学校の掃除時間は短くて,私が経験したところは全て15分間でした。
この15分の間に,みんなで作業を分担して,一定の清掃作業を完了させなければなりません。
メインとなる教室掃除。
前面をほうきで掃いて,ぞうきんがけして,机をひいて,後面をほうきではいて,ぞうきんがけして,机を戻して。
これが基本的な形でしょう。
ところで,今年わたしは1年生担任。
まぁ~そうじも大イベントで一苦労です。
子どもたちは一生懸命なのですが,なにせできることが限られている。
でも,もちろん教室はきれいに保ちたい。
そこで,思いきってこうしました。
そうじは,「前そうじの日」「後ろそうじの日」に分けてもよい!
「前そうじ」とは,教室の前側のそうじです。
黒板や教卓がある側で,子どもたちが机を後ろにひいたとき,表れる床面ぜんぶのことです。
「後そうじ」とは,教室後ろ側のそうじです。
子どもたちが机を,前面の黒板の方へひいたとき,表れる床面ぜんぶのことです。
ふつうは,この両方を一回で掃除しようとしますが,思いきって一日に片方とします。
そうすることで,低学年でも時間内に片面をきれいにすることができます。
また,高学年ならいつもよりも念入りに片面をきれいにできるでしょう。
要するに,途中で机を移動する手間を省くわけです。
私の感想としては,このシステムで十分に教室はきれいに保てます。(自分でもちょっと驚きでした)
基本的に,教室は前面の汚れが強く残りがちです。
やはり黒板もあるし,何より給食の配ぜんを前でするからです。
だから,一週間の中でも,「前3日・後2日」「前4日・後1日」くらいのペースでOKです。
コツは,子どもたちの机を,列にこだわらず精一杯後ろに(前に)引かせることです。
そうすることで,そうじできる床面積が広くなります。