ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「柿の葉の紅葉/柿の実」 カキノキ科 

2021-11-22 10:43:53 | 日記
        「柿の葉の紅葉/柿の実」 カキノキ科 ☆9月26日の誕生花☆
              花言葉は… 恵み・優美・自然美



 今朝の最低気温は午前7時の13.2℃。  最高気温は午後1時の18.9℃。
曇り空ということで、比較的暖かな朝です。 この後、寒冷前線が本州付近を通過し、お天気は荒れ模様。
冬型の気圧配置となり、この時期としては強い寒気が流れ込む予想だそうです。 

 今日は二十四節気の一つ 「小雪(しょうせつ)」 です。 
「小雪」… “陽射しが弱くなり紅葉が散り始める頃、陽射しは弱まり、
冷え込みもしだいに厳しく、木々は葉を落し、平地にも初雪が舞い始めます。
まだ、積もるほど降らないことから、小雪といわれたようです”
 
大阪はまだそこまでの寒さでは有りませんが、この雨が季節を分ける雨になるそうです。
晩秋から初冬へ… 夏になれば冬が、冬が来れば夏が恋しくなりますね(笑。



 全国で新たに143人の感染確認 11月21日
新型コロナウイルスの国内感染者は21日午後8時現在、新たに143人が確認され、
4日連続で200人を下回った。 2日ぶりに死者の発表はなかった。
この日、感染者の発表が最も多かったのは北海道の25人で、
前週の同じ曜日(14日)から16人増えた。 次いで多かったのは東京都の20人。
神奈川県と大阪府がともに18人で続いた。
20日時点の全国の重症者数は、前日と変わらず62人だった。


 今日の花は 「柿の葉の紅葉/柿の実」 です。





岸和田南部に 「柿の葉の紅葉」 を撮りに行って来ました(11月19日。
今月に入って何回も様子を見に行っていましたが、この日がベストの紅葉でしょう。


       ↑ 柿畑を土手の上から眺めるとこんな感じです。




↑柿の木の下に潜り込むと、足元は柿の葉の絨毯… 踏んで歩くのも気が引けるほどでした。
そして日差しが柿の葉の赤に透け、景色全体が茜色に見えます。






「柿」 の原産地は中国の揚子江流域で、古い時代に日本へ入っ来たと考えられています。
日本からヨーロッパや北アメリカに伝わった為、世界中で 「kaki」 の名が通用するそうです。
「カキ」 の名は、秋の山野になる赤い実からアカキ(赤木)、実が堅いことから
カタキ(堅)、つやつやして輝いていることからカカヤキ(輝)など多くの説があるそうです。
学名は “diospyros kaki” で “diospyros” はギリシャ語で “神の食べ物” を
意味するのだそうです。 なんだか誇らしいですね(笑。


本来 「柿」 は渋柿で、甘柿は日本で突然変異種として発見されたものとか。
その渋柿が渋いのは、お茶などにも含まれている水溶性の “タンニン” のせいで、
渋抜きはその “タンニン” を非水溶性に変える作業なのだそうです。 
私の子供の頃は、渋柿をお米の中に押し込んで甘くなるのを待ったものです
(炭酸ガスが作用したのでしょう)。
“○○が赤くなると医者が青くなる” という果物はいくつかありますが、柿もその内の一つです。 
“柿が赤くなると医者が青くなる” と云われるほど 「柿」 の栄養価は高く、
特にビタミンCはレモン、イチゴに匹敵するほどだそうです。
ビタミンCといえば酸っぱいイメージですが、ちょっと意外ですね。


「柿」 の収穫量が最も多いのは和歌山県で、約5万500トン(シェア21%)の収穫量。
2位は約3万600トン(13%)の奈良県、3位は約2万400トン(8%)の福岡県です。
柿の収穫量日本一の和歌山にはこんな歌が有るんですよ⇒ ♪和歌山の柿
県庁の職員が作った歌で、息子さんが歌っているそうです。
色んな柿の特徴が分る楽しい歌です。 ぜひ聴いてみて下さい。


 山口銀行編纂 山口むかし話より… 《鶴柿 鶴の恩返し》
【昔、昔、ある日のこと、鶴の親子が八代(やしろ)の里を空高く飛んでおりました。
八代の里は柿の木が多いところ。 たわわに実ったおいしそうな柿の実をみて、
子鶴は、食べたいと欲しがりました。 けれども鶴は木の枝にとまることができません。 
どうやって、もいだらいいだろうと、親鶴は柿の木をぐるりぐるりと飛んでおりました。
そこへ一羽のカラスが飛んできて、熟れた柿を美味しそうに食べ始めました。 


 これをみて親鶴は柿の木の下へ降りて行き 
「カラスさん、私たちにも一つ熟れた柿をもいでおくれでないかね」 と、頼みました。 
カラスは 「もいでやってもええがの、お前さんは器量良しじゃ、よう熟れた柿じゃ着物が
汚れるじゃろうから、まぁこれがよかろうて」 といって、まだ固い柿の実を鶴に投げました。
「カラスさん、子供が欲しがりますので、もっと良く熟れたのをお願いします」とまた、
丁寧に頼みました。 「それなら、ちょっと待っちょけや」 と言ったきり、
カラスは鶴に採ってやろうともせず、自分だけ良く熟れた柿をたべ、
種やへたを下へバラバラ投げ捨てました。 
いつまでたっても採ってくれそうにありませんので、鶴はまた頼みました。 
すると、カラスは腹を立てて 「そんなら、お前さんが登って好きな物をもぎんされ」 
と言ったかと思うと、固い柿の実を鶴に向かって投げつけました。


 これを、じっとみていたお百姓さんは、ぬけぬけと柿を食べているカラスを追い払い、
良く熟れた柿を鶴に採ってやりました。 鶴の親子は喜んですっかり食べるとグルーガルー、
グルーガルーとお礼を言いながら飛んで行きました。


 それからしばらくたった、ある寒い日のこと、このお百姓さんの家に大騒動が起こりました。
お百姓さんの子供が干柿を食べていて、柿の種をのどに詰めてしまったのです。 
すると、いつぞやの鶴が、お百姓さんの慌てた姿を見て、訳を聞くなり 
「私がお助けしましょう」 とお百姓さんの家へ飛んで行きました。 
そして鶴は、苦しんでいる子どもの口を開けさせると、その長いくちばしで
なんなく柿の種をついばみ出してしまいました。
お百姓さん夫婦は大喜びで鶴にお礼を言い、「八代の柿ぁ うまいんじゃが、
種が多くてしょうがない。種さえなけりゃ、八代の柿は周防一じゃが」と言いました。 
これからです。 八代の柿は干柿にすると、どうしたわけか種がすっかりなくなってしまい、
子どもが種をのどに詰める心配がなくなった、ということです。 
こうして八代では、干した柿を干柿とも吊るし柿とも言わず、鶴の恩返しと考えて、
鶴柿(つるがき)と言うようになったそうです】


 “和泉市子供絵画展” で見かけた絵を紹介しています 


今日の絵は中学2年生の女の子が描いた 「‶散歩″ に連れて行ってもらった私」 です。
背景の絵は見たことがあるなぁと思って検索してみると、‶睡蓮″ の絵で有名な
‶クロード・モネ″ の描いた ‶散歩・日傘をさす女 ″ でした。
今回の作品展で、このように名画の中に自分を置いた絵が何点か見られました。
名画をまねて描いているうちに、その絵の良さが理解できるのかも知れませんね。


Wikipediaによると…〈日傘を頭上にかざしているのは、モネの最初の妻カミーユであり、
彼女が長男ジャンとともに草原を散歩する様子が、下から仰ぎ見る構図で描き出されている〉



    過去の 「ひげ爺の子供見守り隊」 の紹介です 
 2017年04月20日  今日の見守りは2時半と3時半の2回、3時から見守って来ました。
見守りエリア付近で、先に帰っていた1年生が “白詰め草” を摘んでいました。

「おっちゃん、これっ!」 今年1年生になった女の子たちです。
まだ1年生の下校は見守っていない(短縮授業)のですが、ひげが見守っている時に
幼稚園のバスで帰って来るので、手なずけておいたのです(笑。
「おう、それ何の花か知っとるか?」 「しら~ん」(笑。
「シロツメグサ(白詰め草)云うんじゃ」 「ふ~ん」 興味無さそう(汗。
もう少し大きくなって教えてやろう(笑。
「ほいでその花をどうするんや?」 「花輪を作る」 「へ~花輪の作り方を知っとるんか?」
「お散歩図鑑に出てた」 「ほうか、出来たらおっちゃんに見せてくれや」 「うん」
ですが、見守りが終わった時にはもうこの子らは居ませんでした(笑。

 2017年04月21日  6年生の男の子が何か持って帰って来ました 「おかえり~ それ何や?」
 
「ただいま。 おっちゃん見て、オレ表彰された」 
「ほ~、それ賞状か? ほいで何で表彰されたんや?」
「あんなぁ、社会(教科書)の絵を見てなぁ、現代と違うところを見付けるねん」
「たとえば?」 「髪型が違うとか、服装が違うとか、履物が違うとか…」
「へ~、42個も見付けたんか~」 「凄いやろう~チョコちょうだい」 「おうやるやる」(笑。

見守りの最後に6年生の女の子たちが帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」
「今日は帰るのがえらい遅かったの~」 「明日参観日でなぁ、椅子を並べてた」
「えっ、土曜日が参観日か?」 「そう、父兄が来やすいやろう」 「なるほど…」
「ほいでなぁ、月曜日が替わりの休みやねん」 「へ~参観って何時間あるんや?」
「1時間」 「1時間出ただけで月曜日が丸々休みっておかしゅうないか?」(笑。
「おかしくない! 先生も月曜日が休みで喜んでた」(笑。 「ほうか~なんか変なの~」(笑。
「深く考えなくていいのっ! おっちゃん、明日も見守りに来るん?」 
ええ~っ(汗。 「来ん、来ん」(笑。 
コメント (4)
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