小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

授業中、横道に逸れた先生の話を覚えていませんか

2012-11-19 21:42:49 | 授業中の攻略法

「このように、私たちはいろんな場面で税金を納めています。 ・・・税金と言えば、先生はこないだ…」

のように、授業のあることをきっかけに、話が横道に逸れてしまうことがあります。

あ、「あります。」

ではなく、「先生によっては」ですね。

話がよく逸れる先生もいれば、まったくそんなことはない先生もいます。

正確に言えば、「逸れる」ではなく、「逸らす」でしょうか。

もちろん、話が逸れてしまったその時間は、予定していた授業の進呈がストップして、その後に支障をきたすわけです。

それだけを考えると、あってはならないことですね。

でも、自分が子どもの時受けていた授業を思い返してみても、思いがけず授業が逸れていったときは、楽しかったものです。

先生や友達の意外なトークに、クラス中が盛り上がったりして。

妙にそんなときの話題ばかり、今でも覚えていたりします。

思うに

時折は、授業中に話が逸れるもアリ!

子どもが喜ぶんなら、たまにはしてあげましょう。

・「時折」です。調子に乗ってしょっちゅうはしない。

・逸れた話の内容が、くだらないものではなく、子どもの関心をひくものであること。

・授業の進呈に余裕があることが前提。

・先生は逸れた話に夢中になっていそうに見えて、実はしっかりと授業のことを考えていること。

いつも、まじめにしっかりと授業をする先生だからこそ、時折するくだけた話が子どもたちには新鮮になります。

いつも、まじめにしっかりと授業をできる子たちだからこそ、時折聴くくだけた話にリラックスして、メリハリをつけることができます。

そういうバランスが大事です。

うまい先生は、緊張と緩和を上手に使い分けます。

適度な緩和のためにも、計画的に話を逸らす手もあるんだということです。

(私は最近、計画的でなく思わず話が逸れてしまうことが多い… 反省)