「柿の葉の紅葉/柿の実」 カキノキ科 ☆9月26日の誕生花☆
花言葉は… 恵み・優美・自然美
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/bb/a1e8f8cb73137efc5f2573653a273064.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0002.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0003.gif)
今朝の最低気温は午前7時の13.2℃。 最高気温は午後1時の18.9℃。
曇り空ということで、比較的暖かな朝です。 この後、寒冷前線が本州付近を通過し、お天気は荒れ模様。
冬型の気圧配置となり、この時期としては強い寒気が流れ込む予想だそうです。
今日は二十四節気の一つ 「小雪(しょうせつ)」 です。
「小雪」… “陽射しが弱くなり紅葉が散り始める頃、陽射しは弱まり、
冷え込みもしだいに厳しく、木々は葉を落し、平地にも初雪が舞い始めます。
まだ、積もるほど降らないことから、小雪といわれたようです”
大阪はまだそこまでの寒さでは有りませんが、この雨が季節を分ける雨になるそうです。
晩秋から初冬へ… 夏になれば冬が、冬が来れば夏が恋しくなりますね(笑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/dd/e408a28b129369101d4908ad9f0f95af.jpg)
全国で新たに143人の感染確認 11月21日
新型コロナウイルスの国内感染者は21日午後8時現在、新たに143人が確認され、
4日連続で200人を下回った。 2日ぶりに死者の発表はなかった。
この日、感染者の発表が最も多かったのは北海道の25人で、
前週の同じ曜日(14日)から16人増えた。 次いで多かったのは東京都の20人。
神奈川県と大阪府がともに18人で続いた。
20日時点の全国の重症者数は、前日と変わらず62人だった。
今日の花は 「柿の葉の紅葉/柿の実」 です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/a5/5e5ae4810546d8929aab7cdd4447b3a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/00/1cbb87643443a7807c815b0b440ad9f1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e3/4287d75bfebc5fa76d7032ab078716a7.jpg)
岸和田南部に 「柿の葉の紅葉」 を撮りに行って来ました(11月19日。
今月に入って何回も様子を見に行っていましたが、この日がベストの紅葉でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/a5/5c426032a6806e5a6c4893e276b0ebac.jpg)
↑ 柿畑を土手の上から眺めるとこんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/59/a2d33c55743129d84f52448dde51fd30.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/bb/d981bd05eb744d7cb8481921850ccbec.jpg)
↑柿の木の下に潜り込むと、足元は柿の葉の絨毯… 踏んで歩くのも気が引けるほどでした。
そして日差しが柿の葉の赤に透け、景色全体が茜色に見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/8f/ae24844f972f5c0619c6f87aeb61c109.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/b8/9a318c2af5ad3a6be95e963a38033806.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/50/658951eef307ce6369e0ec7d893d2488.jpg)
「柿」 の原産地は中国の揚子江流域で、古い時代に日本へ入っ来たと考えられています。
日本からヨーロッパや北アメリカに伝わった為、世界中で 「kaki」 の名が通用するそうです。
「カキ」 の名は、秋の山野になる赤い実からアカキ(赤木)、実が堅いことから
カタキ(堅)、つやつやして輝いていることからカカヤキ(輝)など多くの説があるそうです。
学名は “diospyros kaki” で “diospyros” はギリシャ語で “神の食べ物” を
意味するのだそうです。 なんだか誇らしいですね(笑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/56/1765e345b60b25c8e128170a950e83c5.jpg)
本来 「柿」 は渋柿で、甘柿は日本で突然変異種として発見されたものとか。
その渋柿が渋いのは、お茶などにも含まれている水溶性の “タンニン” のせいで、
渋抜きはその “タンニン” を非水溶性に変える作業なのだそうです。
私の子供の頃は、渋柿をお米の中に押し込んで甘くなるのを待ったものです
(炭酸ガスが作用したのでしょう)。
“○○が赤くなると医者が青くなる” という果物はいくつかありますが、柿もその内の一つです。
“柿が赤くなると医者が青くなる” と云われるほど 「柿」 の栄養価は高く、
特にビタミンCはレモン、イチゴに匹敵するほどだそうです。
ビタミンCといえば酸っぱいイメージですが、ちょっと意外ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/ff/4ae2ab9f0209d828800b89dbd13eba42.png)
「柿」 の収穫量が最も多いのは和歌山県で、約5万500トン(シェア21%)の収穫量。
2位は約3万600トン(13%)の奈良県、3位は約2万400トン(8%)の福岡県です。
柿の収穫量日本一の和歌山にはこんな歌が有るんですよ⇒ ♪和歌山の柿
県庁の職員が作った歌で、息子さんが歌っているそうです。
色んな柿の特徴が分る楽しい歌です。 ぜひ聴いてみて下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ad/66838916ddd83a54cceda5249ad24b2b.jpg)
山口銀行編纂 山口むかし話より… 《鶴柿 鶴の恩返し》
【昔、昔、ある日のこと、鶴の親子が八代(やしろ)の里を空高く飛んでおりました。
八代の里は柿の木が多いところ。 たわわに実ったおいしそうな柿の実をみて、
子鶴は、食べたいと欲しがりました。 けれども鶴は木の枝にとまることができません。
どうやって、もいだらいいだろうと、親鶴は柿の木をぐるりぐるりと飛んでおりました。
そこへ一羽のカラスが飛んできて、熟れた柿を美味しそうに食べ始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/0a/b41a26bfceaa29f40f372792fb17610d.jpg)
これをみて親鶴は柿の木の下へ降りて行き
「カラスさん、私たちにも一つ熟れた柿をもいでおくれでないかね」 と、頼みました。
カラスは 「もいでやってもええがの、お前さんは器量良しじゃ、よう熟れた柿じゃ着物が
汚れるじゃろうから、まぁこれがよかろうて」 といって、まだ固い柿の実を鶴に投げました。
「カラスさん、子供が欲しがりますので、もっと良く熟れたのをお願いします」とまた、
丁寧に頼みました。 「それなら、ちょっと待っちょけや」 と言ったきり、
カラスは鶴に採ってやろうともせず、自分だけ良く熟れた柿をたべ、
種やへたを下へバラバラ投げ捨てました。
いつまでたっても採ってくれそうにありませんので、鶴はまた頼みました。
すると、カラスは腹を立てて 「そんなら、お前さんが登って好きな物をもぎんされ」
と言ったかと思うと、固い柿の実を鶴に向かって投げつけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/54/498056fb631f26db0754a16213d1ed7c.jpg)
これを、じっとみていたお百姓さんは、ぬけぬけと柿を食べているカラスを追い払い、
良く熟れた柿を鶴に採ってやりました。 鶴の親子は喜んですっかり食べるとグルーガルー、
グルーガルーとお礼を言いながら飛んで行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/08/42f2fe65b2e80c14eba4ce73e2b61848.jpg)
それからしばらくたった、ある寒い日のこと、このお百姓さんの家に大騒動が起こりました。
お百姓さんの子供が干柿を食べていて、柿の種をのどに詰めてしまったのです。
すると、いつぞやの鶴が、お百姓さんの慌てた姿を見て、訳を聞くなり
「私がお助けしましょう」 とお百姓さんの家へ飛んで行きました。
そして鶴は、苦しんでいる子どもの口を開けさせると、その長いくちばしで
なんなく柿の種をついばみ出してしまいました。
お百姓さん夫婦は大喜びで鶴にお礼を言い、「八代の柿ぁ うまいんじゃが、
種が多くてしょうがない。種さえなけりゃ、八代の柿は周防一じゃが」と言いました。
これからです。 八代の柿は干柿にすると、どうしたわけか種がすっかりなくなってしまい、
子どもが種をのどに詰める心配がなくなった、ということです。
こうして八代では、干した柿を干柿とも吊るし柿とも言わず、鶴の恩返しと考えて、
鶴柿(つるがき)と言うようになったそうです】
“和泉市子供絵画展” で見かけた絵を紹介しています ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0062.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/2e/c74782c2ac059845571acf4426339a99.jpg)
今日の絵は中学2年生の女の子が描いた 「‶散歩″ に連れて行ってもらった私」 です。
背景の絵は見たことがあるなぁと思って検索してみると、‶睡蓮″ の絵で有名な
‶クロード・モネ″ の描いた ‶散歩・日傘をさす女 ″ でした。
今回の作品展で、このように名画の中に自分を置いた絵が何点か見られました。
名画をまねて描いているうちに、その絵の良さが理解できるのかも知れませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/13/694dcea2215fd335f4c0a6de57dc0fd4.jpg)
Wikipediaによると…〈日傘を頭上にかざしているのは、モネの最初の妻カミーユであり、
彼女が長男ジャンとともに草原を散歩する様子が、下から仰ぎ見る構図で描き出されている〉
過去の 「ひげ爺の子供見守り隊」 の紹介です ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book2.gif)
2017年04月20日 今日の見守りは2時半と3時半の2回、3時から見守って来ました。
見守りエリア付近で、先に帰っていた1年生が “白詰め草” を摘んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/38/9d8bd6672a7db6a8fa8e2c846fa4045b.jpg)
「おっちゃん、これっ!」 今年1年生になった女の子たちです。
まだ1年生の下校は見守っていない(短縮授業)のですが、ひげが見守っている時に
幼稚園のバスで帰って来るので、手なずけておいたのです(笑。
「おう、それ何の花か知っとるか?」 「しら~ん」(笑。
「シロツメグサ(白詰め草)云うんじゃ」 「ふ~ん」 興味無さそう(汗。
もう少し大きくなって教えてやろう(笑。
「ほいでその花をどうするんや?」 「花輪を作る」 「へ~花輪の作り方を知っとるんか?」
「お散歩図鑑に出てた」 「ほうか、出来たらおっちゃんに見せてくれや」 「うん」
ですが、見守りが終わった時にはもうこの子らは居ませんでした(笑。
2017年04月21日 6年生の男の子が何か持って帰って来ました 「おかえり~ それ何や?」
「ただいま。 おっちゃん見て、オレ表彰された」
「ほ~、それ賞状か? ほいで何で表彰されたんや?」
「あんなぁ、社会(教科書)の絵を見てなぁ、現代と違うところを見付けるねん」
「たとえば?」 「髪型が違うとか、服装が違うとか、履物が違うとか…」
「へ~、42個も見付けたんか~」 「凄いやろう~チョコちょうだい」 「おうやるやる」(笑。
見守りの最後に6年生の女の子たちが帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」
「今日は帰るのがえらい遅かったの~」 「明日参観日でなぁ、椅子を並べてた」
「えっ、土曜日が参観日か?」 「そう、父兄が来やすいやろう」 「なるほど…」
「ほいでなぁ、月曜日が替わりの休みやねん」 「へ~参観って何時間あるんや?」
「1時間」 「1時間出ただけで月曜日が丸々休みっておかしゅうないか?」(笑。
「おかしくない! 先生も月曜日が休みで喜んでた」(笑。 「ほうか~なんか変なの~」(笑。
「深く考えなくていいのっ! おっちゃん、明日も見守りに来るん?」
ええ~っ(汗。 「来ん、来ん」(笑。
花言葉は… 恵み・優美・自然美
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/bb/a1e8f8cb73137efc5f2573653a273064.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0002.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0003.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0003.gif)
曇り空ということで、比較的暖かな朝です。 この後、寒冷前線が本州付近を通過し、お天気は荒れ模様。
冬型の気圧配置となり、この時期としては強い寒気が流れ込む予想だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/woolcap.gif)
「小雪」… “陽射しが弱くなり紅葉が散り始める頃、陽射しは弱まり、
冷え込みもしだいに厳しく、木々は葉を落し、平地にも初雪が舞い始めます。
まだ、積もるほど降らないことから、小雪といわれたようです”
大阪はまだそこまでの寒さでは有りませんが、この雨が季節を分ける雨になるそうです。
晩秋から初冬へ… 夏になれば冬が、冬が来れば夏が恋しくなりますね(笑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/dd/e408a28b129369101d4908ad9f0f95af.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
新型コロナウイルスの国内感染者は21日午後8時現在、新たに143人が確認され、
4日連続で200人を下回った。 2日ぶりに死者の発表はなかった。
この日、感染者の発表が最も多かったのは北海道の25人で、
前週の同じ曜日(14日)から16人増えた。 次いで多かったのは東京都の20人。
神奈川県と大阪府がともに18人で続いた。
20日時点の全国の重症者数は、前日と変わらず62人だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/benibara.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/a5/5e5ae4810546d8929aab7cdd4447b3a7.jpg)
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岸和田南部に 「柿の葉の紅葉」 を撮りに行って来ました(11月19日。
今月に入って何回も様子を見に行っていましたが、この日がベストの紅葉でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/a5/5c426032a6806e5a6c4893e276b0ebac.jpg)
↑ 柿畑を土手の上から眺めるとこんな感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/59/a2d33c55743129d84f52448dde51fd30.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/bb/d981bd05eb744d7cb8481921850ccbec.jpg)
↑柿の木の下に潜り込むと、足元は柿の葉の絨毯… 踏んで歩くのも気が引けるほどでした。
そして日差しが柿の葉の赤に透け、景色全体が茜色に見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/8f/ae24844f972f5c0619c6f87aeb61c109.jpg)
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「柿」 の原産地は中国の揚子江流域で、古い時代に日本へ入っ来たと考えられています。
日本からヨーロッパや北アメリカに伝わった為、世界中で 「kaki」 の名が通用するそうです。
「カキ」 の名は、秋の山野になる赤い実からアカキ(赤木)、実が堅いことから
カタキ(堅)、つやつやして輝いていることからカカヤキ(輝)など多くの説があるそうです。
学名は “diospyros kaki” で “diospyros” はギリシャ語で “神の食べ物” を
意味するのだそうです。 なんだか誇らしいですね(笑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/56/1765e345b60b25c8e128170a950e83c5.jpg)
本来 「柿」 は渋柿で、甘柿は日本で突然変異種として発見されたものとか。
その渋柿が渋いのは、お茶などにも含まれている水溶性の “タンニン” のせいで、
渋抜きはその “タンニン” を非水溶性に変える作業なのだそうです。
私の子供の頃は、渋柿をお米の中に押し込んで甘くなるのを待ったものです
(炭酸ガスが作用したのでしょう)。
“○○が赤くなると医者が青くなる” という果物はいくつかありますが、柿もその内の一つです。
“柿が赤くなると医者が青くなる” と云われるほど 「柿」 の栄養価は高く、
特にビタミンCはレモン、イチゴに匹敵するほどだそうです。
ビタミンCといえば酸っぱいイメージですが、ちょっと意外ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/ff/4ae2ab9f0209d828800b89dbd13eba42.png)
「柿」 の収穫量が最も多いのは和歌山県で、約5万500トン(シェア21%)の収穫量。
2位は約3万600トン(13%)の奈良県、3位は約2万400トン(8%)の福岡県です。
柿の収穫量日本一の和歌山にはこんな歌が有るんですよ⇒ ♪和歌山の柿
県庁の職員が作った歌で、息子さんが歌っているそうです。
色んな柿の特徴が分る楽しい歌です。 ぜひ聴いてみて下さい。
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山口銀行編纂 山口むかし話より… 《鶴柿 鶴の恩返し》
【昔、昔、ある日のこと、鶴の親子が八代(やしろ)の里を空高く飛んでおりました。
八代の里は柿の木が多いところ。 たわわに実ったおいしそうな柿の実をみて、
子鶴は、食べたいと欲しがりました。 けれども鶴は木の枝にとまることができません。
どうやって、もいだらいいだろうと、親鶴は柿の木をぐるりぐるりと飛んでおりました。
そこへ一羽のカラスが飛んできて、熟れた柿を美味しそうに食べ始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/0a/b41a26bfceaa29f40f372792fb17610d.jpg)
これをみて親鶴は柿の木の下へ降りて行き
「カラスさん、私たちにも一つ熟れた柿をもいでおくれでないかね」 と、頼みました。
カラスは 「もいでやってもええがの、お前さんは器量良しじゃ、よう熟れた柿じゃ着物が
汚れるじゃろうから、まぁこれがよかろうて」 といって、まだ固い柿の実を鶴に投げました。
「カラスさん、子供が欲しがりますので、もっと良く熟れたのをお願いします」とまた、
丁寧に頼みました。 「それなら、ちょっと待っちょけや」 と言ったきり、
カラスは鶴に採ってやろうともせず、自分だけ良く熟れた柿をたべ、
種やへたを下へバラバラ投げ捨てました。
いつまでたっても採ってくれそうにありませんので、鶴はまた頼みました。
すると、カラスは腹を立てて 「そんなら、お前さんが登って好きな物をもぎんされ」
と言ったかと思うと、固い柿の実を鶴に向かって投げつけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/54/498056fb631f26db0754a16213d1ed7c.jpg)
これを、じっとみていたお百姓さんは、ぬけぬけと柿を食べているカラスを追い払い、
良く熟れた柿を鶴に採ってやりました。 鶴の親子は喜んですっかり食べるとグルーガルー、
グルーガルーとお礼を言いながら飛んで行きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/08/42f2fe65b2e80c14eba4ce73e2b61848.jpg)
それからしばらくたった、ある寒い日のこと、このお百姓さんの家に大騒動が起こりました。
お百姓さんの子供が干柿を食べていて、柿の種をのどに詰めてしまったのです。
すると、いつぞやの鶴が、お百姓さんの慌てた姿を見て、訳を聞くなり
「私がお助けしましょう」 とお百姓さんの家へ飛んで行きました。
そして鶴は、苦しんでいる子どもの口を開けさせると、その長いくちばしで
なんなく柿の種をついばみ出してしまいました。
お百姓さん夫婦は大喜びで鶴にお礼を言い、「八代の柿ぁ うまいんじゃが、
種が多くてしょうがない。種さえなけりゃ、八代の柿は周防一じゃが」と言いました。
これからです。 八代の柿は干柿にすると、どうしたわけか種がすっかりなくなってしまい、
子どもが種をのどに詰める心配がなくなった、ということです。
こうして八代では、干した柿を干柿とも吊るし柿とも言わず、鶴の恩返しと考えて、
鶴柿(つるがき)と言うようになったそうです】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0062.gif)
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今日の絵は中学2年生の女の子が描いた 「‶散歩″ に連れて行ってもらった私」 です。
背景の絵は見たことがあるなぁと思って検索してみると、‶睡蓮″ の絵で有名な
‶クロード・モネ″ の描いた ‶散歩・日傘をさす女 ″ でした。
今回の作品展で、このように名画の中に自分を置いた絵が何点か見られました。
名画をまねて描いているうちに、その絵の良さが理解できるのかも知れませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/13/694dcea2215fd335f4c0a6de57dc0fd4.jpg)
Wikipediaによると…〈日傘を頭上にかざしているのは、モネの最初の妻カミーユであり、
彼女が長男ジャンとともに草原を散歩する様子が、下から仰ぎ見る構図で描き出されている〉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/zashiki.gif)
見守りエリア付近で、先に帰っていた1年生が “白詰め草” を摘んでいました。
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「おっちゃん、これっ!」 今年1年生になった女の子たちです。
まだ1年生の下校は見守っていない(短縮授業)のですが、ひげが見守っている時に
幼稚園のバスで帰って来るので、手なずけておいたのです(笑。
「おう、それ何の花か知っとるか?」 「しら~ん」(笑。
「シロツメグサ(白詰め草)云うんじゃ」 「ふ~ん」 興味無さそう(汗。
もう少し大きくなって教えてやろう(笑。
「ほいでその花をどうするんや?」 「花輪を作る」 「へ~花輪の作り方を知っとるんか?」
「お散歩図鑑に出てた」 「ほうか、出来たらおっちゃんに見せてくれや」 「うん」
ですが、見守りが終わった時にはもうこの子らは居ませんでした(笑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/zashiki.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/72/f7a7a5ad9d11cfb509f374a794328600.png)
「ただいま。 おっちゃん見て、オレ表彰された」
「ほ~、それ賞状か? ほいで何で表彰されたんや?」
「あんなぁ、社会(教科書)の絵を見てなぁ、現代と違うところを見付けるねん」
「たとえば?」 「髪型が違うとか、服装が違うとか、履物が違うとか…」
「へ~、42個も見付けたんか~」 「凄いやろう~チョコちょうだい」 「おうやるやる」(笑。
見守りの最後に6年生の女の子たちが帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」
「今日は帰るのがえらい遅かったの~」 「明日参観日でなぁ、椅子を並べてた」
「えっ、土曜日が参観日か?」 「そう、父兄が来やすいやろう」 「なるほど…」
「ほいでなぁ、月曜日が替わりの休みやねん」 「へ~参観って何時間あるんや?」
「1時間」 「1時間出ただけで月曜日が丸々休みっておかしゅうないか?」(笑。
「おかしくない! 先生も月曜日が休みで喜んでた」(笑。 「ほうか~なんか変なの~」(笑。
「深く考えなくていいのっ! おっちゃん、明日も見守りに来るん?」
ええ~っ(汗。 「来ん、来ん」(笑。