たまに仕事がうまくいったときは,おうちで一杯やりましょう。(笑)
いやいや,「たまに」という言葉をつけなければいけないくらい,学校の先生の仕事は難しく,うまくいかないことも多いですよね。
そんな中でも,努力が報われ,工夫が功を奏し,はたまた偶然かもしれないけど,仕事がうまくいくことだってあります。
・いつもはかみ合わない子と,今日は意思疎通ができた
・始めて任された避難訓練。進行がよかったと誉められた
・算数かけ算の授業に向けてつくったデジタル教材。うまくできた
・学級園のミニトマト。豊作だった ・・・・
大きな喜びも,小さな喜びもありますね。
そんなときの喜びを心の支えにして,先生たちは日々がんばっています。
ときに調子がいいときは,仕事がうまくいっちゃうことが連続して起こったりも。
さあ,このように仕事がうまくいったときには,おうちで一杯やるだけでなく,ぜひ先生として心がけたいことがあります。
先生は,自分だけ一人勝ちしない!
ということです。
先生って仕事は,学級が主な舞台となり,閉鎖的でもあります。
そこで進めている仕事は,自分からオープンにしないかぎり,周りからは見えないことも多いですよね。
だから,ある先生の身の回りで起きている失敗も成功も,その先生だけの話で済んでしまいがちです。
要するに,仕事がうまくいったときも,一人勝ちになっちゃいます。
「いひひひ… コツが分かったぞ」
なんて,自分だけいい思いをせずに,自分がうまくできた仕事については,ぜひ周りの先生たちにも教えましょう。
情報をできるだけ広く共有できるように,自分からはたらきかけることです。
・どの先生も困っている,Aくんとの接し方
・パソコン室の奥に眠っていた,なんと便利な道具
・作文指導を進める上で,とても役に立つワークシート などなど
先生だけのものにしないでくださいね。
同じ学校の職員はチーム。
喜びはチームで広く共有しましょう。
そんな先生には,周りのチームメイトも同じようなことをしてくれるはずです。
結果,仕事がうまくいく喜びをもっと感じられるようになるでしょう。