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ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「シクラメン」 サクラソウ科 

2020-12-24 13:33:19 | 日記
      「シクラメン」 サクラソウ科 ☆12月7日の誕生花☆
          花言葉は… 内気・はにかみ・嫉妬



 今朝の最低気温は午前3時の5.0℃。   最高気温はお昼正午の10.0℃。
朝からいつ降り出してもおかしくない厚い雲が被っていました。
午後になってとうとう小雨が降り出しました。  小寒い一日です。


 毎年クリスマスイブに紹介しているお話です。 クリスマスに贈るちょっと良い話… 
“こころのチキンスープ(2)” という本から… 

 【小学校教師と、ある男の子の話です。 先生は、当時4年生の担任をしていました。
「すべての生徒を公平に愛しなさい」 という教師のスローガンはまやかし・・・
そう先生は心の中で呟きました。  その理由? 実は・・・
受け持っていたクラスに、どうしても好きになれない生徒がいたのです。
男の子の成績はいつもクラスで最低。 
無口で、授業に対しても一切興味を示さず、友達もいない。 
それで、いつも服装は乱れて不潔。 
先生は、その男の子のテストの解答用紙に、0点と大きくつけることや、
成績表に最低の評価をつける事にある種の快感まで覚えるほどになっていました。

 そんなある日、学校の指令で、生徒1人1人の過去の履歴を見直して、
再度、生徒の総合評価をつけることになったのです。 
当然その生徒の中にはその男の子もいました。 
先生は、嫌いなその子の評価を一番最後にまわしました。
その子以外のすべての生徒の評価が終わった後、先生は嫌々その子の1年生からの
評価に目を通し始めました。 その評価を見て先生は愕然とします・・・

 なんと当時の担任の評価は、先生の知るその子とは全く別人だったのです。
「クラスで最も活発で人気者。成績も良く、クラスの雰囲気を明るくするには欠かせない子」
驚きを隠せない先生は、続けて2年生の評価を見ます。
「最近明るさがなくなってきた。 お母さんが重い病で、そのことが影響し、
授業でもボーっとする事が多くなってきている」
3年生の評価になると 「お母さんが亡くなって以来、授業に全く興味を示さなくなっている。
お父さんも彼のことをかまわないみたいで、友達もなくなってしまった」
ここまで読んだ先生は、雷に打たれたかのようにショックを受けました。

 次の日、クリスマスの時期だったので、生徒たちが先生にプレゼントを持って来ました。
華やかなラッピングのプレゼントの中に、1つだけ、みすぼらしいスーパーの袋に入った
薄汚れたプレゼントがありました。 それはその子からのプレゼントだったのです。
先生はその袋からプレゼントを出すと、そこには糸の切れたネックレスと、
半分使った香水の瓶が入っていました。 
それを見た他の生徒たちは、馬鹿にして笑い始めましたが、先生は 
「何を笑ってるの! きれいなネックレスじゃない。 良い香りの香水もあるわ!」
そう言って香水を手につけたのです。

 その日、男の子は先生のところにやってきてこう一言だけ言ったのです。
「先生、先生の匂いは、ぼくのお母さんの匂いといっしょだったよ」
その男の子のプレゼントは、死んだお母さんの形見だったのです。
全員の生徒が去った後、先生は1人教室に残り、泣き崩れました。
今までその男の子に対して持っていた感情を反省し、この瞬間から、先生は
初めて・・・見せかけでなく・・・子供たちを、心から教える先生になったのです。

 それ以来、先生はその子を一生懸命勇気づけ、授業についていけるように教えました。
スポンジが水を吸収するように、その子も先生の教えをどんどん吸収していき、
その年が終わるころには、その男の子の成績はクラスでもトップになりました。

 小学校を卒業してから何年か後、先生はその男の子からの手紙を受け取ります。
そこには・・・ 「先生、先生のおかげで、高校を3番の成績で卒業する事が出来ました。
先生は、私の人生で出会った最高で大好きな先生です。ありがとうございます」
と書かれてありました。 

 それから4年、また彼から手紙が届きます。
「先生、なかなか大変でしたけど、なんとか大学を首席で卒業できました。これも
先生のおかげです。 人生で出会った最高で一番大好きな先生です。 ありがとうございます」

 そしてまた何年か後に、新しい手紙が届きました。
「先生、大学で出会った女性と結婚することになりました。新郎の母親の席に、
ぜひ先生に座ってほしいのです。お願いできますか?先生は私の人生で出会った
最高で一番大好きな先生です」 この手紙には、彼の名前に称号がついていました。
なんと彼は、医学博士になったのです。 先生は、糸が切れたネックレスと、
半分しか残っていなかった香水を身につけ、彼の結婚式に出ました。

  壇上で彼は先生にこうささやきます。 
「先生、こんな私でも、社会に何か貢献できることを教えてくださって、本当に
ありがとうございました」 それを聞いた先生は涙ぐみながら、彼にこう言います。
「あなたは間違っているわ・・・あなたこそが・・・ 私に・・・何か社会に貢献
できることを教えてくれたのよ。 あなたに出会うまで、私は子供を教える資格はなかったの。
でもあなたに出会ってから、あなたに教わったから・・・
子供を教える、真の教師になれたのよ。 ありがとう」 】


 今日の花は 「シクラメン」 です。





【冬の花といえば】 gooランキングによると、1位シクラメン、2位クリスマスローズ、
3位が葉牡丹、以下、水仙、パンジーと続きます。
原産地はトルコ、イスラエル付近で、日本には明治の中頃に入って来たそうですが、
今ではすっかり冬の花として無くてはならない花になっていますね。 






「シクラメン(Cyclamen)」 の名前は、蕾がネジの様に巻き上がっているところから
“cycle” が語源になっているそうです。
和名は 「カガリビバナ(篝火花)」、 赤い花は燃え盛る炎の様に見えますね。
もう一つは 「豚の饅頭」。 これは原産地のトルコ、イスラエル付近で、
雌豚が好んでこの花の地下茎を食べるところから名付けられた
英名(sow-bread) “雌豚のパン” を、日本語に直訳したものだそうです。






 「シクラメン」 伝説… 
【昔、花好きのソロモン王が、王冠に花のデザインをしようと、
様々な花たちと交渉しましたが断られました。
 最後に “あなたの美しい姿を王冠に飾りたいのだが” と 
「シクラメン」 に許可を得に行きました。 
唯一承諾してくれた花が 「シクラメン」 でした。 



それまで上を向いて咲いていた 「シクラメン」 は、嬉しさと恥ずかしさで、
以来うつむいて咲く様になったという事です】


 “児童絵画展” にアップされていた絵を紹介しています。 
今日の絵は小学3年生の女の子が描いた 「元気に大きくなってね」 です。


作者のメッセージ… 【淡路島に家ぞくでりょ行に行きました。淡路島ぼくじょうで、はじめて
子牛にミルクをあげました。 子牛がミルクをのむすがたが、とてもかわいかったので、絵にしました。
子牛だけど、私より大きかったので、その大きさを表すのが大へんでした。
草やかみの毛もていねいにぬるのが、大へんでした】

子牛ちゃんのお目々がつぶらで可愛いですねぇ。 
動物好きでないとこういう絵は描けないでしょう(近付く事さえ出来ないでしょう。
コメント (15)
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