詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

夫の背に

2009年11月26日 13時21分16秒 | Weblog

曲げられぬ 意地とプライド 楯にして

    渡る世の 厳しい風に 立ち向かう
                             

  
      【冠 句】   浪荒ぶ 武士の一分夫の背に

      【冠 句】   中座する 男の沽券侭ならぬ

      【冠 句】  群れの中 異論の拳突き上げる

      【冠 句】  灯に寄りて 道化師の服脱ぐ暖簾

      【俳 句】  おでん屋に男の仮面おき忘れ

      【冠 句】  おとこ坂 ロマンも胸に秘めながら
 
                                 
                                侭ならぬ 男の仮面 そっと脱ぎ 
                                        
                                    張り詰めた 石の心も 灯に温む

         


       家族の暮らしを護る為、長年の勤めの中には、厳しい葛藤もあったと思います。

       恙無く定年を迎えて、親としての責務を果たし終えた今、第二の人生を

       謳歌している夫に、、、

       一番近くで応援しています・・・

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☆ときめき☆

2009年11月19日 13時53分41秒 | Weblog
いつまでも 明日への夢を 追い続け

     ワクワクと 胸弾ませる 好奇心

   
       【冠 句】 交差点 未踏の先にある予感

       【冠 句】 野に憩う 可憐な心呼び戻す

       【冠 句】 青きまま 昭和のギターかき鳴らす

       【冠 句】 岸光る 断念出来ぬ夢を追う

       【川 柳】 旅を待つマップに結ぶ点と線

       【冠 句】 花並べ 夢鏤める秋の詩

                                  
  
キラキラと 輝く瞳を 忘れずに

       もう一度 私の道に 咲かす花


         
 

                        辛い時、ダメと思ったらその日からダメになる。
                        弱い自分との闘いを積み重ねれば、その先にきっといいことがある。
                        ”人生に「余り」はない。
                        弱気にならず、前向きに生きて行こう!

                        ふと目に付いた新聞記事から、勇気と元気が湧いてきました・・・
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老いをふと

2009年11月12日 11時00分01秒 | Weblog
 あたふたと 走ってきた道 折り返し

     齢重ね 無理の効かない 老いをふと
                              
    
      【冠 句】  傘の中 人生模様見え隠れ

      【冠 句】  鍵錆びる 置き去りにした嘘の悔い

      【冠 句】  老いをふと ペットショップを素通りす

      【冠 句】  浮き沈み 余生の荷物整理する

      【短 歌】  雨の午後写真整理を思い立ちいつしか吾の遺影を探す

      【冠 句】  揺るぎなく 余生に架ける虹の橋



                        寂しくも 何時か迎える 終末を

                             さり気無く 心に留めて 架ける虹


         


         家族の一員として飼っていた老犬との別れの後、代わりの犬を
         探すことに、年齢的なためらいが有りました。

         ある日友人と、いつ不意にやってくるか判らない<その日>に備えて
         家族に伝えておきたい事について、話し合った事がありました。
         
         その一つに自分の気に入った写真を遺影に決めておくこと・・・ 
         お嫁さんにそっとお願いすると、、、笑われました。
         
         愁思のつぶやきに、、、季節の深い彩りを感じます・・・
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道 標

2009年11月05日 11時20分20秒 | Weblog
 明日の径 答えが視えず 立ち止まり

    焦らずに 探し続ける 私の道
                            
 

      【冠 句】  迷いあり こころ乱れる分岐点

      【冠 句】  携えて 自分に妥協しない意地

      【冠 句】  道急ぐ 無駄じゃ無かった途中下車

      【冠 句】  草燃える 不毛の地に咲く意地の花

      【冠 句】  辿り着く 生きる導と崇む本

      【冠 句】  長い道 句読点打ち振り返る


                               人生に いつかきっと 咲かす花

                                    諦めず 夢追う私の 道標

             

             立ち塞がる大きな壁を越える時、1冊の本の中から
             探し求めた答えがありました。
             
             自分の心の視野を広くして、今日の一歩を大切にして
             悔いの無い第二の人生を、楽しんでいきたいと思います。
      
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