23日、「第73回 ○○県文学祭」の冠句部門での表彰式に行って来ました。
秋晴れの佳き日、自宅から車で45分の会場へワクワクしながら出かけました。
受付を済ませ案内された席へ移動し、13時の開会を待ちました。
先ず来賓の皆様の挨拶、文芸講演会「偏愛 近江の詩人」、入賞者の表彰式、
選者との懇談会、日程に添い滞りなく進み閉会しました。
晴れやかな笑顔の受賞者の皆様方、煌びやかな着物姿の女性も数名おられ
会場が華やぎます。今年はコロナが緩和され表彰式も再開されました。
まだ全面的には以前のように進められなく少し寂しく感じましたが、、、
県知事からの立派な賞状を頂いてきました。
所属・冠句支部の方と会場で出会えるかな?と楽しみにしていましたが、
遠方の方故に残念ながら欠席でした。
講演会は「近江詩人会」にゆかりのある高祖保氏、井上多喜三郎氏、
大野新氏、森哲弥氏、北原千代氏、山本英子氏、竹内まさき氏らの作品、
「刻々更新、アップデートされていく私、高校生の詩」、総合文化祭での第一位の作品の紹介もあり、ハッとする感性に若さを感じました。
児童文学者の工藤直子氏、私の知らない部門でしたが興味深く聞きました。
近江詩人会の「水沢 郁 氏」を講師による良い講演を聴かせて頂きました。
帰宅途中、色々なケーキとお寿司を買ってきました。
受賞を一緒に喜んでくれた家族へのお土産にと思いまして、夕食のひと時
細やかな幸せの時間を過ごしました。
迷いがあったり気持ちが落ちたりして、何度か冠句を止めようかと思いましたが、今日まで冠句を続けて来て、良かったと思います。
亡き母も京都の冠句会に所属して母らしい生活句を詠んでいました。
今、私の手元に母の句集が有りますが、奥深く感じます。
伸びた髪をカットして秋色のプルオーバー、胸もとに木彫りのブローチ、
マスクは外さずでしたが、晴れやかなお洒落をして出席しました。
(今日の気持ちの冠句です)
かりそめに 女心を幾重にも
深呼吸 推敲重ね握るペン
本の嵩 標となりし灯を求め
天高し くよくよせずに生くと決め
峰に立ち 燃ゆる瞳に射る決意
眼に熱く 勇気を貰った地平線
夕陽燃え 生きる勇気を明日の絵に
迷い捨て 気力の海を波打たせ
病気や怪我の治療に気持ちが塞ぐ日もありますが、、、自分なりに前向きに
あるがまま一日一日を辿っていきたいと思います。 さぁ!頑張ろう!
入賞した冠句は、作品集が手元に届いてから見てくださいね。
表彰式の前の19日、怪我で今、休会中のコーラスの「秋の合唱祭」を聞きに行って来ました。仲間の素敵な歌声に拍手をして、一緒に舞台に立って歌っている気持で、寂しい思いもありましたが、、、久しぶりに先生や友人たちとお話も出来て良い日を過ごせました。
皆さまいつもありがとうございます。寒さが厳しくなると思います。
お元気にお過ごし下さいね。
さぁ、来月から怪我の治療が待っています。保険上限期間が過ぎ自費治療、
長期戦で大変ですが頑張ろう!と思います。