五月の風が優しく頬に触れます。
何気なく過ごす日の中で、突如思いがけない事が起こり、、、
今、悲しい訃報に、遺された友を思い、心を痛めています。
思えば平穏な時には、つい後回しになる友人達と会う計画ですが、
悲しい訃報が飛び込んできた時に慌てて集う席で、故人を偲ぶ法事の席で、
最後に会えなかった事を心の中に引き摺り、連絡しなかった事を悔やみます。
明日のことは、誰にも分かりません。
一日一日を自分なりに頑張れて、今日の幸を感謝し過ごせる事が出来ればと、
今、色々な事から、そう思います。
( 冠句から )
優しい眼 笑顔になれる辻地蔵
揺れる影 命に重さ儚さも
風に凪ぐ 老いの妥協を一つずつ
その一語 相老いて知る灯の温み
昼ひとり 忌中の友へ想い寄せ
一冊の本から、気持ちの持ち方が見えてきます。
鎌田 實 著書 『 なげださない 』
過酷な運命を背負っていても、ハンディがあっても、
ひとつのいのちを、ていねいに生きている人たちがいる。
自分のつらさを横に置いて、人のために生きられる人たちがいる。
赤ひげ先生、鎌田 實が迫った心温かドキュメント!
一度の人生の深さ、重さを感じます・・・
後日、お悔みに行ってきます。
温かい絆を、ずっとずっと、、、大切にして・・・