今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

錦帯橋(山口県岩国市)

2020年02月19日 | 名所・旧跡
訪問日 令和元年6月11日
昨夜は、大阪府警富田林署に勾留されていた容疑者が逃走し、餅や菓子パン、総菜などを万引したとして、現行犯逮捕された周南市の道の駅「ソレーネ周南」で車中泊
コンビニも併設されている便利な道の駅で私も今回で三度目の利用になる
この日の朝に計画していた場所に向かって走っていたのだが急遽変更して錦帯橋へ

錦帯橋(きんたいきょう)
岩国市の錦川に架橋された木造のアーチ橋で、日本三名橋や日本三大奇橋に数えられている



5連のアーチからなるこの橋の全長は193.3m、幅員は5.0m



主要構造部は継手や仕口といった組木の技術によって、釘は1本も使わずに造られているというから驚く



目の前を美しい女性が歩いていく



橋の上では自撮りをしている女性



錦帯橋は1673年(延宝元年)に、岩国藩主吉川広嘉によって杭州(中国)西湖にある連なった橋からヒントを得て建造された
しかし、翌年の延宝2年(1674年)、洪水によって石の橋脚が壊れ、木橋も落ちてしまった



昭和25年(1950年)の台風で全て流失したため、現在の橋は昭和28年に建造当時のまま復元されたもの



釣りを楽しんでいる人もいる



錦帯橋入橋券(往復のみ)を購入し、歩いてみる



川岸が無料駐車場になっている。愛車のハイエースが小さく見える



山の上には、吉川広家築城の山城「岩国城」が見える
完成からわずか7年後の元和元年(1615年)に幕府の一国一城令により廃城となった



「槍倒(こか)し松」






巌流ゆかりの柳



原作も学生時代夢中になって読んだが、「三船敏郎・八千草薫・鶴田浩二」出演の宮本武蔵は最高だった



対岸からの眺め



ソメイヨシノ開花標準樹
桜の名所として、吉香公園と共に日本さくら名所100選に選定されている



この日は大変暑く、散歩の犬も涼を求めて行水



私も木陰から



吉川広嘉公像



岩国第三代藩主。延宝元年(1673年)、同2年(1674年)と連年錦川に架橋工事を行い、現在の形の錦帯橋を架橋した
特に延宝2年の架橋工事は緻密を極め、橋は以後第二次世界大戦後にキジヤ台風で崩壊・流失するまで一度も流失しなかった



香川家長屋門(山口県指定有形文化財)









書状集箱
現役の郵便ポストとして使用されている






観光客が多くて、なかなか撮れなかったアングル






撮影 令和元年6月11日
コメント
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