これは、7月27日のイングリッシュローズの「ジェームズ・ギャルウエイ」です。
あれよあれよという間に、カーポートの屋根近くまで伸びてきました。
5月には、アマガエルさんのおうちにもなっていたあのバラです。
7月21日、「第2」のサルビアと一緒にこちらの2番花も順調に咲いていました。
よく見ると右端の一本が突出して伸びています。これです。
8月3日 ついに屋根の上まできました。2階の窓から撮りました。
8月10日、きれいに咲きました。
バラの樹形は、3種類あります。
1)クライマー(つる性)
2)ブッシュ (木立性)
3)シュラブ (半つる性)
クライマーは、いわゆる「つるバラ」のことです。
ブッシュは、ハイブリッド・ティー系統・フロリバンダ系統・ミニチュア系統にみられる
真っ直ぐに直立して茎を伸ばす種類です。
シュラブは、ブッシュとクライマーの中間的なもので、樹高がやや高性になるものや半つる性になるものです。
このバラ「ジェームズ・ギャルウエイ」の種類・イングリッシュローズは、シュラブにあたると前回書き込んだのですが、
半つる性を持っているということです。
但し、イングリッシュローズには、ブッシュタイプ(木立性)のものも多くあります。
『イングリッシュローズのすべて』(NHK出版2010年 第1刷)によると、
2010年までのイングリッシュローズ全213品種のうち、
シュラブタイプは78種類・ブッシュタイプは70種類、クライミングタイプは19品種あるようです。
その他46種類。
8月21日、すぐ近くの鉢にも随分枝を伸ばしているものがありました。
そして 先端に沢山の蕾があります。
翌日には、かなり開花しました。
これは、モダンローズのフロリバンダ(四季咲き性のハイブリッドティー系統とノイバラを先祖にもつポリアンサの交配により
誕生したバラ)の「アンジェラ」です。
「アンジェラ」は、ドイツのコルデスによって、1984年作出されました。
「アンジェラ」の親は、ポリアンサの「Yesterday」とハイブリッドティーの「Peter・Frankenfeld」です。
5月はこのように咲いていました。ブッシュのようにも見えます。
この後、花後に剪定をしました。
下の部分は、まったく次の枝を伸ばす様子はなく、上の方でのみ、枝が伸びました。
この5月の咲き方から比べると、ずいぶん寂しいのですが、日中は連日35度を越す日もあるというのに
咲いてくれたのは、嬉しいことです。
非常に花もちのよいバラで、2週間めの9月2日の様子です。
このような花型を、半八重カップ咲きといいます。2度目の花は、ちょっと色も薄めです。
夜は、すっかり涼しくなり、コオロギが鳴いています。
我が家の、背の高い「アンジェラ」秋さんです。
バラには、つるバラだけでなく、仕立て方(剪定の仕方)にもよりますが、つるのようにかなり伸びるものもあります。