詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

大騒動で大変でした!

2021年01月23日 11時26分26秒 | Weblog

怪我から1週間たち、昨日、主人の抜糸が済みホッとしています。

実年齢を忘れた好奇心旺盛な元気な人、ひと時もじっとしていられない性格で、

寝食を忘れ大好きな趣味に冒頭し、どうしてこんなに元気に過ごせるのだろう?と

第二の人生を満喫している夫に、ある面羨ましくも思いながらも家事に追われる日は

自分の時間がないことにイライラしてよく喧嘩をします。

自宅で介護をしている友人達の大変さを思えば、有難く思わなければと反省して、、、

今回の騒動が、命にかかわる怪我でなく、本当に良かったと胸をなでおろしています。

 

切削機械から外れた金物が体を直撃し、手と胸脇を強打したらしく、夕方帰宅してから

背中が痛いと言ってましたが、あまり深刻には受け止めず、又無茶をした位にしか思わなかったのですが、

お風呂に入るため、服を脱いでいると傷口が一気に開いたらしく、肌着が真っ赤に染まってぽとぽと落ちて、

タオルで止血してと言いますが、どんどん溢れてくる血液の量に怖くて正視できず、体が震えました。

家で応急処置できる怪我では無いと思い、隣の息子に電話し、お嫁さんも一緒に駆けつけてくれました。

救急車を呼ぶか迷いましたが、手は動くし歩けるし、取り敢えず休日救急外来へ連絡してくれました。

息子の車で慌てて病院へ行きましたが動転して健康保険証を忘れ、処置を待つ主人を残し一度自宅に戻り、

再度病院へ行きました。

この病院は、今コロナのクラスターが終息していなくて、かなり恐怖がありましたが仕方ありません。

受付時に感じた信頼できる医師の処置で、左親指付け根は3針、胸と脇下は10針縫う大きな怪我でしたが

痛々しい姿ながらも処置室から出てきた夫を見て、取り敢えずホッとしました。

医師より「傷口がもう2㎝下なら、大変な事になっていた」と聞きました。

大出血だったので、翌日に血管損傷と神経の確認のため病院へ行きましたが、どちらも大丈夫でした。

 

処置を終え夜九時に病院から帰宅して少し落ち着いた後、取り敢えず大量の洗濯物を目にし驚きました。

寒い冬の為、4枚も重ね着をしていた事が衝撃のクッションになったと思いますが、

毛糸のセーター、釣り用の防寒つなぎ、インナーシャツ、肌着、全て穴が開き破れていました。

肌着は余りにもひどい状態で処分し、後の衣類は風呂場で流しましたが、正に血の海状態になり

血の気が引きました。 500㏄~1000㏄と思える出血量に、体がブルブル震えてきて足が竦みました。

 

「治る怪我で良かったですね」と心配してくれたお嫁さんに、「傍にいてくれてありがとう」と心からお礼を。

色々な事が起こり高齢の弱りを日々に感じますが、直ぐ傍で見守ってくれる子供がいる事に感謝しています。

神様、仏壇の義両親も、きっと夫の命を助けてくれたのだと思います。

大変な思いをしましたが、、、入院することもなく普通の生活ができる今日の幸せをしみじみ感じています。

 

  

    親と子と 念ず一語は無二の愛    

 

          

   

     

       娘の描いたです

 

 『お父さん、いつもちゃんと携帯持っていきや! 何が起こるか判らないし心配するわ』

 と、娘から何度も注意されている夫ですが、心配が尽きません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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試練に負けず!

2021年01月17日 16時14分59秒 | Weblog

阪神大震災から26年となる慰霊の日、追悼行事がコロナの緊急事態宣言の中で

例年とは形を変えて行われています。今もあの日の恐怖が体の中から蘇ってきます。

大きな災害が続き、復興にまだまだ時間がかかっていますが、、、

亡くなられた方を悼み、寄り添いながら、安らげる日が戻ってくることを祈ります。

 

終息の兆しが見えてこないコロナ、大学入試の共通テストが始まりましたが

今年の受験生の不安と緊張は、計り知れないものがあると思います。

  「試験にて苦しむさまをありありと年老いて夢に見るのはかなしも」

  「朝立ちて試験に行きし長男ををさなごのごとくたまゆらおもう」

歌人の斎藤茂吉の歌ですが、子供を心配する親心に胸が痛みます。

ガンバレ受験生 ‼ ただでさえ心落ち着かない入試に今年はコロナ禍が加わり

新制度導入で試験内容も変わり、重荷が加わって、、、桜咲く春が来る事を信じて

この苦境を乗り越えて欲しいと願います。

この怖い経験が、こんなに家族や周りの人たちから応援してくれる日々は

人生にはそうそうない事だと、きっと後から判るでしょう。

試練に負けず、強く逞しく生きて行って欲しいと思います。

 

 今日の冠句は、

  

   月に声 蠢く心垢映し視る

   迷いなく 一線をかく黒と白

 

   握り飯 災地に笑顔輪になって

   声そろえ 想いを繋ぐ募金箱

   灯に想う 哀史の中に生き続け

 

   一里塚 見守りくれし野の地蔵

   雪明かり 何時か笑える日もきっと

                    (早く良い日が来ればと願います)

 

 

 

     

     

 

 

         

 過ごし難い我慢の日が長引き、気持がぐらつきます。

 大好きなギターの練習も以前のように向き合えず、電話がかかってきた娘に愚痴を吐き、

 痛む腕の治療を、腰痛の温熱療法と一緒に続けていますが、思うようには治らず悶々とし、

 後ろ向きになっています。 来週のギター教室、どうしようかなぁ・・・

 理学療法士による治療の再開は4月から、既に現状維持が保てなくなってきています。

 負けず嫌いの私ですが、、、落ち込んでいます。  又、気分転換をしなければ!

 

  皆さま、いつもお越しいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 


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志を高々と! 成人の日に。

2021年01月11日 13時30分27秒 | Weblog

 今日は成人の日、家の孫も二十歳になりました。

 当地は昨日、会場を6箇所に分けて祝典が執り行われました。

 きりっとスーツを着こなし、朝から美容院へ行き(?)かっこよくセットをして、式典会場へ。

 例年の式後の懇親会は、今年はコロナの為延期となりました。

 久し振りに話したかった友人も沢山いたと思います。

 今は仕方ない世情とは言え淋しい思いをして、、、夕方、お嫁さんと一緒に此方へ帰って来ました。

 赤ちゃんの頃はよく泣き、育て難く手が掛かった孫ですが、優しい気配りが出来る大人になりました。

 教師をになる夢を叶えるため、リモート授業を交えた大学生活を、それなりに頑張っています!

 一緒に過ごして来た日々は、あっという間の20年と思ったり、ちょっと大変だなと思った時もあったり、、、

 思い返すと祖母としての感慨深いものが胸に溢れてきます。

 3人の孫達から、私の人生に一杯幸せを、宝物を貰いました。

 家族の絆を固く結び、佳き日を皆と一緒にこれからも、過ごしていきたいなぁと思います。

 

 成人の日、おめでとう!  日本中に輝かしい声が聞こえています。

 

  <今日の冠句>

 

   灯を称え 翔び立つ子らの贐に

   新たな日 踏み出す大地風を切り

   旗を揚げ 飛翔の空を思うまま

   襟正す 貫き曲げぬ正義感

   立ち姿 燃える若さを武器にして

   息を吞む ネクタイ似合う凛々しい背

   海眺む 気宇壮大に生きゆかん

   陽と大地 志を高々と両手振り

   奮い立ち 一念通す堰を切る

  

 

         

       感謝すること日々に思います。

 

 

 

 コロナで休会になっているコーラス、もう一年もみんなと一緒に歌えること無く過ぎていき

 気持が落ちています。 電話で高齢の友人達の弱気な声を聞くたびに不安が広がっています。

 年賀状の欠礼も増えました。心身共に一気に気力が無くなって、、、寂しい会話になる電話です。

 又、何時か良い日が来れば、華やぐ舞台で素敵なコーラスもハーモニーを奏でる事が出来ることを祈り

 元気で過ごせることを願っています。 折れそうな気持ちを切り替えて❣  今は我慢して、、、

 又、冠句の選の仕事が回ってきます。 向き合える趣味がある事に救われています。

 

 

 皆さま、いつも此方に来てくださってありがとうございます。

 

 

 

  

 

 


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初めての寂しいお正月に、、、

2021年01月03日 13時02分08秒 | Weblog

例年とは違うお正月に色々思います。

孫達とも玄関先での「新年あけましておめでとうございます」に寂しく、、、(我慢して)

いつもなら賑やかにお雑煮を祝い、手作りのお節料理の重やオードブルをテーブル一杯に並べ、

代替わりした息子のちょっと畏まった新年の挨拶を聞き、家族揃っての佳き日を迎えますが、

京都に住む娘もコロナで帰れず、こんな年の迎え方は初めての事でした。

娘から年末に、京都の花折れ寿司「鯖寿司」が宅配で届きました。「みんなで一緒に食べてね」と、、、

孫達にそれぞれのお年玉を渡して、主人と二人、小さなお重とお雑煮で新年を祝いました。

届いた年賀状には、みんな同じ思いの添え書きがありました。

不安の無い日が戻って来れば、会いたい人とお喋りしてランチして、、、そんな日を待ち望みます。

 

今日は中の孫の誕生日、 ラインで<おめでとう!>とスタンプを送りました! 

孫達3人とも、夢を追いかけています! いつの間にか私の背丈を遥かに越しましたが、

とても素直に育ってくれました。

 

こちらのお正月は雪景色となりました。

亡くなった義母が飾っていた牛の干支を並べ、お正月の花と鏡餅と一緒に寿ぎました。

 

 

 

    

                頼もしい顔をしています!

 

 

 

 

 

 

        沢山積もりました!

 

 

 

  今日の冠句は、

 

      詩の札 捧ぐ言の葉雅かに

      歌かるた 一首に靡く風を聴く

      

      その昔 拍子木叩き夜回り番

      宵楽し 影絵遊びに燥ぐ児ら

      児らの天 紙の手裏剣空を切る

      

      風見鶏 下界の不埒嘲笑う

 

      しんと闇 遠のく有縁寂しむ地

      冬の芽に 癒えぬ心が甘えたく

                       (今の気持ちです)

 

 

 厳しい暮らしに我慢を強いられていますが、穏やかに過ごせる年にと祈ります。

 拙いブログですが、ひと日ひと日に、一句一句に思いを深め、綴っていきたいと思います。

 皆様方とこの場所で繋がれる事をとても嬉しく思います。

 本年もどうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

 


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