蔵のまち、喜多方から
爽やかな晴天が続きます。喜多方喜楽里博開催中です。
本日は、美蔵紀行 登り窯の火を絶やさない!「近代化産業遺産 喜多方の煉瓦蔵群」をあるく、が行われました。
私は参加出来ませんでしたが、先日コースの一部を紹介してあります。
その中の一つ 旧島三商店煉瓦書斎蔵を紹介いたします。
喜多方観光協会ブログで本日の催を紹介見ることが出来ると思いますが手元に在る資料で紹介します。
タイトルに在るように、この煉瓦蔵は貴重な蔵の一つです、(社)福島県建築士会喜多方支部の建築士により
詳細に蔵調査が行われ、喜多方蔵手本 未来へ継ぐ蔵文化 に載っています。この本は非売品です。
調査報告書を資料に簡単に紹介します。木骨レンガ造り、明治37年完、床が高くなっています、三段の階段の蹴込み部は格子付の換気孔が
取り付けられて室内への通気への配慮が施されています。床の高さが約1,4m、天井の高さが約10尺・3,1mと驚くほどの高さです。
6畳二間つづきの和室、それを囲むように縁(廊下)が設置されています。 屋根構造は、切妻レンガ蛇腹形式
煉瓦積様式は一見イギリス積みに見えますが、この本ではオランダ積と記してあります。屋根に近い上部と窓枠上までの煉瓦の色が違います。
喜多方市内の蔵の内でも、貴重な蔵の一つなそうです。
内部は非公開ですが、計九棟にのぼる屋敷内の蔵は「とっておきの蔵巡り」で見学が可能です。
喜多方観光協会へお問い合わせ下さい。