鈴本12月上席。 2012-12-01 | 落語 今日は雨まじりの天気ということなので,鈴本演芸場に行くことにしました。昼席の主任は柳家小里ん師匠。10日までのうちには行きたいな~と思っていたのです。その小里ん師匠の根多は,年の瀬らしく,「睨み返し」(去年の12月にも聴いてましたが)。大晦日の貧乏長屋に次々とやってくる掛け取りを,キセルを咥えながら鬼のような形相で追い返す様は,凄みがありました。何も喋らずして相手が畏れをなして帰っていく様子が可笑しかったり…。それから,もうずーっと贔屓にしている蜃気楼龍玉の「親子酒」も素晴らしかったなあ。それこそ何度も聴いてる噺だけど,やっぱり龍玉は群を抜いて上手い