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11月5日 快晴。地下鉄の東山駅を降りると、ハナミズキの街路樹がきれいに紅葉していました。
すぐそばの小道に入り、白川沿いを北に向かって歩き進むと、鴨が四羽、流れに逆行して浮かんでいました。
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懸命に足を漕いでいます。川の流れはとても早く、油断すると流されていました。
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水はとても澄んでいて、藻が美しく見えます。川べりの桜の葉がだいぶ色づいています。
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左、神宮道に出るところ。立派な平安神宮の鳥居が目を引きます。右、さらに橋の上から東山の方を向いて。
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現在、京都市美術館では開館80周年記念の「竹内栖鳳展 近代日本画の巨人」(10月22日~12月1日まで)が
行われています。17歳で描いた「芙蓉」を初め、作品約100点、素描約50点が展示される大回顧展です。
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チラシによると、日本画家・竹内栖鳳(1864年~1942年)は、幕末の京都に生まれ、
四条派の幸野楳嶺に学びながらも積極的に他の流派を研究するなど革新的な画風で
早くから頭角を現す。
1900年(明治33年)パリ万博視察のため渡欧。西洋美術と伝統絵画の融合を図り
日本画の近代化の旗手として、その基礎を築きあげました。
展示は前期(11月10日まで)と後期11月12日から12月1日)によって展示入れ替えがあり、
チラシの大獅子図は、11月10日までで、斑猫は、11月12日から12月1日です。
生きた本物の動物を見てその動きや姿をスケッチに沢山描き留め、ライオンから雀に至るまで、
そこにいるように描かれていました。
青年期から晩年までの作品を一堂に見ることが出来、本物を描くことを求めた画家のその時々の
思いに触れさせてもらったかのようです。
見終わって外へ。大きな桜の紅葉が目に留まりました。振り返ると美術館が午後の日差しに照らされ、
青空に映えていました。
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橋を渡って、今度は、疎水沿いを蹴上の方に向かいました。
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こちらにも鴨がいました。桜の葉、緑から黄色、オレンジ、赤へ。花は無くとも美しい景色です。
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動物園のある岡崎道にかかる橋、美術館側を振り返ってみる。
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動物園の角にある一本の大きい木を見ていると、なにやら大きな鳴き声が。その下のゲージには、
フラミンゴが見えました。「フラミンゴも鳴かずば、撮られまい」なんて思いながら撮らせていただきました。(笑)
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もうすぐ琵琶湖疏水記念館のあるところです。噴水が上がっていました。この疎水は明治になり、京都復興の
大事業であって、今日の京都の水道があるのはこのお蔭で感謝です。
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南禅寺前を通り抜けると、何やら大きな別荘が。ここには、何か有りそう~。
生垣には、数輪のさざんかが咲き始めていました。ここのもみじはもう色づいていました。
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トンネルを抜けると、そこは「蹴上」の駅でした。