「このように、私たちはいろんな場面で税金を納めています。 ・・・税金と言えば、先生はこないだ…」
のように、授業のあることをきっかけに、話が横道に逸れてしまうことがあります。
あ、「あります。」
ではなく、「先生によっては」ですね。
話がよく逸れる先生もいれば、まったくそんなことはない先生もいます。
正確に言えば、「逸れる」ではなく、「逸らす」でしょうか。
もちろん、話が逸れてしまったその時間は、予定していた授業の進呈がストップして、その後に支障をきたすわけです。
それだけを考えると、あってはならないことですね。
でも、自分が子どもの時受けていた授業を思い返してみても、思いがけず授業が逸れていったときは、楽しかったものです。
先生や友達の意外なトークに、クラス中が盛り上がったりして。
妙にそんなときの話題ばかり、今でも覚えていたりします。
思うに
時折は、授業中に話が逸れるもアリ!
子どもが喜ぶんなら、たまにはしてあげましょう。
・「時折」です。調子に乗ってしょっちゅうはしない。
・逸れた話の内容が、くだらないものではなく、子どもの関心をひくものであること。
・授業の進呈に余裕があることが前提。
・先生は逸れた話に夢中になっていそうに見えて、実はしっかりと授業のことを考えていること。
いつも、まじめにしっかりと授業をする先生だからこそ、時折するくだけた話が子どもたちには新鮮になります。
いつも、まじめにしっかりと授業をできる子たちだからこそ、時折聴くくだけた話にリラックスして、メリハリをつけることができます。
そういうバランスが大事です。
うまい先生は、緊張と緩和を上手に使い分けます。
適度な緩和のためにも、計画的に話を逸らす手もあるんだということです。
(私は最近、計画的でなく思わず話が逸れてしまうことが多い… 反省)