日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

師匠との食事会

2007-03-07 23:43:36 | Weblog
 茶道の師匠と茶道友達と3人で、食事会をした。久し振りに話に花が咲いた感じだった。

 師匠曰く、「私は、今85歳だけど、60歳が誕生と思っているので、今25歳、青春の真っ只中。この調子で、60歳まで生きたい(120歳)」と。で、私も、「自分なんか、57歳で、まだ還暦前で、やっと人生の小学生って感じかなあ」と言うと、茶道友達が、「私なんか、まだ、生まれる前で、どうやってこの世に出るか、こんな感じでもがいている所かなあ」と言って、もがいているしぐさをした。

 師匠曰く、「親と子の関係は、この世だけの一世、夫婦の関係は、あの世も続くニ世、師弟の関係は、更に、三世まで続く」と。ウーン、含蓄のある言葉だなあ。

 師匠は、裏千家名誉師範、中国に四年間住み、フランス、イギリス、イタリア、ブルガリア、オールトラリア、アメリカ、韓国と旅している。考え方が実に若い。幾つになっても、人に役に立つ生き方をしなさいと説き、歳をとっても、若い人から好かれる生き方をしないと説き、茶道の道は、厳しくあるべきだと説く。

 柔道2段、華道の先生でもあり、合気道の段も持つ。今月の25日に、ピアノ発表会をするとのこと。スケジュールが一杯。

 師匠に会うと、自分も、まだ今からだと思う。

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為になるかもっ知れない本(その22)

2007-03-07 09:05:23 | Weblog
(3の3)
 どうしても付いて来れない人だけを集めて補習をするというのならば話はわかる。こうしたらどうであろうか。

 まず、入学した時に学習方法を教える。午前中4時間、午後2時間にして、午後3時過ぎには、授業を止める。クラブ活動を盛んにする。皆で教え合い、上級生・下級生の関係、先生と生徒の関係を緊密にする。グループ学習も伸び伸びとさせたい。しかし、徹底的に予習をさせる。虎の巻で古文の訳を書いてくる様な人を勉強の仕方が悪いのだと思うような雰囲気にする。もちろん、教師には生徒以上に勉強してもらい、生徒の尊敬に値する人格者になってもらう。

 とにかく、生徒に充分に予習する時間を与えるのである。これがラ・サールであり、少し似ている高校に修猷館(や鶴丸)がある。もちろんこんな学校にもガリ勉はいる。そんなガリ勉をマスコミがクローズアップして、それをテレビで見た人が、そこの生徒すべてがガリ勉だと思う。そうしか思わせないようにしてしまった現代の教育のあり方こそマスコミでクローズアップされるべきなのに。

 僕は言いたい。本当の頭の良さがIQでわかるはずがない。ペーパー試験でわかるはずがない。創造性の芽をなくさせている受験戦争、視野の狭い動脈硬化を起こしたような考え方しかできない高校生。間違っていると思っても、内申書に響くと思って黙っている高校生。

 僕は言いたい。寒さにも負けぬ、不正にも負けぬ、判断力のある、調和のとれた個性ある人間であり、向上心に燃え、瞳を輝かし、皆と一緒によく笑う。一日8時間ぐっすり寝、規則正しい生活を送り、よく食べ、よく話し、よく本を読み、よく運動し、困った人がいればすぐに飛んで行って助けてやり、バッチリ予習をし、知っていても知ったか振りをせず、先生に恥をかかせることは全くせず、オールラウンドな全人類を愛する、明るい高校生がいいと思いませんか。


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