ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ラケナリア」 ユリ科(キジカクシ科) 

2018-12-26 20:30:18 | 日記
    「ラケナリア」 ユリ科(キジカクシ科) ☆1月12日の誕生花☆ 
           花言葉は… 移り気・変化・好奇心



 今朝の最低気温は午前1時の6.0℃。  最高気温は午後1~4時の10.5℃。
今日は終日ドン曇り。 いつ雨が降ってもおかしくない空模様でした。


 今日は午前中に食材の調達にスーパーに行っただけ。
 後は録画した  歌謡番組を聞きながら、年賀状を描いていました。
歌は画面を追わなくていいので良いですね。 バックグランドミュージックです(笑。
まだ絵を描いただけなので “書いた” では無くて “描いた” です(笑。
同じ絵を何十枚も描く… 疲れました。 
明日中に本文(宛名)を書き、本局まで持って行けば、元旦の配達に間に合うかなぁ(汗。

 と、云う事で今日は何も書く事が有りません。
なので以前書いたブログの再掲載でお茶を濁します(汗。
 【年賀状と云うと懐かしく思い出す事が有ります。 以前の日記に加筆して…
この時期になると高校生だった頃の冬休み、春休みの3年間、ずっと郵便配達の
アルバイトをしていた事を思い出します。 
当時私は段原末広町と云う町に住んでいて、配達担当区域は自宅周辺でした。 
この段原地区は原爆投下時、比治山の陰となり倒壊や焼失を逃れた地区です。 
ですから戦前の古い家屋や入り組んだ狭い路地が多く、郵便配達の難所と言われていました。
が、私は勝手知ったそこの住民です。 
ですから配達員の方にはずい分重宝がられ、可愛がってもらいました(笑。
バイト当初は、職員に配達の道順通りに郵便物を並べてもらい、それを配るだけでした。

 それが1年ぐらい経って、配達地区の道順や家々の名前を全て覚えてしまうと、
配る順番に郵便物を並べる作業も任されました。 
それは… 目の前にちょうど障子の桟の様な小さな枠が沢山有って、
その枠一つ一つが配達地区の一つの通りの郵便物を入れる枠です。 
朝出勤すると郵便物を全てその枠に仕分けして、更にその一つの枠の郵便物を
配達する家の順に並び替えるのです。 人間の記憶力って凄いですねぇ。 
何千軒もの家の名前が、配達する道順を思い浮かべれば出て来るんですからね。 
今では郵便番号が有るので、大きな仕分けは出来るでしょう。
しかし、今でも最後の、配達する順に並べる作業は記憶力に頼った手作業でしょうね。
(私が仕分ける前の郵便物も、誰かが住所を確認して大まかに仕分けしていたんですね)

 年賀の配達は配達員全員を集めて、郵便局長の激励の後、郵便局から赤い自転車に乗って
一斉に配りに出ます。 この時は報道のカメラなどが来ていて、誇らしい気分になりました(笑。 
元旦に配る年賀状の量は膨大なので、郵便カバンには入り切りません。
かと言って、いちいち郵便局まで取りに帰っていては時間が掛かります。
そこで、前日までに仕分けられた郵便物は大きな布袋に入れ、元旦でも開けておられる
配達地区のお店など数ヶ所に預けておき、そこからピストン配達をしていました。
もう50年以上前の事ですが、この時期になると懐かしく思い出します。

 その後、今から約35年前、この段原地区に再開発計画がもち上がり、
市が土地、建物、庭木の一本まで買い上げ、一旦更地として新しい街作りを進めました。
(なにせ、戦前の街並みで、消防車も入れぬ狭い道が多かったのですから)。 
住民は自分で新しい家を見付けるか、市が用意した高層住宅に移り住むかしなければ
なりませんでした。 時を同じくして私の勤める大竹の工場が大阪に集約を決定。
大阪に転勤が決まりました。
結果、この再開発計画が両親を大阪に連れて来る事の背中を押したと云う事になるのです。
今段原地区を訪れても、自分の家がどこに有ったのかさえさっぱり分からない
新しい街に生まれ変わっています。 知人友人も散り散りバラバラ… 寂しい限りです。

 “年賀状配達のアルバイト” にもう一つ思い出が有ります。
どうしてその年賀状を読んでしまったのかは覚えていないのですが…  
一枚の年賀状が当時高校生だった私の脳裏に焼き付いています。 
その年賀状には、お決まりの年賀の挨拶の後、 
“プレゼントして頂いたエプロンは、貴男のお嫁さんになる日まで大切に取っておきます” 
と書かれていたのです。 ある女性が婚約者の男性に出された年賀状でした。
そのお家はせせこましい段原のちまちました街並みに似合わない、古風な感じの大きなお宅でした。
どんなお姉さん(女性)が書かれたのだろう、優しい心根のお嬢さんなんだろうなぁ…
などと想像を逞しくしました。 
私もこういう女性に巡り合いたいなぁなんて… ませた高校生でした(笑。 
あれから約50数年、当時彼女が25歳位だったとすれば、今80歳位でしょうか。
どんな人生を歩まれたのでしょうね…。 年賀状の季節になると思い出します 


今日の花は “花の文化園” で撮った 「ラケナリア」 です。





最初の5枚は翡翠色の花が美しい 「ラケナリア・ヴィリディフローラ」 です。
“サカタのタネ・園芸通信” より… 【ラケナリアとは… 南アフリカは球根の宝庫といわれ、
数多くの球根が分布しています。その中には人名に因んだ名前を持つ物がいくつかあります。


ラケナリアもそのひとつで、スイスの植物学者であるワーナー・ド・ラ・ケナル氏
(Werner de la chenal)にちなんで名づけられています。

ラケナリアは、かつては冬の高級贈答用鉢物として作られていましたが、
シクラメンやシンビジュームが大量に出回るようになると、
その座を追われるようになりました。しかし、冬に花が咲いて花もちがよいことから、
最近は寄せ植えに使われることも多くなりました】




上の2枚は 「ラケナリア・ブルビフェラ」 です。
【南アフリカのケープ地方が原産です。 冬季に雨が降る地域に生え、
高さは10~20センチになります。鱗茎があり、細長い根生葉を2個対生します。
12月から1月ごろ、花茎を伸ばして総状花序をつけ、朱色の筒状花を咲かせます。
わが国へは、昭和時代の初めに渡来しました】 …そうです。

今日の歩数   0歩。
コメント (2)
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