表からも裏からも~見守りたい~

2014年04月21日 | バラの手入れ
バラの葉に小さな穴が開いているものがあり、ひっくり返してみても
すでに穴をあけた虫はいませんでした。念のために、指で葉の裏を
さっと擦って何もないのを確かめてOKにしていたのですが、翌日は
別の葉に穴が・・・・・

ひっくり返すといました。2~3ミリでしたが、ハバチの幼虫です。
  


葉が極端に少なければ、虫だけを取りますが、葉が沢山ある今は、穴の開いた葉は取り去ります。
ヒノキやヒバからつくられた植物活性液を2000倍以上に薄めてスプレーで茎や葉にかけます。

ただし注意しているのは、出始めの若葉や小さな蕾には、かけないようにしています。
特に、葉が黄緑色の薄い種類のバラにかけると、葉が変色することがあったので、
初めて買った苗にかけるときは、下の方の葉で試して、翌日改めてかけるかどうか見ます。

これからの季節いろいろな虫がやってきます。蕾に黒い点や白い点のようなものがが付いていれば、
すぐに取ります。蕾の中に侵入するまえに針のようなもので取り去ります。

まだ今年も、うどん粉病は発生していませんが、アンジェラと、ユーゲンフルストに黒点病の葉が
出ていましたので、すぐに取り去りました。活性液をスプレーしました。

 

芽ぶきから1か月を過ぎ、すくすくと成長してきましたが、個体差がかなりあります。

左の写真のバラは12月に来た、イングリッシュローズの「レディー・ソールズベリ」です。日当たりの
良いところに置いていたために一度水切れを起こしたのか、成長が止まったかのようでしたが、
なんとか葉が開いてきました。

右の写真は、同じときに来たイングリッシュローズの「ヒースクリフ」です。同じ場所に置いてあったのですが
こちらは、丈がぐんと伸びました。

 

この苗たちは、大苗です。大苗とは、2年前の冬に台木に芽継ぎされ、去年の春に新苗として成長し、
秋に葉を取り去ってイギリスから来た2年生の苗です。

次の苗は、同じく去年の秋に蕾を持って売られていた現代バラで、フロリバンダの
「プリンス・オブ・ウエールズ」です。3年生の苗ですが、しっかりしています。


去年12月末に地植えしたアンブリッジローズは、育てて4年目ですから6年生の苗と
いうことになります。左が根元部分、右が上部です。細い枝が結構出てきました。
  

今日は、鉢を一つずつ、半日かけて裏から見てみました。水やりするときに上から見ているだけでは
見つからなかった虫を見つけ取り去りました。虫も病気の葉も早期発見を心がけています。

穀雨を過ぎ、この雨が終われば、一気にまた気温が上がり始めます。そうすればバラたちもまたいっそう
5月の開花に向けて枝葉を伸ばしてくれます。水やりも鉢植えでは特に気を付ける時期がやってきました。
基本は、乾ききらないうちにやることですが、やるときは鉢底から流れ出るまでたっぷりやります。
水とともに空気も通すためです。土の渇き具合を見ながら、朝の早めの時間にやりたいものです。
夕方遅くの灌水は避けるようにしています。この季節でも夜の気温が下がってうどん粉病などの発生に
つながらないようにするためです。

今年も咲きました。「鯛釣り草」
 

明日の雨に備えて、チューリップを軒先に移動しました。















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