2月28日 大阪鶴見緑地にある大温室「咲くやこの花館」を
初めて訪れました。
エントランスの広い広い通路には、遠くまで高くそびえた、林立する木々がありました。
あまり見たことのない木で、葉は落葉して、ほんのわずかにメタセコイアのような枯葉と
フウの木の実のような、丸い小さな実がついていました。
樹木にかかっていた札を見ると、「ラクウショウ」(落羽松)調べてみると、北アメリカ原産で
スギ科の大きな木です。進むとメタセコイアもあり、クスノキも沢山植えられています。
展望台(休館中)の隣に、大変広い敷地の中に大温室「咲くやこの花館」が建っていました。
温室の入り口には、赤い小さな美しい実が数珠のように連なって生っている「アンスリューム・グラシレ」
(実際にはもっと赤い実でした。)サトイモ科
壁面には、いろいろな蘭がお出迎えです。
熱帯の植物が植えられてあり、水路にオオオニバスが浮かんでいます。
こちらの室温は、24度。水温は、28度です。
その奥のロータスガーデンには、咲きたてのハスの花がありました。
オオオニバス
こんな花も。日本のハマユウを思い浮かべましたが、アメリカ原産の花です。
黄色のカトレアが目を引きます。この立札によると、カトレアは、中央アメリカから、南アメリカの熱帯地域に、
約30種類自生しているとのこと。
カトレアとは、イギリスのプラントハンター、ウイリアム・カトレーの名に因むとのこと。
1818年 ブラジルで採取した植物の梱包材として使われていたものを3年がかりで育てると、
花が咲き、蘭であることがわかった。それで植物学者のジョン・リンドレイが栽培者の名にちなんで、
カトレアと名付けたとありました。
黄色い美しい花。(立札は別の植物のものです。)
パンの木の下にも、蘭が配置されています。
ストレプトカーパス
世界一大きな花「ラフレシア」の標本。褪色していますが、大きさには驚きます。
食虫植物。この時、スタッフの方の説明では、これも残念な匂いらしいです。
バナナの木の向かいには、ジンジャー(生姜)の花が咲いていました。
この赤い花は「デイゴ」沖縄の県花。島唄で聞いたことのあるデイゴとは、
こんな花だったのですね。
アカバナブラシマメ、合歓の木科 花のように見える赤いのはオシベ
熱帯の花といえば、ハイビスカス。やっぱり華やかですね。
その2へ続く。