今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2019春 放浪の旅 その17

2019年05月30日 | 旅日記
2019春 放浪の旅 その17
山口県長門市仙崎にある道の駅「センザキッチン」はオープンしてまだ日は浅い



昨夕、ある男性から「会うのは、ここで3回目ですね」と声を掛けられた
顔を見ても見覚えがないので、おかしいなと思ったが車を見て納得した。確かに室蘭ナンバー同じ車を見ている
3度同じ道の駅で一緒になるというのも、珍しい…… 



実は道の駅になる前に、ここへは来たことがある
山口県に住む学生時代の朋友に連れてきてもらい、この観光船で「青海島」を案内してもらったのだ



港の反対側には海上保安庁巡視船「おうみ」が停泊していた



今日の最初は「金子みすゞ記念館」 道の駅から歩いて行ける距離にある



「金子みすゞ」の名前だけは知っている。ここが実家の文房具も扱っていた書店となる



部屋数も多く裕福な環境で育っていた感じがした



「金子みすゞ」の四畳半の部屋



ここから、記念館の本館となり撮影は禁止
「金子みすゞ」の幼い頃から26歳で自死するまでの歴史が展示されている



展示物をじっくり読んでいるうちに「文学爺」になってしまい、文庫本を購入してしまった
日本酒の「みすゞ」は道の駅で、つい手が伸びてしまった。女と酒には弱い…



あの三大美女の一人「楊貴妃」が日本に上陸していたという



これは面白いと思い車を走らせた。ナビがまた狭い道を案内したが、調子が悪そうなので我慢しよう
この場所の地名が面白い、山口県長門市油谷「向津具(むかつく)」という



本殿では祈祷の最中だったので周辺を歩いてみる



あまりにも立派な「楊貴妃の墓」  大丈夫なのかと何故か不安になる



中央が「楊貴妃の墓」で県の重要文化財に指定されている



絵馬も楊貴妃、このように美しい絵馬もあまり見たことがない



山口県に入った時から意識はこの場所にきていた。角島大橋である
青い空が無い代わりに干潮で岩が顔をだしている。水の色もいつもと違う



この橋を渡りきった所に駐車場があるのだが、何とそこで昨夜の男性に声をかけられたのだ
少し話しをして、互いの旅の安全を願い別れたが、驚く出来事のひとつになった



5キロほど先に「角島灯台」がある。写真でわかるように上までらせん階段を歩いて上ることができる
この灯台は青空に映えるのだが、諦めて海の方に歩いて行くことにした



何と干潮でヨットが岩に乗り上げている
人影があるものの満潮まで待たねば船を傷めると心配しつつ、ぼっと海を眺めている



漂流物が流れ着いているが、お隣の国の文字が…



巡視船も動かずにいるが、ヨットを見ているのだろうか
沢山の若者が歩いて行くので聞いてみると、愛知県から修学旅行で来ているそうだ
清々しい高校生は気持ちがいい。日本の将来は明るい



いつの間にか、青空が出てきた。この灯台は青空でなくちゃという願いが叶った



灯台の高校生たちも楽しく、思い出に残る旅を続けてほしい



撮影 令和元年5月30日
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