2017年10月18日(水)-1
学問修行2017年10月18日(水):日本銀行という民間機関の嘘つき(=安倍政権の嘘つき)
日本銀行券という民間銀行が国民間で通用する紙幣を独占的に発行しているという大問題はさておき、物価安定が期待されている日本銀行を私物化する安倍政権は、危険である。
国債と日本株価は官製相場であるが、いずれ暴落するだろう。
アベノミクスなるものの失敗は明らかである。
あるいはむしろ、金持ちと大企業優遇という目標としては、成功である。
それはもちろん、大多数の日本国民への冷遇である。
この衆議院選挙では、それを正さなければならない。
またその選挙は、三極対立ではなく、
元SEALDs 諏訪原健「小池新党より枝野新党を支持するワケ」
連載「20代の処方箋」
「上からの政治」か「下からの政治」という対立軸を想定したとき、選挙の構図は「自公・希望・維新」対「立憲民主・社民・共産その他」という形になるのではないだろうか。
」
https://dot.asahi.com/dot/2017100300069.html?page=3
という
自公・希望・維新←→立憲民主・社民・共産その他
である。
経済政策としては、一部の金儲け 対 大多数への公平な分配
である。
(2017衆院選)デフレかバブルか 元日本銀行金融研究所長・翁邦雄さん
「 ――デフレ脱却という目標がまちがっていたということですか。
「日本経済への悲観の源流は物価が上がらないという表面的なことより、未婚や少子化、高齢化といった構造問題です。安倍政権がここを意識して介護離職ゼロなどの目標を後から追加したのは良かった。でも海外投資家も、多くの人もアベノミクスと言われてまず浮かぶのは大胆な金融政策、異次元緩和=キーワード=でしょう。黒田総裁は本気で短期決戦に臨んだ。しかし日銀のインフレ目標は2年どころか4年半たっても達成できない。逆説的ですが、金融政策だけで機械的に目標を達成はできないと見事に証明してしまったのです」
■ ■
――なのになぜ、日銀はこの政策をずるずる続けるのですか。
「黒田総裁が2%目標を最優先課題にしたので、いまさら旗を降ろせなくなったのでしょう。おかげでさまざまな副作用やリスクが生まれています。日銀が大量の国債を買い支えることで政府は財政規律を失い、マイナス金利政策は利ざやが稼げなくなった銀行経営を追い込んでいます。国債も株式も、いまや日銀の買い支えに頼る官製市場です。金融システムがかなり脆弱(ぜいじゃく)になってしまいました」
「昨秋に日銀が政策の総括的検証をしたときが、軌道修正のチャンスでした。でも、そこでも政策は有効だったと強調した。日銀の情報発信はまるで、大本営発表のようになってしまいました」
」
「 ――今年、東京・銀座の一等地の地価がバブル期を超えました。異次元緩和が土地や株などの資産バブルをあおっていませんか。
「たしかに政策がバブルを促している面はあります。日銀は国債市場の異様に巨大な買い手だし、株式市場でも株価が下がると日銀が上場投資信託を大量に買い上げて株価を支えています。資産市場はかなりゆがんでいます」
――それでも多くの人はバブルとは思っていないのでは。
「バブルは崩壊して初めてそれとわかるもの。バブルのさなかはむしろ快適です。大酒を飲んでいると気分がいいけれど、翌朝ひどく二日酔いになって初めて飲み過ぎを後悔する。あれと同じです」
――酔い冷ましが必要ですか。
「そうです。巨額のお金をつぎ込んだ市場から手を引く必要がある。でも、日銀といえども簡単ではありません。大量に買った株を日銀が売り始めたら株価は大きく下げて、大混乱になるでしょう」」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13175640.html?ref=opimag1710_sp_con_maily_1017_12
学問修行2017年10月18日(水):日本銀行という民間機関の嘘つき(=安倍政権の嘘つき)
日本銀行券という民間銀行が国民間で通用する紙幣を独占的に発行しているという大問題はさておき、物価安定が期待されている日本銀行を私物化する安倍政権は、危険である。
国債と日本株価は官製相場であるが、いずれ暴落するだろう。
アベノミクスなるものの失敗は明らかである。
あるいはむしろ、金持ちと大企業優遇という目標としては、成功である。
それはもちろん、大多数の日本国民への冷遇である。
この衆議院選挙では、それを正さなければならない。
またその選挙は、三極対立ではなく、
元SEALDs 諏訪原健「小池新党より枝野新党を支持するワケ」
連載「20代の処方箋」
「上からの政治」か「下からの政治」という対立軸を想定したとき、選挙の構図は「自公・希望・維新」対「立憲民主・社民・共産その他」という形になるのではないだろうか。
」
https://dot.asahi.com/dot/2017100300069.html?page=3
という
自公・希望・維新←→立憲民主・社民・共産その他
である。
経済政策としては、一部の金儲け 対 大多数への公平な分配
である。
(2017衆院選)デフレかバブルか 元日本銀行金融研究所長・翁邦雄さん
「 ――デフレ脱却という目標がまちがっていたということですか。
「日本経済への悲観の源流は物価が上がらないという表面的なことより、未婚や少子化、高齢化といった構造問題です。安倍政権がここを意識して介護離職ゼロなどの目標を後から追加したのは良かった。でも海外投資家も、多くの人もアベノミクスと言われてまず浮かぶのは大胆な金融政策、異次元緩和=キーワード=でしょう。黒田総裁は本気で短期決戦に臨んだ。しかし日銀のインフレ目標は2年どころか4年半たっても達成できない。逆説的ですが、金融政策だけで機械的に目標を達成はできないと見事に証明してしまったのです」
■ ■
――なのになぜ、日銀はこの政策をずるずる続けるのですか。
「黒田総裁が2%目標を最優先課題にしたので、いまさら旗を降ろせなくなったのでしょう。おかげでさまざまな副作用やリスクが生まれています。日銀が大量の国債を買い支えることで政府は財政規律を失い、マイナス金利政策は利ざやが稼げなくなった銀行経営を追い込んでいます。国債も株式も、いまや日銀の買い支えに頼る官製市場です。金融システムがかなり脆弱(ぜいじゃく)になってしまいました」
「昨秋に日銀が政策の総括的検証をしたときが、軌道修正のチャンスでした。でも、そこでも政策は有効だったと強調した。日銀の情報発信はまるで、大本営発表のようになってしまいました」
」
「 ――今年、東京・銀座の一等地の地価がバブル期を超えました。異次元緩和が土地や株などの資産バブルをあおっていませんか。
「たしかに政策がバブルを促している面はあります。日銀は国債市場の異様に巨大な買い手だし、株式市場でも株価が下がると日銀が上場投資信託を大量に買い上げて株価を支えています。資産市場はかなりゆがんでいます」
――それでも多くの人はバブルとは思っていないのでは。
「バブルは崩壊して初めてそれとわかるもの。バブルのさなかはむしろ快適です。大酒を飲んでいると気分がいいけれど、翌朝ひどく二日酔いになって初めて飲み過ぎを後悔する。あれと同じです」
――酔い冷ましが必要ですか。
「そうです。巨額のお金をつぎ込んだ市場から手を引く必要がある。でも、日銀といえども簡単ではありません。大量に買った株を日銀が売り始めたら株価は大きく下げて、大混乱になるでしょう」」
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13175640.html?ref=opimag1710_sp_con_maily_1017_12