本多勝一の朝日文庫シリーズは,多くの人が学生時代に読んだのではと思います。僕もそうでして,『戦場の村』,『殺す側の論理』,『殺される側の論理』,『職業としてのジャーナリスト』,『中国の旅』,『NHK受信料拒否の論理』などを,入れ込んで読んでました。しかし,その中で自分的にいちばん有益だったのは『日本語の作文技術』だったりした訳ですが…。
『アラビアの遊牧民』は,僕がこの数年読んでいるアフリカ,西アジア関連でたどりついた本でして,読むのは今回が初めて。かなり面白かったです。
元来マイノリティの側に立つ本多勝一氏が,平気で略奪や嘘を繰り返す沙漠のベドウィンに辟易する様子が幾度も出てきます。彼らは決して自分の非を認めない。見え透いた嘘をつく。約束を守らない・・・。取材を終えて彼らと別れるときは,「引き上げる喜び」すら感じた,と云うのですから,尋常じゃありません。
いったい沙漠の遊牧民という人たちは…,と僕はさらに興味を覚えるのでした。
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