詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

 ~佳き人生~

2012年01月30日 10時07分42秒 | Weblog

             谷川俊太郎詩集より   

   < みちのおわったところでふりかえれば みちはそこからはじまっています>

                                    

   今日の日の 感謝の気持ち 忘れずに

              行く道に 人との絆 結び合う               

                                       

                                        

      【冠 句】     厳し朝 苦労刎ねる母の笑み

      【冠 句】     音確か 妻の支えで打つ王手

      【冠 句】     顔集う 曾孫の数を手折る祖母

      【冠 句】     語り草 長寿の秘訣赫灼と

      【冠 句】     人を招ぶ 破顔の中に籠む五徳

      【冠 句】     話好き 楽しく老いて微笑まし

      【冠 句】     道中記 感謝で埋めるエピローグ

 

  人それぞれに色々な生き方があると思います。

  願わくば健康を保ち、与えられた寿命を全うし、家族に看取られながら静かに永久の眠りに

  つきたいなぁと、常々願っています。

  97歳で大往生した祖母の葬儀に遠方各地から集まった親族一同、どこかで縁のあった

  多くの会葬者に見送られ旅立った祖母の在りし日の姿が、いま蘇ってきます。

  そして今、、、色々問題を抱かえながらも「デイサービス」に行くことを楽しみにしている母も

  92歳、日々どんな思いで人生の晩年を過ごしているかと思うと、胸が痛み重い気持ちに

  なって、、、上手に生きることの難しさを考えされています。

  いつか振り返ってみる日に、、、、母にとっても、、、佳い人生だったろうと思えるよう、、、

  今 私に出来る事を模索しながら、母を看てくれている姉に一杯感謝をし、妹と共に折々に

  姉の気持ちに寄り添って、支えていきたいと思っています・・・

        

                                        

    

   人を腹立たせたは自らの不徳と省みて和の徳を得る  ( 2月8日に出合った言葉 )

        今日もお立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。      

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負けないで

2012年01月18日 21時24分15秒 | Weblog

  やり直しのきかない人生だが 見直すことはできる。    (1月29日にしみじみと・・・)

      過ぎし日に 残した傷を 振り返り

                      しみじみと 行くみちの幸 深くする

 

         [短 歌]  それぞれに親を送りて代替わり従姉妹の作りし新米届けり

         【冠 句】  歩み寄る 詫びる切っ掛けくれし友

         《川 柳》  妥協点少し迷いはあったけど

         『俳 句』  人絶えし枯野の奥に苔地蔵

         《川 柳》  生きかたを菩薩の笑みに教えられ

         【冠 句】  負けないで 励ましくれる冬星座

         【冠 句】  紅い花 終楽章を飾らねば

 

 幼き頃の記憶を辿れば、4,5歳頃からの事がおぼろげながら浮かんできます。

 妹が生まれた日に喜びはしゃぎ、家の中を走り回って窓に激突し、右手首に大怪我を

 した事が甦り、今も残る傷跡に当時の母の大変な気持ちがよく判ります。

 三人姉妹の次女の私はとても活発でやんちゃな女の子でした。 大人用の自転車に

 届かない足で横乗りし、近くの家の玄関の大きな一面ガラスに突っ込み、バラバラに割って

 そのまま逃げ帰り、、、あとから親に連れられて謝罪に行った日のこともよく覚えています。

 遠い遠い記憶の日々には、本当に色々な事がありました。

 多くの人との出会い別れを繰り返し、子供を育て親を送り、孫を抱き、、、今主人との

 静かな暮らしになりました。

 小さくても平凡な”今日”という日の幸せに、とても大事な思いが増してきます。

 一日一日を丁寧に過ごし、人との触れ合いを大事にし、まだまだ拓ける明日への夢を

 追い続け、私の余生に紅い花を咲かせたいと願っています。

 晩学に始めたギター、少しずつですが上達しているかなぁと、、、思います。

 人生って いいですね!

                           → 拡大OK    

 

                 ・・・今日もお立ち寄り頂きましてありがとうございます・・・                                        

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佳き絆

2012年01月08日 16時07分12秒 | Weblog

  

    あったかい 炬燵を囲み 弾む座に

                      佳き絆 今日の幸せ かみ締める

 

       【冠 句】   佳き肴 膝から膝へ渡る孫

       【冠 句】   座が弾む 一巡りする孫自慢

       【冠 句】   鍋奉行 夫のエプロンよく似合う

       【冠 句】   微笑まし 酔った振りして元の鞘

       【冠 句】   火が親し 長閑な里で根深汁

       【冠 句】   家灯る 地酒に温む佳き絆

       【冠 句】   灯が滲む こんなに深い人情け

       《川 柳》   負けないで明日に夢を繋げよう

 

  皆様、佳き新年を迎えられ、それぞれの夢に繋げる ”志” を立てて、新たな一歩を

  踏み出されたことと思います。

  家の孫達の目をみはる成長に目を細め、家族との絆をしっかり結び、穏やかに睦まじく

  我が家も良きお正月を迎えました。

  4日は所属結社の「初春冠句事始式」に出席してきました。多くの句友との嬉しい再会に

  喜び、一日和やかにそして晴れやかに過ごしてきました。一人一人の個性溢れる感性で

  引き合う17文字に感動の余韻に満たされ、同じ趣味を持つ幸せを感じてきました。

          『 静けき日 みな光風に無垢になる 』      (当日の私の一句)

 

  拙い私のブログにこんなにも多くの皆様方にお立ち寄り頂き、元気が一杯沸いてきます。

  時に弱気になる日もありますが、、、また <前向きにガンバロウ!> という心意気で、

  今年も精一杯、一日一日を大切に過ごしていきたいと思っています。

  どうか本年も ” 詩の雫” の扉をノックして下さいます様、よろしくお願いいたします。

                                      

     

    

   今日もいい言葉に出会えました。

 <現在を充実して生きる者は過去も未来も充実していきる>

            昨日はギターの初稽古、仲間と同じ趣味の喜びを分かち合い

            友情の絆をしっかり結びなおしてきました♪

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