌う事が何より大好きな仲間達、これからも誰一人欠ける事無く、素敵なハーモニーを

  創り楽しく奏でていきたいなぁと願っています。

 

  打ち上げの後、喫茶店へ二次会に行き、そこで思いがけない良き方との出会いが

  ありました。

  頑張って続けている私のギターに、新たな光が差し込み、一歩の道が拓けるように

  思えます。

 

  所属結社の句誌、2支部からもうすぐ届く句誌、また後日に並べたいと思っています。

 

               今日もお礼の気持ちをこめて・・・・・ 有難うございます。

 


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