今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

鹿原山 慈恩寺 金剛院(京都府舞鶴市鹿原)

2019年05月11日 | 神社・仏閣
鹿原山 慈恩寺 金剛院
この日の朝に2018年秋の旅を終え、北海道に帰ることにした
ここは、敦賀港へ向かう途中にある寺院で気軽な気持ちで立ち寄った。そして、思いがけない幸運に恵まれた

山門
山門右側の「山門不幸」の文字が気になっていたが、境内の美しさに触れていつのまにか忘れてしまった



山門前に流れる川



拝観料は無人の箱に入れるという方式。手元に寺のリーフレットがあり、それを見て驚いた
三重塔の写真が写っている。しかも、重要文化財に指定されている

さっそく三重塔を目指すことに。この美しい参道は感動もの



「樹齢千年の榧(かや)の大木」  この木をみるといかに人間が短命で小さな存在だと云うことに気付く



塔の姿が見えてきた



三重塔(重要文化財)



本尊の波切不動明王の力により白河天皇の病気が平癒されたことを喜び、荒廃していた当山を復興し三重の塔を建立、「慈恩寺」の寺号下賜された






眞如親王像
平城天皇第3皇子、世の無常を感じ仏門に入り、法名を眞如と称し、弘法大師の十大弟子の一人として仏法の隆盛に尽くした
さらに法を求めて天竺に向かい、途中消息を絶った






手水鉢・水かけ地蔵






「細川幽斎」植樹の楓
三重塔から本堂にいたる山腹の楓。金剛院は「丹後のもみじの寺」と呼ばれている



本堂



本堂の彫刻






本堂周辺は狭く撮影場所が限定される。この場所の2・3歩後ろは崖になっている






本尊は秘仏の波切不動明王



左奥には「雲山閣」






右奥には「弁財天」と「鐘楼」



弁財天
天長6年(829年)、高岳親王(799~865)が高野山から弁才天を勧請し創建したという



鐘楼



弘法の滝
鐘楼の右側の小道を500mほど歩いた所にある






滝からの帰りは緑に囲まれた風景を楽しみながら本堂へ戻る






数十分後だが光の関係で本堂の様子が変わって見える



「雲山閣」  ここから見ると「懸造」の堂宇だということがわかる






階段を下りる。三重塔を目線の高さから、といっても木でよく見えない



塔が好きな私は塔があると、滞在時間の半分はそこで過ごしている。もちろん写真もこれでもかというほど撮る



今回、金剛院で撮った写真の枚数は237枚。そのうち塔の写真が100枚もある



延命地蔵



この後、宝物館にて仏像拝観。館内の仏像の多くは重要文化財
沙悟浄のモデルとされる、珍しい「深沙大将立像(重文)」もある



住職から教えていただいた紅葉時の撮影スポット



撮影 平成30年10月28日
コメント
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