天高く ~秋~ あれから (その1)

2012年10月01日 | 日記
お彼岸が終わって、月末までの数日間は、とても美しい青空の日々が続きました。
そんなある日、ちょっと近くのお寺まで散歩することにしました。

その道すがら、あたりの景色はすっかり秋に変わっていました。
  

右の写真は、5月に「ウマノアシガタ」がいっぱい生えていたところです。
今は、イネ科の雑草があたり一面に生え、コオロギやバッタの声も聞こえます。

お寺に着くと、もう4時を過ぎていたので、人影もまばら。静寂に包まれたなかで
お参りをしていると、背中のほうから、何やら、一斉に読経の声が・・・・
振り返ると、黄色い衣を着た、若いお坊さんが沢山あちらこちらで、祈願されています。

修験道場があるので、そこで修業されている方々のようです。なんとなくそおっと、
通り抜けるようにして、すぐ前にある、五重の塔へ。

この塔は、醍醐天皇の菩提を弔うために、第一皇子の朱雀天皇が936年に着工し、
第二皇子の村上天皇の951年に完成した平安時代の塔です。高さは38メートルもあり、
とても美しい塔です。
    

豊臣秀吉の桜で有名なこの寺は、4月は大勢の観光の方で参道が埋め尽くされるほどにぎわいますが、
秋の静かで、広々とした寺内を散策するのは、気持ちのいいものです。


そんな青空が続いた毎日。剪定後のバラもすくすく育っています。

8月31日に剪定した「ジェームズ・ギャルウエイ」も9月21日には、
新芽がこんなに伸びました。
 

そして、先に伸びかけていたあの別の枝には、もう蕾が出来ていました。
9月21日、両方の先端に蕾が顔を見せました。
  

9月27日には、だいぶ膨らみました。
  

8月31日に剪定した、「シャンタルメリュー」は9月27日には、こんなに葉が増えました。
  


アメジストセージも咲きそろいました。 バラの花は、ちらほら・・
イングリッシュローズの「コーヴェデール」、それと名前忘れのバラ(フレンチローズの「ナエマ」?)

     

今日は台風が過ぎ去り、バラの枝も無事だったことを願うばかりです。








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