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師匠曰く、「私は、今85歳だけど、60歳が誕生と思っているので、今25歳、青春の真っ只中。この調子で、60歳まで生きたい(120歳)」と。で、私も、「自分なんか、57歳で、まだ還暦前で、やっと人生の小学生って感じかなあ」と言うと、茶道友達が、「私なんか、まだ、生まれる前で、どうやってこの世に出るか、こんな感じでもがいている所かなあ」と言って、もがいているしぐさをした。
師匠曰く、「親と子の関係は、この世だけの一世、夫婦の関係は、あの世も続くニ世、師弟の関係は、更に、三世まで続く」と。ウーン、含蓄のある言葉だなあ。
師匠は、裏千家名誉師範、中国に四年間住み、フランス、イギリス、イタリア、ブルガリア、オールトラリア、アメリカ、韓国と旅している。考え方が実に若い。幾つになっても、人に役に立つ生き方をしなさいと説き、歳をとっても、若い人から好かれる生き方をしないと説き、茶道の道は、厳しくあるべきだと説く。
柔道2段、華道の先生でもあり、合気道の段も持つ。今月の25日に、ピアノ発表会をするとのこと。スケジュールが一杯。
師匠に会うと、自分も、まだ今からだと思う。