詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

陽の微笑

2014年07月29日 10時19分17秒 | Weblog

 夏休みも始まって1週間が過ぎました。

 孫たちと一緒に過ごす日々に、私の生活ペースが変わり、毎年この時期は多忙ですが、

 それぞれに個性が溢れ、大きな夢に向かって真っ直ぐ成長していく姿に、いつも目を細めながら

 見守ってエールを送り、 そして毎日この子達から 元気を一杯貰って 頑張っています。

 

 ぐんぐん気温があがった先日の猛烈な暑さにダウン寸前になり、毎日熱中症で病院に搬送される

 ニュースを見聞きして、他人事でない怖さを感じ、体調管理の大切さを強く思います。

 

       <所属支部の7月号の句誌が届いています>

 

             雨に濡れ 虹の向こうに陽の微笑

             その侭に 嘘の病名押し通し

             こだまして いのちの詩が響き合う

             悔い少し 微妙な距離に杭を立て

                 

  病む母への色々な思いが、日々重く圧し掛かり、、、虚しい葛藤が続いて、、、

  上手く噛み合わない母との会話に疲れ、逃げる訳にもいかず、気持ちが竦んでいきます。

  長い人生を、その人らしく全う出来れば、振り返る日々に幸せや充実感を見出せ、

  生きる意味を問いかけ、生きた意味を問いかけて、一つの答えが見えてくるのかも

  しれません。 母の晩年に 陽の微笑 が映えることを願い祈って、詠んだ冠句です。

 

   <母とのよき日の思い出を詠んだ連冠句>

          = 佳きひと日 =

        案内状 チケット三枚買い求め

        案内状 一つ出来そな親孝行

          母囲み 叙情歌一緒に口遊む 

 

                     

 

               今日もお立ち寄り有難うございました。 

 

 


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泣くもんか

2014年07月10日 11時35分44秒 | Weblog

  台風進路のニュースに不安が募ります。

 地震を思い起こす土石流の災害の映像に胸が痛み 牙を剥く恐ろしさに怖く、

 ただただこれ以上の爪痕を残さず、通り過ぎてくれるのを祈っています。

 

 所属支部の冠句誌が届きました。 

 丁度、投句の時期が新緑萌える五月、新たな事に挑戦する気概が感じられる掲載句が

 多くの方にもありました。今回、選者の役目もあり、私の選んだ天・地・人の講評を今一度

 読み返して、色々思いを深めています。

 

       <掲載句>

              青葉中 カルチャー教室るんるんと

              ( 表紙を飾った句に師の講評を頂きました ) 

                 「冠句ばかりでなく、他に趣味を持っておられる方は多いが、

                 作者もその一人、ボランティア活動もされているとか。」

 

              青葉中 園児のリュック夢一杯

              赤信号 汚染のシグナル鳴り続け

              老女優 戦下を生きた母もまた

              軽快に 心の青春謳歌する

              童歌 亡き父母胸にデイ慰問

              日々楽し 生き甲斐の趣味欲張って

 

            <蓮冠句>

                 泣くもんか

            いつかまた 見上げれば映ゆ青い空

            いつかまた 葛藤越えて強くなり

                 諦めず 前向きに生き拓く径

 

  色々なことに向き合って、、、少し逃げてやり過ごす道もあったり、再度挑戦の道もあれば

  断念の道も、、、自分なりに折れ合える妥協点が上下します。

  長年続けてきた楽しいコーラスの集い、仲間がいるから向かえる困難なギターの練習、

  多くの句より良き刺激を受け合いながら切磋琢磨の創作、、、いつも心は蒼く、気持ちは若く、

  これからも生き甲斐の趣味の幅を、もっともっと広げていきたいと願っています。

 

 

    < 散歩道にあるお寺の掲示板に、素敵な言葉を見つけました。>

  

            心にともしびあれば

                  命にひかりあり

 

                        心の中に降る雨に

                             人の情けが傘をさす

 

             

        今日もお立ち寄り頂きまして     

                                 ありがとうございます。

                                                                             


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立ち直る

2014年07月02日 14時11分35秒 | Weblog

 7月に入り季節は梅雨の中にあっても、真夏の様な強い日射しを感じる日もあります。

 日課の散歩も夕方に時間を変えて、心地よい汗を流し、体調維持をしっかり行ない過ごしています。

 所属冠句誌が届きました。 主幹からの講評もあり、とても嬉しく思います。

 

              歌楽し 気の持ち方で病い晴れ

           歌楽し 心に若さ呼び戻す

           果ての空 夢を遂う道遥けくも

           果ての空 蛍呼びたき偲ぶ夜

 

           枉げぬ説 塑像のように動ぜぬ瞳

               < 主幹の講評 >

                 これも人間関係に絡む心情境趣で、重く言えば人生哲学・思想観で、

                 対する人物の「動ぜぬ瞳」の、強い光持つ「塑像」に喩えて、微動だに

                 ない人間性を抽出。

 

           立ち直る 蛍光色に走る地図

 

           恋に生き 無常の風に咽び泣く

             < 講評 >

                  生きていくことは戦いだ。目の前には次から次へと課題、障害や

                  困難が立ち現れる。 避けては通れない課題から逃げ出そうと

                  する自分という敵もまた、物陰にひそんでいる。人生はその連続で

                  あり、大いなる戦場でもある。

 

           卓飾る 蒔絵の椀で御食い初め

 

 

    関根 近子さんの素敵な新聞記事がありました。

      = 女性たちへのメッセージ =

         思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから

         言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから

         行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから

         習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから

         性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

 

         マザーテレサの言葉です。 彼女の言葉は、私が心がけているプラス思考を

         実践する上での大切なことを、分りやすく説明してくれています。

         プラス思考とは、苦境にあっても、将来への希望や光を自分自身で見いだすという

         姿勢です。もちろん人生は苦境ばかりではありません。

         一日のうち、たいていの出来事は良い事でも悪いことでもない普通のことです。

         でも、この普通の事象をどうとらえるかで毎日が変わってきます。

         私は一日十回、「ありがとう」と声に出しています。感謝はプラス思考の第一歩だと

         思うからです。「ありがとう」と言うたびに、心が晴れやかになります。

         女性が輝いていると職場も家庭も明るくなります。環境の変化に対応し、力強く、

         いきいきと生きる。

         私たち女性が活躍することが、社会をよりよくできると信じています。

                        

         心にのこるコラム欄でした。   

 

                       

   

                   今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。


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