九州の集中豪雨被害に遭われた方々にはお見舞いを申し上げますが,昨日は西日本から関東地方辺りまでの梅雨明けが発表されました。
しかし,はたして関東地方で梅雨のあいだ,そんなに雨降りました?
僕の印象では,少しは降ったかもしれないけど,梅雨だな~ってほどしみじみ降ってないんじゃないのか?
こんな程度で梅雨明けしちゃっていいのか?って強く思うのです。
だって,あらゆる生き物にとって水は命の源ですから。
植物も,動物も,われわれ人間もそう。
こういう数字をご存知でしょうか?
地球上に存在する水のうち,ほとんどを占めるのが海水で,その割合は96.5%。
陸水はたったの3.5%です。
陸水のうち,1.74%は南極やグリーンランドの氷河です。
次が地下水で1.70%。一部の浅い帯水層を除けば,これも利用するのは難しいです。
人間が飲み水や灌漑用水として容易に使用し得る河川水は,たったの0.0002%にすぎないのです。
集中豪雨的な雨はいっぺんに海に流れ出してしまいますので,被害はあっても益はありません。
しとしとと何日も降り続くような雨が,梅雨のあいだもっと欲しかったですね~~。