詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

花をこころに・・・

2018年08月31日 18時56分59秒 | Weblog

  まだまだ厳しい暑さが続き、過ごし難いですね。

 早く秋風を感じられる季節になればいいのですが・・・

 色々続きました行事、それらの一つ一つを私の出来る範囲内で、

 何とか頑張れたかなと思います。

 かなり遠方の記念句会に、先日、車で早朝から出かけましたが、

 心配したほどの疲れも無く、一日楽しく過ごし、夕方無事帰宅しました。

 久し振りの皆さんとの再会に、句談義が弾み、美味しい郷土料理を囲み、

 それぞれの近況などを交わし、あっという間に時間が過ぎました。

 大好きな趣味がある暮らしに、年齢を上手に重ねておられる姿から

 人生の彩り方を、沢山教えていただきました。

 老いの弱りはふとした所作に隠せず、ある面、淋しさも感じられますが、

 キラキラ光る瞳も、気持ちも若く、張りのある披講の声や、余興の歌声に、

 素敵な笑顔で、弱気を跳ね返しておられます。

 閉会してからも、尽きぬ話に時間を忘れて、、、本当に楽しく過ごせました。

 時に苦しくなる創作の趣味ですが、頑張って続けてきて良かったと思います。

 

 

                余生を彩って

 

 

 念願の施設に入所できました母の様子を、何度か見に行きました。

 職員の方々との触れ合える時間が多いからだと思いますが、

 一気に進んだ認知症の症状が、少し戻ったかもしれません。

 ずっと会話がなりたたず、寝てばかりいた母ですが、、、

 私たちの手を握り、体を起こそうと首を持ち上げたり、じっと見つめたり、

 そして、、、私の名前を大きな声で言いました。 とても嬉しかったです。

 まだまだ、体に力が残っています。 

 明日は施設の「夏祭り」があり、 (母がどんな表情で参加するのかなぁ) 

 少しでも気持ちが和む一日になればと願います。

 

 コーラスの大役、ギターも、大変ですが、頑張っています ♪

 仲間が一緒だから、頑張れます!  諦めず一生懸命 頑張ろう!

 

 結社の句誌も届き、色々な思いを深め、学んでいます。

 

     

  < 今日は、  を詠んだ冠句を、、、

 

        和やかに 花に語りて花を詠む

        声やさし 垣根越しから花を賞で

        静ごころ 茶室の花に問う心垢

        ゆるゆると まほらに流る花筏

        ひま遊び 花になったり蝶になり

 

                、、、 こんな感じです >   

   

   

            笑顔が心に咲いて

 

 

 

  夏の疲れが出ませんように、お元気にお過ごし下さいね。

  いつも、ありがとうございます。       

 


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あの空へ・・・

2018年08月16日 16時15分01秒 | Weblog

長崎 広島 の、原爆投下の地獄絵図に、

今も記念館に残る無残な数々の爪痕に、

8月15日 終戦の日の天皇陛下のお言葉に、

戦争の惨禍、二度とあってはならぬ歴史に、

 

       平和を問い続けます・・・

 

 

  ( 明日の世に繋ぐ思いを 冠句に )

 

   語り継ぐ 灼けしドームの地獄絵図

   時を越え 悔いなく生きる道しるべ

 

 

         

 

 

 今日、父のお墓参りに行ってきました。

 亡き父もずっと案じていただろうと思う、母のことを報告し、、、

 色々、、、語ってきました。

 帰りに、母の様子を見に行ってきました。

 やはり、会話は出来なかったけれど、

 手を差し伸べたり、口を大きく開けて何か言いたそうにしたり、

 じっと顔を見つめたり、言葉にならないけれど何かを伝えている様子に、

 病状は、また進んでいるように見えましたが、

 依然とは、表情が少し落ち着いているように思えました。

 職員の方に、母のことをお願いして、手を振って帰宅しました。

 母も、手を振っていました。 何か切ない涙が胸にあふれました。

 

 時間は違いましたが、今日、姉も妹も、施設にきてくれました。

 

 

        

 

 

  ( 母への想いを 冠句に )

 

     終の栖に 一隅照らす陽に抱かれ

     泣き笑い 生きる手引きを陽に束ね

     愛す箱 生きる支えの想い出も

     記憶背に 想いを深む父の慈悲

 

     空から、父も見守ってくれていると思います。

 

 

 続くお盆行事も、子供たち、孫たちと一緒に済ませ、

 お迎えした仏様を、今日、みんなで送らせていただきました。

 こうしたお盆のしきたりを、繋いでいくのだと思います。

 

 

 来週、支部の記念句会に出席します。

 それに先立ち、選者に当たっている冠題の選句を済ませました。

 多忙な時期の仕事、かなり大変でしたが、何とか頑張れたと思います。

 遠方の運転に気をつけて、行って来ます。

 久しぶりの句友たちとの再会に、よい日になると思います。

 

 日々何かと追われていますが、嘗て無い厳しい暑さにも負けず、

 何とかダウンせず、目標に向かって気合を入れて、頑張っています!

 

 まだまだ、厳しい夏が続くと思いますが、ご自愛下さいますよう

 皆様のご健康を、心からお祈りしています。

 いつも有難うございます。

 

 

 


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望みが叶って・・・

2018年08月02日 14時46分59秒 | Weblog

 母の老人施設への入所を済ませてきました。

 今、一つの区切りを付けられたことに、ほっとしています。

 昨日、入院していた病棟の介護士さんやスタッフの皆さん方の

 あったかい涙も交えた見送りを受けて、介護タクシーに乗せて戴き

 私たち家族と一緒に、母の新しい安寧の地へ向かいました。

 以前のように取り乱すこともなく、終日、母は落ち着いていました。

 広くて綺麗な一人部屋、自然の風景が窓から見える長閑な場所、

 若くて元気一杯の優しい笑顔のスタッフの皆様方に出会い、

 バリアフリーの行き届いた設備や環境、望んでいた通りの雰囲気に、

 母をお願いする迷いは無く、本当に嬉しく思います。

 早速、昼食のお世話になり、粉砕食を食べさせて貰っている様子を見て、

 感謝の気持ちが一杯になりました。

 

 今朝、近くに住む姉が様子を見に行ってくれました。

 元気に過ごしているとの報告に、ほっとしました。

 この2,3ヶ月、私たちとの会話が成り立たない母でしたが、

 「あ り が と う」 と、ビックリするくらいの大きな声で言ったらしく

 何か母にも通ずるものがあるのかなぁと思いました。

 介護士さんが言っておられました。 生活の環境に良い刺激を 

 吹き込むと、人との心に通うものがあり、無くしていた言葉も少し

 戻ることもあるそうです。 

 もうすぐ98歳になる母の日々に、明るい光も、、、そう願います。

 

 

           

 

  昨日から今日にかけて、、、

  

       冷し紅茶 笑って濁す嘘ひとつ

           冷し紅茶 どこかでけじめつけねばと

       冷し紅茶 爽やかに閉ず日も欲しく

       音称え 介護病棟泣き笑い

       愛す箱 生きる支えの思い出も

       愛す箱 母に可愛いさくらんぼ

 

                   、、、こんな思いで詠み、

 

   母を看る3姉妹の絆、ひとつの心で結ばれています・・・

   親を看ることに、難しさ、葛藤、自責、、、ずっと引き摺ってきました。

   やっと、ふっ~と、息抜きが出来ました。 

   母の終章に、優しく寄り添えれば、、、、と思います。

 


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