ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「マツバボタン(松葉牡丹)」 スベリヒユ科 

2018-07-25 16:18:03 | 日記
   「マツバボタン(松葉牡丹)」 スベリヒユ科 ☆7月27日の誕生花☆
            花言葉は… 可憐・無邪気・忍耐



 今朝の最低気温は午前5時の25.0℃。  最高気温は午後3時の35.3℃。
もうこのところ毎日同じお天気ですね。 気の利いた言葉で書き表したいのですが…
“晴れてただただ暑い!” この一言です。
一雨欲しいところですが、今朝台風12号が発生しました。 まだ正確な進路は不明ですが、
予報円の真ん中を進むと関東地方に上陸も有るそうです。 被害が有りませんように(祈。


  《真昼間散歩… ご近所一周  4.1㎞ 5,818歩 1時間》
今朝買い物から帰った後、1時間だけ近所(いつでも逃げ帰れるように)を散歩。
首に凍らせた保冷剤を包んだタオルを巻き、帽子にはUVカット布、完全武装です。
それでも10分も歩けば汗が吹き出ました。 
帰宅後、水シャワーを浴びましたが、その水が最近は温かくなって来ました。
 

 昨日は韓国映画 “私の頭の中の消しゴム” を1日に2回見ました(なんで?・笑。

この映画はもう何年か前に見た事が有るのですが、昨年末録画しておいたものを見たのです。
荒筋は… 幸せに暮らす若い二人でしたが、彼女は物忘れがだんだん激しくなり、
お医者さんに診てもらうと、若年性アルツハイマーと診断されます。
帰る自分の家の場所が分らなくなったり、愛する夫の名前を元恋人と間違えたり…
家の中には忘れても困らないようにメモをいっぱい貼り付けて…
それでも病気の進行が止まらない彼女は “私が愛しているのはあなただけよ” 
と書いた置手紙を残して家を出ます。

 ある日、一通の手紙が届きます “今日は記憶がはっきりしているの。 記念に手紙を書くわ。
韓国で一番高い山は〇〇山で△△△△メートル、クリスマスは12月25日… 
ほら、凄いでしょう… ・・・・・ でも明日にはあなたの事を忘れてしまう…
あなたの事を忘れた私を貴方も忘れて… 良い人と巡り会って幸せになってね。
私を捜さないで下さい”          ・・・もうダメ  

 一時停止してコーヒーを淹れようと階下へ(ティッシュで涙を拭いながら…・笑。
それを見た妻が 「あんた、どうしたん?」 「かくかくしかじかで…」(笑。
「うちも見せてぇや」 と云う事で、妻と一緒にまた最初から見たと言う次第です(笑。
荒筋の続き… 妻のいる介護施設を捜し当てた夫は、そこで全てを忘れてしまった
妻と再会します。 不思議そうな顔で夫を見つめる妻 「あなたは誰ですか?」
病院の許可を得て妻を連れ出し、二人が最初に出会ったコンビニ向かいます。
そこで彼女が見たものは… コンビニの店員・若き日の夫・彼女の父、母、妹・
夫の母・夫の師匠… 彼女に縁のある人たち… 
そして彼女は言います 「ここは天国なの?」

 見終った後 「あんた、うちがちょっとでもおかしい思うたら、すぐ病院に連れてってね」
「う~ん、どの位おかしいなったら連れて行くか難しいのぅ… 今でも…」(笑。
「今はまだ勘違いよねぇ、ド忘れよねぇ」 「ほうよ、ほいじゃけぇ難しい言うんじゃ」
人の事を言ってはいられません 「ワシは昨日の試合のスコアを忘れたらおかしいけぇ」
「昨日は何対何じゃった?」 「3対1でカープが阪神に勝った… まだ大丈夫じゃ」(笑。
 

 今日の花は 「マツバボタン(松葉牡丹)」 です。 このクソ暑い中、元気に咲いています。





原産地は南アメリカ、アルゼンチン、ブラジル周辺だそうで、暑さに強い訳です。
私の子供の頃に見た 「松葉牡丹」 は、この花より一回り小さかったと思います。






花びらが薄く、か弱い印象ですが、葉は多肉系で、日照にもとても強い植物です。
多肉質の葉に水をたっぷり貯えているんでしょうね。
しかし最近は良く似た花で、花付きの良い “ポーチュラカ” が人気で、
この花を見かける事がずいぶん少なくなりました。 江戸時代に渡来したそうです。


 山口県長門に伝わる 「松葉牡丹」 の民話です…
【昔、或る村に老夫婦が住んでいました。 或る日、老夫婦が畑に行こうと家を出ると、
途中、病気で倒れている南蛮の僧侶を見かけ、家に運んで看病してやりました。 
元気になった僧侶は、老夫婦に可愛い南蛮の花の種をお礼に差し出しました。
その種はとても小さくて“ 黒い鉄粉のような種” でした。 
老夫婦が畑の隅にその種を蒔くと、色とりどりの可愛らしい花が咲きました。 
花好きの殿様がその噂を耳にして、花を見に来られ大層気に入られたそうです。 
その後、その花を盗んでいく人達が後を断ちませんでした。


 殿様は老夫婦をかわいそうに思われ、一計を案じられました。 
花を欲しがっている人達を城に集めて種を配り、花が咲いたら鉢を見せに城に来るように、
そして、美しく咲かせた者に褒美を取らせると命令されました。 
種は当然老夫婦にも配られました。

 やがて夏になり、花の咲いた鉢を持った人々が城に集まりました。 
しかし老夫婦の鉢だけは花はもちろん、芽さえ出なかったのです。 
殿様は老夫婦が花を咲かせられなかった謝罪を笑って聞いておられました。 
そのあと殿様は 「自分が渡したのは南蛮の花の種ではなく “鉄粉” だったのだ。
“鉄粉” から花が咲くものか。 花を咲かせた者はこの老夫婦から盗んだ種で咲かせたのだ」
と仰り、花盗人達を捕らえさせ、正直な老夫婦をお褒めになりました。
この可愛らしい南蛮の花というのは 「松葉牡丹」 のことで、この時初めて日本に
伝えられたという事です】      


今日の歩数     5,818歩 (きも試し散歩?)
今月の歩数   144,749歩= 101.3km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数  1,967,715歩=1377.4km
コメント (4)
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