詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

大切な道

2014年06月25日 12時10分21秒 | Weblog

 

            感動のサッカー試合に燃えました!

 

   早朝よりの日本とコロンビアの熱戦に血が滾りました。 

   ピッチに立った選手と同じ思いで、熱い心が湧きました!

   結果は残念でしたが、スポーツを通じて多くの人々に与えてくれる感動に、勇気に、

   夢に向かって生きる素晴らしさに、未来の子供達へ、今も辛い日々におられる被災地へ、

   闘病中の人達へ、悩みを抱えている人達へ、明日への道を模索している人達へ、夢に

   向かって厳しい試練に負けず頑張っている人達へ、、、大きな大きな大切な生きる道を 

   教えてくれたと思います。 我が家の孫もサッカーに燃えて、キラキラ瞳を輝かせながら

   未来に大きな夢の道を繋ぎ、練習に頑張っています。

  

   

   所属句会の句誌と、待ちかねていた全国冠句協議会の採華輯が届きました。

   風雅の違う冠句ですが、夫々に雅の風をふかせ、余情を残す一句が光っています。

   投句総数が五千句を越え、その中から各冠題ごとに選巻された42句に、目を瞠ります。

   二つの句誌に掲載された私の冠句です。

   

             花に聞く 悔いも多々あり介護の日

             砂の中 介護の闇に立ち竦む

             ただ一つ 荒びることなき愛の鍵

             梅雨に入る 寄り添う手紙病む友に

             梅雨に入る 去りし友追う焦れる傷

             浪の音 消せぬ苦悩がひたひたと

             侘び住い 子の落書きもそのままに

   

 

   冠句の年間行事である7月の京都での大会を始めとして、秋の祭典に向けての各誌の

   投稿が続きます。 今自分に置かれている環境から詠める句が多くなっていますが、

   また気持ちを新たにし、瑞々しい心の詩が詠めるよう、日々感性を磨いていきたいと

   思っています。

 

 

                   紫陽花に日々癒されます                

 

                        今日もお立ち寄りいただき有難うございます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

支えあい 朝微光

2014年06月13日 14時17分26秒 | Weblog

        <所属結社の6号句誌掲載冠句>

           朝微光 ほのぼのと読むコラム欄

 

        扉を飾った嬉しい1句に、副主幹より頂いた講評です。

            「 朝早いリビングかキッチン、窓越しに淡い陽光がさしこんでいる。家事、

             子育てと毎日が忙しい主婦にとって朝早いこの時間は貴重な自由時間。

             読み進む新聞記事の内、コラム欄の記事が目に留まったのか、丹念に

             読む。そして朝の淡い陽光とともにほのぼのとした気になる。」

 

         朝微光 山越え今日は三分粥

         移ろう世 新鋭医療に仄明り

         移ろう世 一つのエポック彫り込んで

         はぐれ鳩 一匹狼にもなれず

         我が山河 深み重ねて織り成す陽

         支え合い 老いの翳りを叱咤せず

 

 

   去年の暮れ、12月27日のブログに書きました友人の火災事故から半年過ぎました。

   家財一切を消失して、、、今も仮住まいの不便な生活を余儀なくされていますが、再興に向けて

   前向きに頑張っておられます。家族の命が失われることなく、心を一つにしっかり寄せ合って、

   廻りの優しさ、温かい励ましに支えられ、友に笑顔が戻ってきました。

   計り知れない試練に負けないで、疲れが見える姿ながら、力強い気負いが感じられました。

   コーラスの仲間の大拍手に迎えられ、久しぶりの発声も愉しそうに弾んで歌われて、胸が

   じーんと熱くなりました。

   「歌が大好きで、今日ここに来れた事、本当に嬉しく思います。まだまだ大変ですが、頑張って

    過ごします。またよろしくお願いします」 と、涙の混じった挨拶がありました。

 

   今年の秋の「合唱祭」の曲も決まりました。 高嶋みどり 作曲、川崎 洋 作詞  『鳥』

         素敵な歌詞からは、”生きる勇気、希望、祈りに誘われ、

         羽ばたく鳥に、素直な心を戻し、慎ましくなっている自分を見つけ、

         生きる望みを新しくする・・・ そのように歌への思いが聞こえてきます。

  今、正に、友へのエールの歌を、仲間と一緒に歌えることを、本当に嬉しく思います。

  

                       

 

 

   

   母との噛み合わない会話に心を痛め、どうしようも無く気持ちが落ち込み、哀れで切なくて、、、

   日々重苦しい気持ちで過ごしていますが、、、大好きな趣味に気持ちの切り替えをして、

   少しでも落ち着く日が、早く来る事を祈っています。

   老いる難しさを考えて、人生の意味を問いかけて、出ない答えにもどかしさを感じます。

   

 

                         今日もお立ち寄り頂きまして有難うございます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

起伏あり

2014年06月02日 22時38分59秒 | Weblog

  

    <所属句誌4号の掲載句>

          日々励む 意気揚々と新講座

          起伏あり うねる波から燃ゆ闘志

          日々励む 信ず一念貫いて

 

   『春の冠句祭り』  雪の部 ・ 月の部 ・ 花の部 

          城映えて 碑文に光炎蘇る  

          城映えて いのちは眩し樹々蒼く

          和やかに 再会約す駅の角

          空元気 気合を入れる予定帳

          乾杯す 酒席にジュース微笑まし

          花生ける 余生遍く漲らせ

          花生ける 折れそな心立て直す

          腕くんで 一気に子供に戻る里

          腕くんで 老き睦みて花の下

    

                      (思いがけず総合順位6位を頂き嬉しかったです)

 

 

  心萌え                     

 

      春の冠句祭りの作品が次々と結果発表されています。楽しみな一面、落ち込んだり

      迷いが出たり、、、創作の意欲がさらに湧けば嬉しいのですが・・・風雅を問わず

      催される祭典もあり、その成績も近く届くと思います。一句でも光っていればいいなぁ

      と願っています。

 

 

      母を案ずる日々が続き、色々と私の生活が変わりました。       

      母を看て、人生の大変さを、、、命の重みを、、、尊厳を、、、深く考え込んでいます。

      後悔の無いように、今私に出来ることを、逃げずにやっていこうと、思っています。

      辛い気持ちを切り替えられる大好きな趣味が有る事を、今本当に嬉しく思います。

 

                   今日もお立ち寄り頂き有難うございました

      

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする